Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

イングロリアスバスターズ

2009-12-11 16:30:48 | 映画
今回は今公開している映画「イングロリアスバスターズ」について。
タランティーノが監督している映画ということで、期待半分で観にいきました。
なにせ「おもしろくなかったら、お金はいりません」というくらいなので(笑)。

で、感想なんですが、結構長い映画なんですけど楽しめました。タランティーノといえば70年代のテレビシリーズにオマージュをささげるイメージですが、今回もそのテイストは満載です。これが、ナチスに復讐を誓う少女と、アメリカのナチス抹殺チームのイングロリアスバスターズとの話にはどうも「チグバグ」な感じを受けました。おもしろいんだけど「違和感」みたいな(笑)。

両親を殺された少女が、偶然ナチスのプロパガンダ映画の上映を引き受けることから復讐をしていくストーリーを軸に、イングロリアスバスターズの活躍を描くんですけど、コミカルなテイストが随所に入っていてタランティーノ節が炸裂しています。まさか、最後にあのひとも殺されてしまうとは(詳しくは、映画をご覧になってください)。って感じでした。
でも、このテイストはやはり「キルビル」や「ジャッキーブラウン」みたいな映画でこそ生きるものと思います。「ちょっと無理してんなぁ」的な感じがどうしてもあります。役者もけっこう豪華で、ブラピはもちろんのこと、ダイアンクルーガーなんかも出ています。

けっこう長いので、劇場で観た方がいいと思います。DVDとかで家で観るってなると「飽きる」かもしれません。

終盤の大火事のシーンは大きなスクリーンの方がいいですよ。

しかし、ブラピは一気に歳をとった感じしました。ちょっと前まではそうでもなかったのに(笑)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