ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

動画で見られるアイスティーの作り方

2012年09月13日 | アイスティーを入れるまでの話
紅茶専門店による(プロによる)アイスティーの作り方。

アイスティー 入れ方 【紅茶専門店が教えます!】 アイスティー

セレクトショップによるアイスティーの入れ方。
作った紅茶をポットを入れた氷に直接注ぐタイプの作り方。
最後は氷入りポットに入った紅茶が写されておしまいだけど、グラスに注いで数分経った所も見せて欲しかった。
私はそこで濁ってしまうので。

紅茶アイスティー一人分~紅茶専門店の紅茶教室

ロンドンティールームによるアイスティーの作り方。
二度取り(ダブルクーリング)。
ポットではなく鍋を使う分、ワイルドな感じ。

水だし紅茶の作り方 - 夏にぴったりの簡単レシピ

紅茶専門店アムシュによる水出し紅茶の作り方。
水2リットルに対し、茶葉15g。
茶葉の種類によるけど、ダージリンで水出し紅茶を作る場合は、この分量だと薄くなると思う。
私の場合、水1リットルに対し茶葉(ダージリン)は約20g。


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炭酸水出しに挑戦してみた

2012年05月30日 | アイスティーを入れるまでの話
面白茶会で飲んだヴァリアシオンを使った「水の代わりに炭酸水で出したアイスティー」に感動したので、早速炭酸出しアイスティーに挑戦してみた。

使ったレシピはこれ。
1.750ccの瓶入りのスパークリング・ウォーターを用意する。
2.6gの茶葉を量って瓶に入れる。
3.瓶のふたを締めて逆さにし、二回、上下にゆっくりとひっくり返す。
4.冷蔵庫に6時間以上、もしくは一晩置く。
5.炭酸ガスを逃がしながら、瓶のふたをゆっくり開ける。途中まで開けたら、炭酸が抜けるまで1分ほど待ち、おさまったら完全に開ける。
6.ストレーナーを使って、グラスにアイスティーを注ぐ。
(「究極の紅茶を入れるために」ティム・ドフェイ P58~P61)

では、レシピに沿って挑戦。

1.750ccの瓶入りのスパークリング・ウォーターを用意する。
用意したのは、アサヒから出ているウィルキンソンの無糖のやつで、量は500ml。
茶葉はレシピの「750ccに対し茶葉6g」を無視して、茶葉9gと多めにした。
私の、水出しアイスティーの好みが水300ccに対し、茶葉6gと多めなので。


2.6gの茶葉を量って瓶に入れる。
ペットボトルの口が狭く、茶葉はとても押し込めそうにないので、本に書いてあったとおり、紙をじょうごのように丸めて、そこに茶葉を流し込んだ。
入りきらない茶葉は、無理やり押し込んだ。


3.瓶のふたを締めて逆さにし、二回、上下にゆっくりとひっくり返す。
4.冷蔵庫に6時間以上、もしくは一晩置く。

ここは特筆すべきことはなし。
レシピそのままの作業だった。


5.炭酸ガスを逃がしながら、瓶のふたをゆっくり開ける。途中まで開けたら、炭酸が抜けるまで1分ほど待ち、おさまったら完全に開ける。


一晩置いた炭酸出しファーストフラッシュの写真↓


あまり、紅茶の色が出ていない。
とりあえず味見しようと思い、何も考えずにキャップを開けたところ、炭酸と茶葉がはじけるように飛び出してしまい、台所が大変なことに。
レシピ通り、「ふたはゆっくり開け、途中まで開けたら、炭酸が抜けるまで1分ほど待ち、おさまったら完全に開け」ましょう。

なお、味は薄いファーストフラッシュのアイスティーだった。
使った茶葉が炭酸水と相性が悪かったのか、ヴァリアシオンの炭酸出しのような感動がない。
炭酸水に薄く紅茶の風味がするものを飲んでいる感じ。

なお、更に半日おいた所、かなりいい色になった。


アイスティーの味は悪くない(まあまあおいしいファーストフラッシュの水出し)。
ただ、炭酸水の味なのか、酸っぱいような水の味が強い(途中の開栓で失敗して、炭酸をあふれさせたのがいけないんだろうな)。
この酸味のある味に、紅茶の味がなじんでなかった。
というか、おいしくなかった。


ヴァリアシオンのティーソーダの感動を家でも味わいたいため、私の炭酸出しの試行錯誤はしばらく続くかもです。
ちなみに、少し前にもツイッターでも炭酸出しが話題になっていた。
こんなまとめが。

