災害時物資運搬で協定 京都・長岡京市とヤマト運輸

2017-07-13 17:54:18 | 賞 prize
 京都府長岡京市は11日、大手運輸会社ヤマト運輸の京都主管支店(久御山町)と、災害時における物資輸送や集積拠点の運営などについて協定を締結した。同支店は、地震などが起きた際に物資の運搬などに協力する。

 協定の主な内容は、市が管理する備蓄物資の避難所への輸送や、救援物資の集積配送拠点から避難所への運搬、物流専門家の派遣や同社が管理する物資拠点での救援物資の一時保管など。

 東日本大震災や熊本地震では、救援物資が避難所に届かないなど物流面での課題が浮き彫りとなった。市は、全国に集配送網を持ち、地域の物流を担う同支店と協定を結ぶことで、災害時の物資輸送の確保を図る。

 締結式で協定書に署名調印した中小路健吾市長は「市民の安心安全に直結する。普段から連携を大切にし、実効性のある協定にしたい」、井波勝宏支店長は「長岡京市の集配担当者は35人で、毎日交代で商品を届けている。社員と車両を生かし、地域住民に有用な活動ができれば」と話した。

【 2017年07月12日 10時24分 】


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