自転車で風を切る爽快 京都・向日で障害者向け体験会

2015-09-21 09:24:13 | 会 party
 自転車に乗る機会の少ない障害者向けの「タンデムサイクリング・ハンドサイクリング体験会」が19日、京都府向日市寺戸町の京都向日町競輪場で開かれた。さわやかな秋晴れの下、参加者が2人乗り自転車や手こぎ自転車を運転し、風を切って走る楽しさを体感した。

 京都市障害者スポーツセンター(左京区)や同市障害者教養文化・体育会館(南区)が企画し、同競輪場での開催は3回目。視覚や身体、知的の障害者18人が参加した。

 タンデムは2人乗りの自転車。京都サイクリング協会や日本競輪選手会京都支部の人たちが前でハンドルを操作し、障害者が後ろに乗って、息を合わせてペダルをこいだ。競輪選手と一緒にバンクを疾走する参加者もいて、気持ちよさそうに息を弾ませた。

 また、車いすに前輪を取り付けるハンドサイクルでは、参加者が車いすを押してもらいながら両手でクランクを回して運転し、普段とは違う走りに笑顔を見せていた。

【 2015年09月20日 11時01分 】


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