炭酸水出し紅茶に情熱を燃やす人々


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ミネラルウォーターと浄水器と水道水で作った水出しを飲み比べてみた

2011年10月06日 | アイスティーを入れるまでの話
つい先日、購入した浄水器
新品のうちに試しておきたいことがあった。
それは、

「ミネラルウォーターと浄水器と水道水で入れた紅茶は、味が違ってくるのか?」

そこで、確認してみた。

紅茶は水出しで入れて、確認することにした。
水の味がよく分かるのは、ホットやミルクティーではなく、冷たい水でじっくり味を出す水出しアイスティーだと思うので。

使った紅茶は2010年のダージリンのオータムナル。
農園はジュンパナ・アッパー。
茶葉3gに対し水150cc、冷蔵庫で一晩かけて抽出。

できた。
右からミネラルウォーター、浄水器、水道水。



まず、ミネラルウォーターで入れた水出しを飲んでみた。
藁みたいな渋みと紅茶らしい味。
ホットで入れた紅茶を冷たくして、渋みだけ少し抜いた感じ。
後味すっきりの紅茶でおいしい。

次に、浄水器で入れた水出しを飲んでみた。
この浄水器は、水に含まれる15種類の不純物を8割方取り除くらしい。
ミネラルウォーターと、全く同じ味がした。
水道水にありがちな変なにおいもない。

最後に、水道水で入れた水出しを飲んでみた。
なんと、これもミネラルウォーターと同じ味。
変なにおいもしない。
「冷たいすっきり感に鼻がだまされたんじゃない?」と何度も飲み比べてみたけど、やっぱりミネラルウォーターと同じ味だった。

私が住んでいる地域は、水のおいしいところではない。
なのに、カルキのにおいもしないってどういうこと?
今の住居が新しいことが関係しているのかな。

納得いかないけど、(あくまでも、私の住んでいるところに限ってだけど)浄水器を通した水は、ミネラルウォーターと比べても「味には」遜色がないことがわかった。
あくまでも「味」に影響しないだけで、細かい成分を気にするのなら、ミネラルウォーターの方が絶対いい。
まあ、これでお湯をたっぷり沸かして紅茶が飲めるようになった~。

ちなみにこの水出し、茶葉を抜いて時間をおいて飲んだところ、ハーブのような花のような華やかな香りのする紅茶になっていた。
こんなこともあるんだな。


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「オン・ザ・ロック法」に挑戦

2011年09月18日 | アイスティーを入れるまでの話
【始めに】
この記録は、レシピの「7.軽く混ぜながら(実際は軽くではなくきっちり混ぜる方がいいそうです)、氷を追加する。」を省いたため、参考程度のものです。
みーやさんからご指摘があり、私もやってみて分かったのですが、レシピの「6.砕いた氷を、グラスの6~7分目まで入れ、そこに紅茶を上から一気に流し込む」でクリームダウンしなくても、「7.軽く混ぜながら、氷を追加する。」でクリームダウンすることがあります。
よって、結論で述べた「茶液が濁る茶葉の量」は、もっと少ないと思います。

そんなわけで、この記事はあまり正確な記録ではないのですが、味はともかく「不器用がオン・ザ・ロック法で濁らないアイスティーを作る」過程は面白いかも?と思います。
点線以下をご覧下さい。

ちなみに、レシピの「7.軽く混ぜながら、氷を追加する。」を省かなかったものにつきましては、記事の下の方にある赤字部分をご覧ください。

色々失敗はありましたが、オン・ザ・ロック法で「濁らないアイスティー」は作れるようになりました!た、多分。
次は「濁らず、味の良いアイスティー」を作れるようにならなくては…。

みーやさん、アドバイスをありがとうございました。

-------------------------
アイスティーの作り方には「オン・ザ・ロック法」と「二度取り」の2つがある。
「オン・ザ・ロック法」は何度も挑戦して、その度に玉砕してきた。
そんな「オン・ザ・ロック法」は以下のとおり。

【オン・ザ・ロック法】
1.新鮮な水をやかんに入れ、沸騰するまで沸かす。
2.ティーポットに分量の水を入れてみて、どのあたりまで入れればいいのか、あらかじめ目安をつけておく(1人前は約160~180cc)
3.ティーポットを温める。
4.茶葉をティーポットに入れる(1人前は4~5g)
5.ティーポットの中に沸騰した湯を注ぎ、約3分間蒸らす
6.砕いた氷を、グラスの6~7分目まで入れ、そこに紅茶を上から一気に流し込む
7.軽く混ぜながら、氷を追加する。
8.好みでガムシロップを加えてできあがり。
(高野健次「紅茶 おいしいたて方」より)

