ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

コーヒーミル

2019年01月25日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
「カフェでカフィを」(ヨコイエミ)は、コーヒーを巡る人間模様を描いた短編集。

これを読むと、コーヒーが飲みたくなる。
インスタント(粉)じゃなくて、モンカフェみたいなやつ。
モンカフェみたいなやつより、コーヒー屋さんのコーヒー。
できれば引きたて。

「カフェでカフィを」の1巻に収録されている「マリアージュ」は、「自分で引いたコーヒーを飲んでみたい!」、「コーヒーを引くのは簡単そう」と思わせてくれた話。
話のあらすじは、「残業で残った2人がコーヒーを入れて、市販のドーナツと共に飲む」という何でもないものなんだけど。

これを読んで、自分で引いたコーヒーをすごく飲んでみたくなり、棚に眠っていた新品のハリオのコーヒーミル(セラミックスリム)を引っ張り出した。

別記事で、このコーヒーミルを使ってみた感想を書きます。
ハリオのコーヒーミル、すごく簡単だった。
もっと早く使えば良かったな。

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色づく世界の明日から

2019年01月08日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
「色づく世界の明日から」は、2018年のアニメ。
長崎県を舞台に、祖母の魔法で、西暦2078年から2018年へと送られた女子高生月白瞳美(つきしろ・ひとみ)の物語(ウィキペディアより)。

2018年で、瞳美は女子高生の祖母と出会う。
イギリスに留学していた祖母は、瞳美と同じクラスにやってくる。

祖母はイギリス土産に、沢山&種々のリーフティー(箱入り。推定100〜125g)をクラスメイトに配る。
自己紹介の時に紅茶の箱(缶?)がピラミッド状に積んであり、1人1個どころか複数個ありそうな感じ。

紅茶の山に、わあっと沸き立つクラスメイト。
欲張って1人で5〜6個も抱え込む男子生徒もいた。

…それ、1個でも相当保つのに、5〜6個も持って帰ったら、飲み切れなくて困ると思うよ。
君は紅茶を入れたことがないから、入れるのはきっとお母さんだね(入れる人だったら、やみくもに5〜6個も確保しない)。
お母さんが入れるだけじゃ、その紅茶は飲み切れないと思うよ。
いい機会だし、自分で紅茶を入れてみようか!

そんな事を思いながら見ていた。
アニメ自体は絵が綺麗だけど、話の都合上モノクロとフルカラーが混在するため、目がちかちかする。
ずっとモノクロの方が、私には見やすいなー。

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LDK2月号の「あなたの知らない紅茶の話」

2019年01月06日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
雑誌LDK2月号の特集の1つは「あなたの知らない紅茶の話」。

この特集は、磯渕先生を始めとした、4人のプロの取材を元に書かれている。
特集内容は、以下のとおり(一部です。全部書き出そうとしたけど、多すぎて無理でした)。

・ティーバッグのクォリティは日々進化!今や茶葉並みの味が手軽に味わえる
・おいしいティーバッグを教えて
・薄〜く入れたストレートティーは家庭料理をおいしくします!!
・入れるのが面倒だからペットボトルでおいしい紅茶を教えて
・ミルクティーって甘くて苦手です
・どの牛乳を使っても味は同じ?
・甘ーい市販のミルクティーは何が一番おいしい?
・コーヒーの健康効果はよく聞くけど、紅茶はどうなの?
・じゃあおいしいデカフェのフレーバーティーを教えて

などなど。
大抵の記事で、10種類前後の商品を試してレビュー→結論を出している。
例えば、「おいしいティーバッグを教えて」では、メーカーもののアールグレイのティーバッグを15種類をプロが飲み比べ、clipperが一番という結論を出している。
凄い。
レビューされたアールグレイの中で、私が飲んだことがあり、かつ一番おいしかったのはアーマッドだけど、それよりもclipperがおいしいとは!
clipperは飲んだことがないので、探してこよう。

