ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

ティーハウスタカノ(東京・神田神保町)

2005年05月09日 | 喫茶店へ行こう!
「紅茶 おいしいたて方(高野健次著)」の筆者が営むお店で、一度行ってみたかったところだった。
今回は昼時に行った。

店内は細い入り口から予想した広さよりかなり広い。
12時過ぎに入ったけど、それなりに席があったが、二十分もするとかなり混んでしまった。

頼んだのはランチセット(サンドイッチ四種類から一つ、ホットかアイスミルクティのうち一つ選ぶ)にババロアをつけて千円くらい。
先にアイスミルクティが運ばれてきた。



おいしい。メニューにはセイロンのミルクティとあったが、アッサムで作った 特濃アイスミルクティー に味がよく似ていると感じた。
コクがあって、紅茶というよりもココアみたい。
シロップを入れなくても甘みがあったので、最初から少しシロップか蜂蜜(味としてはこちらを連想)が入っているかも。

次にサンドイッチが出てきた。



サンドイッチはチーズトーストを選んだ。卵にきゅうりにチーズがサンドイッチされている。
ポテトサラダもついていた。
見た目より結構ボリュームがあって、味もしつこくなくておいしい。

230円でババロアがつけられたので頼んだ。



直径は10センチくらい。申し訳程度につくデザートではなく、ちゃんと一品としての量で、食べ応えがあって嬉しい。
昔手作りでこんなババロアを食べたような気がする、そんな懐かしい味。
冷えていておいしかった。

ランチタイムに入ったが、料理が出てくるのがとても早かった。
私は作業?をしながらのランチで少し食べる速度が通常より遅かったが、それでも入店からでるまで30分だった。
ランチとしてもとても良いと感じた。

ちなみに伝票には、セイロンのアイスミルクティーはキャンブリックティーと書かれていた。
家に帰って「紅茶 おいしいたて方」を開いたところ、店で出たものと同じと思われるキャンブリックティーの作り方が載っていた。
アッサムと蜂蜜を使用していたのが、答えが合っていたと言われたみたいでちょっと嬉しい。
今度、このキャンブリックティーを作ってみよう。

ティーハウスタカノ
東京都千代田区神田神保町1-3 寿ビル地下1階
TEL 03-3295-9048
月~金:10:00~21:30 土日祝:11:00~19:30
無休(年末年始のみ休み)
http://www.teahouse-takano.com/
コメント (2)
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「紅茶のおいしいレシピコンテスト」入賞者のレシピが発表

2005年05月08日 | お茶色の日々
久しぶりに 日本紅茶協会 のトップページを覗いたところ、4月14日に 「紅茶のおいしいレシピコンテスト」入賞者およびレシピを発表しました の記事が!
どんなレシピが発表されたのかとわくわくしながらページを開いた。

発表されているレシピはなんと16にのぼる。
材料や手間を考えると私にはちょっと無理かもと思うレシピもあるが、どれもとてもおいしそう。
レシピを眺めて味を想像するだけでも楽しい。

しかし、日本紅茶協会提供の 「季節毎のおいしいレシピ」 で気になるレシピもまだ試しきれていないのに・・・。
嬉しい悲鳴だ。

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釜いり江戸麦茶(常陸屋本舗)

2005年05月08日 | 今まで飲んだコーヒー、日本茶等の感想など
暑くなってくると麦茶が欲しくなってくる。
かつては麦茶を作るのが面倒で、色々なメーカーの麦茶パックを使っていたが、残念ながらどの麦茶パックを使っても麦から煮出したようなコクのある濃い味にならない。
今年はお茶を入れるのが楽しくなってきたことだし、久しぶりに麦から煮出した麦茶を作るぞ!

そうと決まれば、おいしそうな麦茶を選ばねばならない。
だが調べたところ、麦茶の種類が多すぎて困ってしまった。
実家の麦茶はなかなかおいしかったので聞いたところ、 常陸屋本舗の江戸麦茶とのことなので、ここの麦茶を買うことにした。

近所の西友に行くと、常陸屋本舗の麦茶は釜いり麦茶しかなかった。
400グラムで250円ほどだったが、常陸屋本舗のホームページを見ると、煮出し麦茶の中では一番良いもののようだ。
勿論、買って帰った。

麦茶の後ろの入れ方に沿って、さっそく麦茶を作ってみる。
ちなみに入れ方は以下の通り。

ヤカンの水(1.5リットル)が沸とうしたらお好みに合わせて本品(約85~100グラム)を入れ、3分ほど煮出して火を止め、30分おいてから麦をとり出し冷水ポットに移して冷やして下さい。