要は、紅茶を作って氷の上から注ぐだけ。
なのに、手順6でいつも白く濁ってしまい(クリームダウン)、濁りのないアイスティーにならない。
この方法できれいなアイスティーを作ることは、すっかり諦めていた。

ところが、先日、みーやさんから「茶葉の量や蒸らし時間などを工夫してみると、案外うまくいきますよ」とのコメントを頂いた。
そういえば、私はレシピに頼らず、自分で茶葉の量や蒸らし時間を変えたことはあっただろうか。

否!

極端な話、茶葉0.1gに対し、お湯が150ccの場合、白く濁るものだろうか。
きっとない。
つまり、白く濁る茶葉の量や蒸らし時間のポイントがある筈だ。
そこを見極める!

とりあえず、白く濁る茶葉の量を探ろう。
用意した茶葉はダージリン。
10年のナムリン農園アッパー EX-581。オータムナルだ。
(以下、写真がきれいでなくてすみません)

まず、茶葉を0.3g、0.5g、0.7gに分ける。



次に紅茶を作る。
お湯は150cc、蒸らし時間は6分。
6分は、この茶葉のホットティーでの推奨蒸らし時間。
茶葉以外の他の条件を一定にしたかったので、この蒸らし時間を採用することにした。
ちなみに茶葉2g、お湯150cc、蒸らし時間6分で、推奨レシピのホットティーができる。
(正確には、推奨の入れ方は「茶葉4gに対してお湯280~300cc、蒸らし時間5~6分」。)



ティスティングカップの紅茶を、氷を入れたグラスに一気に注ぐ。
経験上、濁る場合は1~2分くらい置くと分かるので、1分ほど待ってから濁りがないかどうか見る。
3つとも濁りなし。



濁って見えるのは水滴によるもの。
下の写真は0.7gのもの。



この作業を茶葉を増やしつつ、繰り返した。

【1.0g、1.3g、1.5gで入れた】
濁りなし。
グラスの写真は右から1.0g、1.3g、1.5g。
1.5gで入れた物は、グラスの底がくっきりと見える。
グラスの底を見せている写真は、氷を入れてから5分ほど経ったもの。
(以下のグラスの底を見せている写真はすべて同じ)



【1.7g、2.0gで入れた】
濁りなし。
グラスの写真は右から1.7g、2.0g。
2.0gで入れた物は、グラスの底がくっきりと見える。
底がくっきりと見えている様子を示すため、底にキッチンペーパーを敷いてみた。



【2.3g、2.5g、2.7g、3.0gで入れた】
濁りなし。
グラスの写真は右から2.3g、2.5g、2.7g、3.0g。
3.0gで入れた物は、グラスの底がくっきりと見える。



【3.3g、3.5gで入れた】
濁りなし。
グラスの写真は右から3.3g、3.5g。
3.5gで入れた物は、グラスの底がくっきりと見える。



【3.7g、4.0g、4.7gで入れた】
ここで、思い切って茶葉を4.7gにして入れた。
4.7gにした理由は、レシピの「お湯約160~180ccに対し、茶葉4~5g」の上限に近いから。
グラスの写真は右から3.7g、4.0g、4.7g。
3.7gでは濁りなし。
4.0g、4.7gはクリームダウン。



よって、この茶葉のクリームダウンのポイントは、3.7~4.0gの間にある。
ここで残念ながら茶葉が切れたので、シンブリ農園DJ-791クローナル(2010年のダージリン。オータムナル)で続行してみた。

【3.7g、3.8g、3.9gで入れた】
グラスの写真は右から3.7g、3.8g、3.9g。
3.7g、3.8gは濁りなし。
3.9gでかすかに濁りが出た。
茶液を透かすと濁りの気配があるけど、写真に収めるのは難しかった。



【4.0gで入れた】
3.9gよりも、ほんの少し濁りが出てきた。
写真では分からないけど、上1/4がかすかに濁っている。
でも、まだグラスの底や向こうは透けて見える。



