「観音三十三身図」功徳を色鮮やかに 京都・一休寺で公開

2017-08-19 11:45:35 | 歴 history
 「一休さんのお寺」として知られる京都府京田辺市薪の酬恩庵一休寺で15日、江戸時代後期の画家、原在中(1750~1837年)が描いた「観音三十三身図」の掛け軸の公開が始まった。さまざまな姿で民衆に教えを説く観音菩薩(ぼさつ)が色鮮やかに描かれている。

 1793(寛政5)年に寺へ納められたとされ、毎年お盆に虫干しを兼ねて33幅ある軸を方丈に並べて参拝者に公開している。

 毘沙門天や王族、子どもなどの姿に変わった観音菩薩や、洪水などの災難に見舞われて祈る人々を救う様子などが絵で表現されている。16日まで。拝観料が必要。

【 2017年08月16日 10時52分 】


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