乙訓福祉会、来月20周年式典 音楽演奏などで祝う

2010-09-12 01:23:34 | 会 party
長岡京市の障害者地域活動センター「乙訓の里」や「乙訓楽苑(がくえん)」などを運営する社会福祉法人・乙訓福祉会は、10月で発足20周年を迎える。2日に記念の式典と催しを計画しており、当日にゲストで出演するバイオリニストが10日、同福祉会を訪れ、センター利用者に一足早く演奏を披露した。

 府立向日が丘養護学校(長岡京市)の重い障害がある生徒の卒業後の活動拠点として、父母が中心となり1978年に共同作業所「乙訓の里」が向日市で開所。現在地に移転後、90年に社会福祉法人・乙訓福祉会を設立し、「乙訓学園(後に楽苑)」を加えた二つの通所施設の運営を始めた。その後、グループホームなども開設し、今日に至る。

 2日の式典ではこれまで活動に貢献してきた関係者に感謝状を贈る。また催しでは、京都市出身で今年6月に英国王立音楽院を卒業したバイオリニスト、高雄敦子さんがゲストで登場。また大山崎町のラテン音楽グループ「オルケスタ山崎」の演奏披露なども予定されている。

 本番に先立つ10日の演奏で高雄さんは「メヌエット」などクラシックから「赤とんぼ」といった童謡までを披露。施設利用者は美しい音色に耳を傾けていた。


【 2010年09月11日 12時37分 】 京都新聞


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