【4.1g、4.2g、4.3gで入れた】
グラスの写真は右から4.1g、4.2g、4.3g。
キッチンペーパーを敷いた写真は、下から反時計回りに4.1g、4.2g、4.3g。
4.1gには濁りの気配はあるものの、グラスの底は透けて見えるレベル。
4.2gで全体的に白っぽく、4.3gで完全にクリームダウン。




【結論】
・10年のナムリン農園アッパー EX-581の場合、茶液が濁るポイントは、茶葉3.7~4.0gの間(お湯150cc、蒸らし時間6分)。
・シンブリ農園DJ-791クローナルの場合、茶液が濁るポイントは、茶葉3.9g(お湯150cc、蒸らし時間6分)。
・よって、ダージリンのオータムナルを使い「オン・ザ・ロック法」でアイスティーを作る場合、茶葉3.7gより少なめか、お湯150ccより多めにすると、成功しやすいのでは?と推測される。
また、お湯150cc、蒸らし時間6分の場合、茶葉3.7gは少々味が濃いように思う。

※上記の私の考察よりはるかに参考&勉強になるのは、この記事でいただいたみーやさんのコメントです。凄い!
私の次の課題は「おいしくアイスティーを入れること」なのですが、ちゃっかり参考にさせていただいて試行錯誤しようと思ってます。


【重要】
上記の記事を書いた後、みーやさんから「、この実験で「かきまぜる」ということをしましたか?クリームダウンしてないように見えても、かき混ぜると一気にクリームダウンするということがよくあります。なので、「かき混ぜてもクリームダウンしない」ということを確認する必要があります。」というコメントを頂いた。
もちろん、上記の検証(?)ではかき混ぜていない。
オン・ザ・ロック法でアイスティーを作るときは、いつも茶液を氷に注ぐ所でクリームダウンして玉砕していたので、かき混ぜることを重要視していなかった。
かき混ぜる行為に、そんな意味があったとは…。

というわけで、シンブリ農園DJ-791クローナルで、かき混ぜる行為も含めて実験をし直してみた。

茶葉を、2.0g、2.7g、3.0g、3.7gの4つに分けて入れた。
すべてお湯150cc、蒸らし時間6分で入れた。
(なお、この茶葉の推奨のホットティーの入れ方は「茶葉4gに対してお湯280~300cc、蒸らし時間5~6分」。)

まず、2.0gでできた紅茶を、氷の入ったグラスに入れる。



次にグラスが冷えるまで、ストローで紅茶をかき混ぜる。
これは、みーやさんからいただいたコメント「茶液を注いだらグラスを手に持ち、グラスがキンと冷える温度になるまで素早くかき混ぜています」に従っている。

グラスが冷えるまでかき混ぜたアイスティー。



濁ってはいない。



この後、レシピ通りに氷を浮かべた。



これを2.7g、3.0g、3.7gで入れた紅茶にも繰り返す。

2.7gの茶葉で作ったアイスティー。


3.0gの茶葉で作ったアイスティー。


3.7gの茶葉で作ったアイスティー。


実は、3.7gにはかすかだけど濁りの気配がある。
写真では分からないし、時間が経っても一見濁りはしなかったけど、間違いなく濁りの気配がある。
かき混ぜなかったときは、3.7g、3.8gは濁りもなくきれいにできた。
よって、みーやさんが言われる通り、「できたアイスティー」をかき混ぜる行為は、アイスティーを濁らせないために重要。

4つ並べて記念撮影。


シンブリ農園DJ-791クローナルの場合、茶液が濁るポイントは3.0~3.7gの間にある。
(シンブリ農園の茶葉が尽きたので、これ以上の検証ができなかった)
また、かき混ぜる行為が濁りに影響を与えることがわかったため、上記の【結論】は正確ではないこととなる。



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【余談1】
「オン・ザ・ロック法」のレシピが載っている「紅茶 おいしいたて方」には、次のような注意書きがある。

「グラスに注ぎ入れるときに、紅茶がティーポットから勢いよく出てこない場合があります。ティーポットの中に茶こし用のネットが張ってあったり、茶殻が出ないように小さな穴(蜂巣)が開いていたりすると、紅茶のでが悪くなりがちです。それが原因となってアイスティーが濁ることがあります。アイスティーを入れるときは、茶こし用ネットなどのないティーポットが理想です」

昔、「オン・ザ・ロック法」に挑戦して玉砕していたときは、これはやらなかったと思う。
今回、テイスティングカップで入れたため、お椀に入った茶液をグラスにざぶんと入れるような感じで入れた。
そのせいか、茶葉がかなり多いときも濁らずに入れることができた。
この部分は、「オン・ザ・ロック法」でアイスティーを作る際は注意した方がいい点かもしれない。

