新年を迎え、乙訓地域の社寺には多くの参拝者が初詣に訪れ、健康や学問成就などを願った。「元日寒波」の影響で1日午後から激しく雪が降り、まちは銀世界となった。
乙訓消防組合の観測では、1日朝から最大瞬間風速10メートルを超える冷たい風が吹き、同日午後3時ごろには気温が1度を下回った。雪が勢いよく降り、あっという間に積もった。
京都府長岡京市天神2丁目の長岡天満宮には、晴れ間が広がった1日朝から大勢の家族連れらが初参りし、参道には長い行列ができた。午後からの降雪の中でも人の波が途絶えることはなかった。
参拝者は社殿前で手を合わせて願い事をし、「優しい子に育ちますように」「志望校合格」「ピアノが上手になりたい」などと書いた絵馬を奉納した。おみくじを引いて今年の運勢を占う人もいた。
境内には、おでんやたこ焼き、お好み焼きなどの露店が並び、子どもらが熱々の料理をほおばって冷えた体を温めていた。
向日市や大山崎町の社寺も参拝者でにぎわった。
【 2015年01月03日 11時06分 】
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