他の特集も、通り一遍の解説をする紅茶本とは違っていて、とても面白い。
レビューされている商品は(当たり前だけど)タイムリーなものだし、各商品を「おいしさ」「色」「香り」などの2〜3項目で、◎、◯、△、×と直感的な評価なのも分かりやすくて嬉しかった。

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西洋骨董洋菓子店(よしながふみ)

2018年04月13日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
文庫(新書館)で全3巻。
2巻が、一番ケーキが美味しそうに見えるエピソードがたくさんあると思う。
一番好きな巻だ。

私は、コーヒーの入れ方にこだわりがない。
なので、この2巻29ページで描かれていた「コーヒーの入れ方」で全て入れてる。
以下、抜粋。

-----
ええと……
ええと……

一杯につき、10gの中挽きの豆…
一杯増やすごとに8g足すから
二杯で18g…
-----

私は豆を町のコーヒー屋で買っている。
注文時は、「ペーパードリップ用に挽いてください」と言っている。
こう言うと、ペーパードリップに適した引き具合(というのかな?)にしてくれる。
(中挽きと言っても、同じように挽いてくれるかもしれないけど)
他(ロースト具合?とか)は、すべて「お店のおすすめで」と言って、注文は終了。

ここ何年かは、それで普通においしいコーヒーが飲めてる、と思う。


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1日外出録ハンチョウ

2017年12月10日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
有名漫画「賭博黙示録カイジ」のスピンオフ。
「カイジ」に登場する大槻班長の「休日」の過ごし方。
(この「休日」が特殊なんですが、それは漫画を読んでください)

大槻は、休日の1日を飲み食いすることに費やす。
これがすごくすごく美味しそう!
あらすじに「飯テロ・スピンオフ」とあるだけのことはある。
夜に読むと危険だ。

第6話「前世」では、なんと喫茶店が出てくる。
カイジ漫画と大槻と喫茶店!
ブラック過ぎる消費者金融業者&優雅なアフタヌーンティと同じくらい似合わない( ゚д゚)

だけど、これがおいしそう!
「グルメ通だけが知る穴場の喫茶店」で、シナモンたっぷりのアップルパイにロイヤルミルクティーで一服するのが大槻のお気に入り。
「グルメ通だけが知る穴場の喫茶店」ってどこ??
気になる!

この話で大槻が目覚める場所は(この漫画は毎話、大槻が色んな場所で目覚める所から始まるのです)、清澄公園(東京都江東区門前仲町)。
大槻は、ここから歩いて喫茶店に移動している。
この喫茶店に行ってみたい!
清澄公園あたりは、カフェが多くなっているところで、ちょっと調べただけでも「アップルパイのおいしいお店」で2軒ヒット。

…「1日外出録ハンチョウ」のお店紹介本を出してくれないかなあ。



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ローゼンメイデン(PEACH-PIT)-その2

2013年09月21日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
ローゼンメイデンという漫画に登場する真紅というドール(人形)は、かなりの紅茶好き。
以前にレビューしたものは最初の2巻くらいまでの話。

その後も紅茶が出てくるシーンがぽつぽつとある。

主人公のジュンの家に友達が遊びに来たシーン

(ジュンは友達にグラスに入ったお茶を出す)
友達 「…あっ」
ジュン「え…今度はなんだよもう」
友達 「何このアイスティー。すごいうまい。ペットボトルじゃないっぽい…」
ジュン「あ…あー…なんだ…。一応それ水出ししたやつだからさ。真紅のやつがうるさいんだ。茶葉から作れってさ…」

(※水出しアイスティーの作り方は、私の場合はこんな感じ。又は検索で好みのものをどうぞ~)

真紅のお留守番シーン

真紅「さて…、そろそろお茶の時間だわ。ジューン」

(いつもお茶を入れてくれるジュンを呼んだものの、ジュンは外出中であることを思い出した真紅)

真紅「……そうだったわね。」

(真紅は紅茶の入っている棚へ行き、紅茶缶に手を伸ばす。紅茶缶のデザインはマリアージュフレール)

真紅「まぁいいわ。たまには…。こうして下部の仕事を味わってみるというのも。これが紅茶缶ね…。缶が…、か、固…。」

(缶から茶葉状のものが飛び出し、床に散らばる)