【余談2】
レシピの「7.軽く混ぜながら、氷を追加する。」(実際は軽く混ぜるのではなく、グラスが冷えるまでぐわっとかき混ぜる)は、重要ポイント。
検証については、上記の赤字部分を参照。
コメント (3)
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5層のセパレートティー

2010年01月15日 | アイスティーを入れるまでの話
【始めに】
通常セパレートティーといえば、下が紅茶、上がグレープフルーツのアレンジティーのこと(参考画像)。
結構難しいレシピで、私の場合は作れるまでに1年以上かかった。
(その試行錯誤の様子はこちら

2層のセパレートティーが作れるようになって満足していたけど、crema catalanaのユイスさんが3層や4層のセパレートティーを作っているのを見て、欲が出てきた。
私も3層や4層のセパレートティーを作ってみたーい!
(3層や4層のセパレートティーを作った記事はこちら。)

4層のセパレートティーを作れて大満足だったけど、ある日、私のブログにトラックバックが飛ばされてきた。
飛ばしたのはお紅茶漬けのおいなりさん。
トラックバックをクリックすると、おいなりさんが考案&作成した5層のセパレートティーが!
しかも5層の色がグラデーションしている。
凄すぎる!
私も5層のセパレートティーを作ってm(以下略)

そこで、おいなりさんにお願いして5層のセパレートティーのレシピを入手して挑戦。
(なお、このセパレートティーは作るためのコツが色々あるのですが、それについては敢えて触れてません。)

【1層目】
最下層はガムシロップ。
2層目のかき氷のみつとうまく分離しなかったため、ガムシロップに更にグラニュー糖を3g入れて煮詰めた。



【2層目】
下から2番目の層はかき氷のみつ(レモン味)。
ここが一番苦労した!
何回やってもかき氷のみつがガムシロップの下に入ってしまうんだもの。



【3層目】
下から3番目の層はみかんの果汁。



【4層目】
下から4番目の層はアイスティー。
茶葉はウェッジウッドのオレンジペコー。
油断すると3層目とすぐ馴染むので、入れながらどきどき。
ここまで来て失敗したくない~。



【5層目】
一番上の層は炭酸水。
写真ではちょっとわかりにくいけど、ちゃんとセパレートしています。



このセパレートティー、とにかく色のグラデーションが素晴らしい!
携帯電話のカメラ&私の腕では、その美しさが伝わらないのが残念。
これらの写真が私の限界。
でも、遂に5層のセパレートティーを作ったぞーー!

【番外編】
このセパレートティーの考案者のおいなりさんが、「この5層のセパレートティーにアイスを乗せたら、4層目のアイスティーと5層目の炭酸水の間にアイスが入って6層になるはず」と言っていたので試してみた。

5層のセパレートティーにアイス投入。
緊張の一瞬。



最初は何も起こらなかったけど、アイスが溶けてくると違った感じになってきた。
最上層の炭酸水はそのままで、その下にアイスが溶けて潜り込もうとしているような。



時間が経つと炭酸水と紅茶の層の間にアイスが入り、こんな感じに。



最上層に炭酸水の層が2ミリくらいあるのだけど、この写真ではわからないかなー。
5層のセパレートティーを作る際に、炭酸水の量をもっと多くしたら、写真でもはっきりわかったと思う。
ちなみにこのセパレートティー、味は炭酸系のオレンジジュースみたいでとてもおいしかった。

これで私のセパレートティー挑戦記は終わり。
…のはず。

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水を変えてアイスティーを入れる/ファーストフラッシュの水出しに最適な水は?

2008年03月21日 | アイスティーを入れるまでの話
昨年のリシーハット農園のファーストフラッシュは、水出しにするとすごくおいしかった。
マスカットジュースそのものの味がした。

でも、日によっては普通の緑茶みたいな味だったり、紅茶だか緑茶だか分からないぼんやりした味のこともあった。
この差は体調によるものかと思っていたけれど、ふと思った。
味の違いは使用する水にも左右されるのかもしれない。

私が水出しで使用する水は、普段使っている店の品揃えの都合上、4種類に限られている。
南アルプスの天然水、六甲のおいしい水、月山の水、アルカリイオンの水(水道水はまずすぎるので使用しない)。
なので、この中に「マスカットジュースそのものの味」と感じた水があるはず。