30分置いたあと、まだ熱い麦茶を飲んでみた。
ちょっと味が濃いかな?
でも、味が濃いかどうかは冷やしてみないと分からない。
お茶は冷やすと味も香りもすっきりするからだ。

3時間後、冷えた麦茶に氷を入れて飲んでみた。
・・・!!
懐かしい香りとコク。
日本の夏の味そのものだ。
飲んだ瞬間、反射的にスイカの匂いや、風鈴の音、夜の野球中継や(それは私だけか)、湿っぽい暑い空気がよみがえってくる。
実家の麦茶以上においしいかも。
夏っていいなあ。

まだ夏にはちょっと遠いが、この麦茶なら一足早く夏を味わえておすすめ。



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休日の朝

2005年05月07日 | お茶色の日々
最近暑い日が続いたので、ポットで入れる紅茶はご無沙汰になっていた。
しかし、昨日から今日にかけて雨が降り肌寒い。
こたつもつけてしまったほどだ。
そこで、久しぶりにポットで温かい紅茶をいれてみた。

茶葉は 「マカイバリ茶園クリスタルフラッシュ」
職場に持っていき携帯マグで入れて飲んでいるが、香りが良くてとても気に入っている。
久しぶりにポットで入れるが、携帯マグに比べて味は変わるかな。

紅茶を入れる間に作った きゅうりサンド(紅茶を入れる片手間に作れるくらい食べまくっている) をお茶請けに飲んでみた。
おいしーい!
携帯マグよりカップで飲む方が、香りが広がるし味も柔らかいし、温度もすぐに下がって飲みやすくなるし、最高!

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2005 FIRST FRUSH THURBO DJ-1(リーフル)

2005年05月07日 | ダージリン
またまたファーストフラッシュ。
こそっと覚え書き程度に記しておく。

入れてみた。
茶葉6グラムに対し、お湯600cc、蒸らし時間5~6分。

茶葉の香りは香ばしい煮物の香りだ。
紅茶というより昆布茶に近い気がする。
入れてみた。
香りはやはり、味わいのある昆布茶のよう(もしくは油揚げと昆布の煮物)。
味は独特の苦味が印象的。蒸らしすぎたかな。
ファーストフラッシュはやわらかな香りと味のものが多い印象があるが、これはそうしたファーストフラッシュらしくなく、しっかりと香りも味も出ていると思う。
ちょっと紅茶らしくない(日本茶に近い)ので、飲む人を選ぶかもしれない。
私は、こういう味わい深い紅茶も好きだなあ。

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リプトンのおまけの入れ物2

2005年05月06日 | 紅茶味や紅茶関連の食べ物の感想
リプトンのおまけ。
結局、缶のかわいさにこんなに買ってしまった。
入れ物はロフトで約千円。
高かったけど、入れ物は紅茶王子のワンシーンらしいかも。
紅茶王子が小さくしてくれた缶を瓶詰めしたら、こんな感じかもしれない。
(ちょっとごちゃごちゃしているかな?)

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このブログについて

2005年05月05日 | このブログについて
<HN>
ぎんぐ

<連絡先>
tararan192122@mail.goo.ne.jp

<一言>
2004年秋、家にある謎の食器がきっかけで紅茶にはまりました。
それからの試行錯誤や思いをリアルタイムで綴っています。
まだまだ初心者なので色々と熱い日々を送っています。
紅茶初心者の思いや疑問が、少しでも伝わると嬉しいです。
リンクはご自由にどうぞ。

<2011年9月28日追記>
トラックバックですが、現在はトップページからは見えなくなっております。
悪しからずご了承下さい。

<2012年追記>
コメントは停止中です。

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水出しのアイスティー(紅茶)を作った

2005年05月04日 | アイスティーを入れるまでの話
水出しアイスティーを初めて作ってみた。
今まで水出しの紅茶は、時間管理が面倒そうと敬遠気味だった。
しかし、「ダージリンのように味が出にくい(うろ覚え)紅茶ならそれほど神経質にならなくても大丈夫」という文を見かけて、挑戦してみることにした。

使った茶葉は 05年マカイバリ茶園クリスタルフラッシュ
1リットルの水に対し、茶葉は6グラム(リンアン流美味しい紅茶の入れ方 より)。
一晩(8時間以上)置いた。

朝、冷蔵庫を覗くと濁りのない金色のアイスティーができていた。
水色は成功。
初めての水出し紅茶なのに成功したことに気をよくしつつ、わくわくしながら飲んでみた。
味がない。
味は水なのに香りだけが花なのがかなり不自然で、香料入りの清涼飲料水を飲んでいるみたいだ。
水色は良いので、水出しには向いていない紅茶なのかも。
(もう少し茶葉を増やした方がよかったかな)

