ヒマワリの種を通じて東日本大震災の被災地である福島県の復興を支援しようと、京都府向日市上植野町の障害者福祉施設「乙訓ひまわり園」が育てたヒマワリが花を咲かせている。
市民団体による「福島ひまわり里親プロジェクト」の一環で、同園は今年初めて参加した。受け取った種を育てて、採取した種を返す。その種は福島で再び栽培され、観光振興や搾油して調理用油・燃料に活用する。
同園では地域住民の紹介で取り組みを始めた。5月末に敷地内の畑約70平方メートルに種をまき、利用者や職員らが水やりをするなどして育ててきた。
2メートルほどに育ったヒマワリもあり、園の関係者や来園者を楽しませている。
福島で種を搾油した製品は11月にある利用者と地域住民の交流イベント「ひまわりフェスタ」で販売を予定している。
同園は「このプロジェクトのおかげで、福島とのつながりができ、地域とのつながりもできた。ぜひ続けていきたい」としている。
【 2014年08月11日 09時24分 】
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