真紅「刻みのり…?」
(缶がかわいかったという理由で、ジュンの姉がマリアージュフレールの缶に刻みのりを入れていた)

-------------
あと、人形たちがめいめいに飲み物を頼むシーンで、真紅が「セカンドフラッシュ」と注文した所があったのだけど。
どこの箇所かちょっと見つからない。

ローゼンメイデンに出てくる人形は、どれもすごく可愛い。
こんな人形のマスター(持ち主)になってみたい。
私は、男の子みたいな蒼星石がいいなあ。


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文芸春秋デラックス NO.43 「紅茶ですか、珈琲ですか」

2013年09月14日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
ゲット! ⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡
(紙のカバーがかかっていて見づらいけど)



写真は、8月の面白茶会で見て欲しかった、昭和52年11月発行の「文芸春秋デラックス NO.43 」(の表紙)。
買えたーー!
内容は、特集のタイトルが「紅茶ですか、珈琲ですか」だけあり、昭和52年当時の紅茶&珈琲事情やコラム等々で埋め尽くされている。

例えばこんな特集が。

・いま(昭和52年)日本で手に入る紅茶のラベル全員集合(フルカラーで掲載)
・「紅茶ですか、珈琲ですか」という質問に各界の著名人たち(星新一とか柳田邦男とか顔ぶれが凄い)が回答するアンケート特集。
・当時の紅茶屋マップ。ティークリッパーやティーハウスタカノが既にある。
・「うつわの美」と称した、各ブランド(マイセンやウェッジウッド等々)のティーカップの紹介。フルカラー。
・紅茶研究家の斎藤禎氏による「紅茶ゼミナール」。生産地&ブレンド方法&入れ方&アレンジティーの作り方がわずか7ページに収まっている。

あと、広告があちこちに入っているのだけど、これも時代を感じさせて楽しい。
こっちも思わず眺めてしまう。
(例:テニスのレッスンビデオが16ミリカラー30分で12万円)

時間ができるとあちこち読んでいる。
楽しい。
オフ会に行くときに持って行こうかな。


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コメント (2)
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サイコパス

2013年05月05日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
先日、「サイコパス」というアニメを見た。
(あらすじはこちら。よく作り込まれた大人向けのアニメです。)

サイコパスは、近未来警察もの&容赦ない追い詰めがメインで、いわゆる萌え要素はない。
このハードなアニメの第15話で、紅茶が出てくるシーンが1つある。

Psycho Pass - 15 Part 1

(該当のシーンは、6分48秒から)

完全犯罪を犯し続ける槙島が、共犯者のスーパーハッカーに対して、自身について語る。
槙島の前には、紅茶と小皿に盛られたマドレーヌが置かれている。

槙島は、自身について語りつつ、マドレーヌを紅茶に浸す。
紅茶をゆっくり吸い上げるマドレーヌ。
そのマドレーヌを、一口食べる槙島。

何て変わった食べ方!
私だけでなく、紅茶好きなら絶対にそう感じるはず。
クッキーを紅茶(ミルクティー)に浸すのは、よく聞く食べ方だけど、マドレーヌを紅茶に浸して食べるなんて聞いたことがない。
マドレーヌと紅茶の食べ方にセオリーなんてないけど、やわらかいマドレーヌは紅茶と別々で食べたくなるし、それが普通じゃないかな。
その変わった食べ方を、わざわざしっかりと時間を取って視聴者に見せている。

つまり、このシーンは、わざと「マドレーヌを紅茶に浸させている」。
制作者はそこに、何らかの意味を込めている。

というわけで、調べたところ、このシーンはマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の名場面をなぞっているだろうと推測するサイトがたくさん出てきた。
「失われた時を求めて」では、「ふと口にした紅茶に浸したマドレーヌの味から、幼少期に家族そろって夏の休暇を過ごした記憶がよみがえる」シーンがある。
こんな風に嗅覚や味覚から過去の記憶が呼び覚まされる心理現象を、プルースト現象と言う。
(参考サイト:ローピーのちょっと得するサロン-FP・京都-

この場面、絶対「失われた時を求めて」をなぞっているよ!
非常に考えられたストーリーのサイコパスで、何の前置きもなく「マドレーヌを紅茶に浸す」シーンが出てくるなんて考えられない!