でも、水出し紅茶がきれいにできたことは一つの自信になった。
さて、次はどの紅茶を水出しにしてみようか。

コメント (4)
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お茶請けにショパンを

2005年05月03日 | お茶のある風景(読み物)

私には、恥ずかしながら音楽の素養がない。
歌も曲も「きれいだなあ」と思いはするが、自分から聞こうと思わないのだ。
我が家は夫がかけるCDが頻繁に流れているが、もし夫がいなかったら家は全くの無音状態だろう。

それだけ音楽に疎い私だが、ショパンだけはちょっと違う。
ショパンの代表曲ばかりが入ったCDを持っているが、どの曲を聞いても「赤いじゅうたんが敷かれた大広間で、優雅に紅茶を飲んでいる」気分になるのだ。
表現が陳腐なところに音楽の素養のなさが表れているけど、まあそこは愛嬌ということで。

さて、紅茶を飲み始めて以来、やってみたいことがあった。
「ショパンを聞きながら紅茶を飲んだら、どんな気分になるのだろう。」
もともと「赤いじゅうたんが敷かれた大広間で、優雅に紅茶を飲んでいる」気分になる曲をBGMに、きちんと入れた紅茶を飲む。
相乗効果で更に優雅な気分になりそうだ。

そんなわけで、ついにやってみた。
紅茶は 「シンブリー茶園 2004 オータムナル SFTGFOP1(TEAS Liyn-an)」
私が一番好きな紅茶だ。

カップを片手にショパンのCDをかける。
最初は「即興曲第4番 幻想即興曲」。
5分ほどして「ワルツ第1番 華麗なる大円舞曲」
・・・・・・。

だめだあああっ!
ちゃぶ台をひっくり返す星飛雄馬の父親のような勢いでCDを止めた。
紅茶を飲みながらじっと聞き入るつもりだったのに、他のこと(パソコンとか)をしたくてとてもではないが我慢できない。
ショパンをお茶請けに紅茶を飲むには、私の感覚は未熟すぎるのだろう。
それは、塩だけを肴に日本酒を飲めるようなものかもしれない。
・・・がっくり。


※画像はhare's photoさんからお借りしています。

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未来少年コナン

2005年05月02日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
宮崎駿監督の有名アニメ。
私は見たことがなかったのだが、夫はリアルタイムで見ておりしきりに薦める。
だが、ビデオで見るにはあまりにも長編過ぎて躊躇していた。

だが先日、夫が 「『Yahoo!テレビ 名作アニメクラブ』 で『未来少年コナン』を購入したから見てごらん。」と言ってきた。
会員になってアニメを視聴する権利を購入すると、40話未満の場合は月2079円、40話以上の場合は3129円で一ヶ月見放題らしい。
未来少年コナンは全26話なので2079円だ。
ビデオを借りるよりはかなりお得かも。

そんなわけで、暇なときにちびちびと見たがこれが面白い。
夫によると当時は週に一度1話が放映されていたそうだが、続きが恐ろしく気になる終わり方をするのだ。
私は全部まとめて見ることができて本当によかった。

物語の舞台は「磁力兵器を使った最終戦争が起こり、地球の地軸は狂い、地震や大津波が襲ってきて、長い間栄えてきた文明はいっぺんに崩れ、世界中のほとんどの人間は死んでしまった」世界だ。
詳しいストーリーは他のところで見てもらうこととして、この世界の食料は基本的に石油で作られている。
大地が地球上にほとんど残っていないからだ(多分)。
だから自然にできた小麦粉などは、ものすごくおいしく価値のあるものなのだ。
お茶好きとして注目したのは次のシーン。

モンスリー隊長に部下が紅茶を入れて持ってくる。
隊長はそれに口をつけて言う。
「これ、おいしいわね。石油ではなくて自然のものでしょう(台詞はうろ覚え)」

この世界では、石油でできた紅茶が当たり前なのか(嫌だな)。
だが、どうやって紅茶を栽培したのだろうか。相当環境を選ぶ作物だろうに・・・。
いやいや、この無骨そうな部下がきちんと紅茶を入れたことが驚きだ。
入れ方を知っていたのか。どうやって知ったのか。
一瞬のシーンだが、疑問がぱぱぱぱっと浮かんで楽しくなってしまった。

長いが、見ごたえのある名作だ。
機会があったらぜひぜひ。

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