使った茶葉は、勿論リシーハット農園のファーストフラッシュ(07年)。
茶葉6gに対し水300cc、抽出時間9時間。
自宅の冷蔵庫で抽出した。

【南アルプスの天然水】
硬度30・PH7.1。
緑茶っぽく、苦みだけ出てしまい、正直あんまりおいしくない。
体調によるものかとおもい、日を変えたり、茶葉の量を少し変えたりと(300ccで6グラム→300ccで5グラム)何度も入れて飲んだけど、私が感動したほどの鮮やかなマスカットフレーバーが全く感じられない。

【六甲のおいしい水】
硬度32・PH7.2
ファーストフラッシュっぽい緑茶風味に、ハーブのような香りと鮮やかなマスカットの香りが強くかぶさる。
かなりおいしい。これまた何度も入れてみたけど、このおいしさは変わらなかった。
けど、マスカットジュースみたいな強烈なきつさにはちょっと及ばなかった。

【月山の水】
硬度51
ハーブチックな香りが消えて、マスカットの香りが前に出る。
でも六甲のおいしい水に比べると、香りが弱すぎる…。

【アルカリイオンの水】
硬度59・PH8.5~9.7
パッケージの美しさに期待して飲んだところ、かなりクセのある緑茶風味の紅茶。
飲みにくい!

…というわけで、リシーハット茶園のファーストフラッシュ(07年物)の水出しに適している水は、【六甲のおいしい水】と思われる。
もしかしたら、他のファーストフラッシュの水出しにも適しているかもしれない。
今年の春~夏にかけて、再度検証してみよう(時間的余裕があれば)。

ちなみに、茶葉&抽出条件とも変えずに他の水でも入れてみた。
水はルピシアから取り寄せた。
もっと紅茶の水出しに適した水があるかも?!

【木曽の湧水】 
硬度約20・PH7.5
グリニッシュな緑茶味が後ろに引っ込み、マスカットの香りがそこそこ前に出る。
だけど、全体的に風味が弱め。
携帯マグで飲むと、香りが薄いので、一瞬水を飲んでいるのかと思ったくらい。

【黒部の氷筍水】
硬度140・PH7.3
これはファーストフラッシュとセカンドフラッシュ両方で水出しにした。
・ファーストフラッシュ:緑茶の風味がやや薄めに出る。飲むたびに人工香料っぽいブドウの香りを感じる。
・セカンドフラッシュ:べっこう飴みたいな風味とクセが強く出る。セカンドフラッシュの水出しには不向き。

【天上の明水】
硬度4・PH7.4
抹茶のような味と甘みが強く出る。
マスカテルっぽい香りも普通に前に出ており、なかなかおいしい。

【オアシスの水 マサフィー】
硬度85・PH8.2
緑茶っぽい固くて渋みのある味が強く出ている。
香りはかすかにマスカットっぽさが乗る程度。

【梵珠百水】
硬度97.4・PH8.2
緑茶っぽい固くて渋みのある味(マサフィーほどきつくはないが)に、マスカット風味がふんわりのっている。

----------------------------
感想。
ファーストフラッシュの水出しの味は、硬度が低いと甘い抹茶風味が強く出て、硬度が高いと緑茶風味が強く出る。
香りは、硬度が低いとマスカットっぽい果物っぽさが前に出て、高くなると果物っぽさが引っ込む傾向にある。

私の好みの水出しは、【六甲のおいしい水】で作ったもの。
でも、同じような硬度とPH値の【南アルプスの天然水】や日田天領水(←記事にしていない)で作ったものはあまりおいしいとは思わなかった。
不思議だ。
あと、かなり軟水の【天上の明水】で作ったものが好み。
甘くて、それでいて果物っぽい香りがあっておいしかった。
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セカンドフラッシュの水出し

2007年08月05日 | アイスティーを入れるまでの話
G-クレフのダージリンの水出しアイスティの記事は素敵だ。
「きらきらした美しいマスカテルのアイスティ」、私も飲んでみたい!