というわけで、ちょっと主張してみたのでした。

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きのう何食べた?(よしながふみ)

2013年04月06日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
よしながふみの「きのう何食べた?」に、紅茶アイスの作り方が!
おいしそう~。
いつか絶対作る!という決意と共にレシピをメモ。

1.鍋に水少々を入れて沸騰させ、アールグレイのティーバッグを2個入れて火を止めてふたをする。
2.3分経ったら牛乳を500ccほど入れる。
3.そこに更に砂糖70gとコンデンスミルク140cc(1本分)を入れて、もう一度鍋を火にかける。
4.材料が全部溶けて混ざったら、ティーバッグを取り出して液をバットに流し入れる。
5.途中フォークで何回かかき混ぜながら、冷凍庫で4時間以上冷やしたら出来上がり。

個人的においしそう!と思えるポイントは、1の「水少々(多分、ティーバッグが浸る程度)」に対し、牛乳とコンデンスミルクの多さ。
水っぽくない濃いミルクティーの作り方に近い。

私なら、アールグレイはアーマッドのアールグレイを使ってみたい。
だって、味がすごく濃く出て、香りもスタンダード(強いけど)。
ルピシアのブレックファスト・アールグレイも捨てがたいけど、紅茶アイスにしたら人工臭さが目立つかも。

アールグレイがなかったら、別の紅茶でもいいそうですよ。

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アニメの登場人物と紅茶

2013年01月30日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
【MAD】 マミさんのテーマ - Credens justitiam - 【原曲×合唱】


先日、勧められて「魔法少女まどか☆マギカ」を見た。

魔法少女の1人、「マミさん」の紅茶好きが凄い。
まどかたちが家に行くと、必ず陶器のポットで自ら紅茶を出す。
読む雑誌は「紅茶生活」。
マミさんは中学生だけど、中学生とは思えない大人っぽさ。

マミさんの戦闘後の勝利のポーズは、カップで紅茶を静かに飲むこと。
(上の動画のラストシーンを参照)
実に徹底している。

「魔法少女まどか☆マギカ」を見た後、これまた勧められた「けいおん!」を見た。
こちらは2話しか見てないけど、放課後に主人公たち(高校生)がポットで入れた紅茶を飲んでお菓子を食べまくっている。
主人公達のうちの1人が、道具を一式持ち込んで入れているとのこと。
いいなあ~。

だけど、2つのアニメを連続して見たせいか違和感が。

どちらのアニメにも、紅茶を茶葉で入れ慣れている女の子(中高生)がいるのがすごく不思議。
そんな女の子に出会うのは、現実には確率が低い。
少なくとも、私はこれまでの人生で出会ったことがない(正確には1人いた)。
なのにアニメでは、割と当たり前にいるかのように描かれている。

まだ中高生でありながら、ティーバッグという便利なものに目を向けず、面倒な茶葉で入れるこだわり。
それも一時的なかっこつけではなく、人に対して入れ慣れてしまうほど。
本当に紅茶が好きなんだなと思う。

中高生の女の子が、「紅茶生活」なんて専門誌(架空だけど)を読んで、ポットで紅茶を入れてしみじみする…は、大人の目から見たら素敵だけど、実際はそんな落ち着いた(枯れた)子なんて、滅多にいない。
紅茶を日本茶に変えると、私が感じている「中高生にはあり得ない枯れぶり」が伝わると思う。
「コーヒーをサイフォンで入れ慣れている女子中高生」でも、あり得なさぶりが伝わるかも。
中高生だと紅茶のような大人の趣味より、楽しいことがいっぱいあるだろうし。

滅多にいないからこそ、「紅茶をポットで入れるのが好きな女子中高生」はアニメの登場人物にもなるし、夢になるんだなと思ったのでした。


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