ちなみにレシピはこれ。
通常どおりにお湯で淹れるときと同量の水で茶葉を蒸らします。
時間は常温で3~4時間。

これだけできらきらした美しいマスカテルのアイスティができるのです。


早速試してみた。

【GOPALDHARA WONDER TEA 07-DJ28(ルピシア)】
07年のファーストフラッシュ。
ホットで飲むと、甘く鮮やかな果物の香りがする。
百合の花束のような、華やかで甘い風味の紅茶。
値段とワンダーの名前に見合っている。
これをアイスティにしてみた。

水300ccに対し、茶葉4.5グラム、常温で4時間置いた後、茶葉を抜いて冷蔵庫で冷やした。

ホットで飲んだ時の、果物のような甘い香りはわずかに感じられる。
ファーストフラッシュの緑茶のような味もちゃんと出ているのだが、風味ともかなり薄い。
次は、もう少し茶葉を増やして入れよう。
(その後、茶葉を9グラムに増やしたところ、今度は苦かった…。6グラムくらいがちょうどいいのかな)

【SUNGMA T.E. KAKRA-MUSK(Tea House TAKANO)】
ホットでは、フォートナム&メイソンやフォションのダージリン(ブレンド物)を香り高くしたような紅茶。
飲むとかすかにマスカットのような甘い香りを感じる。
これをアイスティにしてみた。

水300cc、茶葉4グラム(ホットで入れた時の店推奨の分量)、常温で4時間置いた後、茶葉を抜いて冷蔵庫で冷やした。

ホットで入れた時のような果物の甘い香りも感じるけど、ちょっと苦い。
この紅茶は、この入れ方には合わないと思う。
華やかなタイプの紅茶の方が、この入れ方に合うのでは。

【結論】
G-クレフの言うとおり、この入れ方は「マスカテルタイプの最上級のものが一番」だと思う。
ファーストフラッシュは風味が出にくいように思うし、セカンドフラッシュでも華やかさがちょっと足りないと、苦めの普通の紅茶になってしまうような。
これから、いろいろ試してみるぞー。
いつか、きらきらした美しいマスカテルのアイスティを飲むんだ!
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セパレート!セパレート!!セパレート!!!

2006年08月19日 | アイスティーを入れるまでの話
約1年に及ぶ試行錯誤とおいなりさんの辛抱強いご教授の結果、セパレートティーが何とか作れるようになった
それで満足していたけれど、crema catalanaのユイスさんの様々なセパレートティーを見て、新たな野望が出てきた。
私も3層とか4層のセパレートティーを作ってみたーい!
(使うグラスはトールタイプ!)

使用した茶葉は、リンアンの05年のニルギリ(クライモア茶園)。
昨年購入した福袋に入っていた物だが、アレンジティーに使うつもりで(アレンジティーのベースはニルギリが多いように思ったので)今までとっておいていたのだ。
ふふふ、今こそ使う時だわっ!

まずは2層。
(レシピはおいなりさんから教えて頂いたもの
下が紅茶、上がグレープフルーツを絞ったもの。
上のグレープフルーツはルビータイプだが、きれいに分かれた。



次に3層。
レシピは日本紅茶協会のトリプルティー
一番下がグレナデンシロップ、真ん中がグレープフルーツを絞ったもの(これもルビー)、一番上がアイスティー。
混ざらずに3層になったけど、写真に写りにくい!
下手すると1色で写ってしまう。
(本当は下から赤、ピンク、茶色)
この写真が限界。3層が分かるでしょうか。



最後に4層。
レシピは日本紅茶協会のカルテットサマー
最下層がグレナデンシロップ、下から2番目がオレンジジュース、3番目がアイスティー、一番上が炭酸水。
これも2層目と3層目がきれいに写らなかった。
(実際は4層に分かれてます)



【感想】
つい先日までこんなぼろぼろなセパレートティーを作っていた私が、3層や4層のセパレートまで作れるようになって嬉しい。
これらセパレートティーを作るにあたり気をつけたことは、全ての飲料を氷に当たるようにそっと一滴ずつ注ぐこと。
私は菜箸とスプーンを使った。
一番難しいと思ったのは、やはり紅茶が下のバージョンの2層のセパレート。
紅茶とグレープフルーツの本来の比重を逆にするため、かなり気を使う。
3層、4層の方が本来の比重に逆らっていないレシピのため(多分)、2層より作りやすいような気がした。
あと、携帯でセパレートティーを撮影するのはものすごく(!)大変だった(泣)。
コメント (8)
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セパレートティー奮闘記

2006年07月16日 | アイスティーを入れるまでの話
【始まり】
初めてセパレートティーを作ったのは去年の春だった。
レシピは日本紅茶協会のもの。
見ての通りセパレートはうまくいかなかったけど、味は良くてそれはそれで満足だった。

お紅茶漬けのおいなりさんからレシピを教えて貰う】
しばらくして好みでない国産紅茶を180グラムも飲むことになった。
毎日水出しアイスティーでコツコツ消費し、ついに100グラムを飲みきった。
喜びのあまり記事にしたところ、お紅茶漬けのおいなりさん(当時はナンチャンさん)から「セパレートティーなら、茶葉を大量に消費できますよ」というコメントとレシピを教えて頂いた。

【おいなりさんのレシピにトライ】
というわけで、教えて頂いたレシピにトライ。
その様子はこちら
またしてもうまくセパレートできなかったので画像はないが、日本紅茶協会のレシピで作ったセパレートティーより美味しかった。
美味しいしもうセパレートできなくてもいいかもと諦めかけたとき、同じ記事でおいなりさんからセパレートティーがセパレートする理屈と、それを踏まえたレシピを再度教えて頂いた。
(このコメントは必見。理科の授業みたいで分かりやすいです。)
頂いたコメントを読んでいるうちに、私でもできそうな気がしてきた。
手順と理屈をきっちり押さえれば、私でもできるはず!

【おいなりさんのレシピに再トライ:その1】
茶葉20グラム、砂糖50グラム、蒸らし時間等の手順は表題のリンク先のレシピと同じ。
結果は画像の通り、心持ちセパレートしたものの失敗。
作っていてこれがまずかったかな?と思ったことは、
1.グレープフルーツを室温で戻さず、冷蔵庫から出したてで使用したこと
2.紅茶液に砂糖が溶けきっていなかったこと
(おいなりさんから頂いたコメント「グレープフルーツの比重は意外と重いのです。あと、「冷」より「温」の方が比重は軽いです。(冷めたお風呂状態)」を踏まえてます)



【おいなりさんのレシピに再トライ:その2】
上の失敗を受け、グレープフルーツは室温で戻し砂糖は紅茶液に溶けきるように気をつけて再度挑戦。
茶葉20グラム、砂糖60グラム、蒸らし時間等の手順は表題のリンク先のレシピと同じ。
結果は画像の通り、心持ちセパレートしたもののやはり失敗。
作っていてこれがまずかったかな?と思ったのは、グレープフルーツの果汁が室温に戻す程度では温度が低すぎるのではということ。
(このときは真冬だった)
次に作るときは果汁を温めようと決めた。



【シルバーポットのレシピで再トライ】
折しもシルバーポットから「2005 Countdown Tea Set」を購入した。
そのなかにあった「アールグレイ・ニルギリ」を使用し、レシピもシルバーポットのもので挑戦。
その様子はこちら
前回の反省を踏まえ、果汁は人肌程度に温めたものを使用。
結果は今までで一番ひどい出来になってしまった。



【一休み】
真冬になり、さすがにセパレートティーを作るのは辛くなってしまった。
だが何故セパレートティーがうまく作れないのかは、折に触れて考えていた。
思うにレシピの前提となっている当然の手順がきっちりできていないから、何度やっても失敗するのではないか。
セパレートティーの場合は「紅茶液をきっちり冷やす」「室温程度の果汁をそっと注ぐ」だ。
(液体の比重差と温度差を踏まえなくてはセパレートできないから)
私の「冷やす」は、本当に冷えていたのだろうか。
「室温」はちゃんと「室温」だったのか。
「そっと注ぐ」は「そっと注いでいるつもり」であって、本当はもっとそーっと注がねばならないのではないか。

【おいなりさんのレシピに再トライ:その3】
夏になり、おいなりさんのブログでも美しいセパレート(トリプル?)ティーの記事が出た。
その美しさと自分の不器用さにため息をつきながらコメントを書いたところ、更に詳しいレシピが!
(レシピは記事のコメント欄を参照)
お忙しいのに本当にすみません!
出来の悪い生徒で本当にすみません!!
絶対、ぜったい成功するぞ!

分量、レシピとも全て頂いたコメントの通りに作った。
(ちなみに使用した茶葉は、レピシエのディエンホン特級。)
休み中の反省を踏まえて気をつけたことは、
1.グラスにあらかじめ氷をたっぷり入れておき、冷えた状態にしておく(前は紅茶液を注ぐ直前に氷を入れていた)。
2.100%のグレープフルーツジュースを使用。
絞ったグレープフルーツの果汁を使うと果肉が大きすぎるために漉すことができなかったり、菜箸を伝わらせてそっと入れるときにぼちゃんと果肉が落ちることがあったため
3.ジュースをそっと注ぐために、コーヒー用ポット(注ぎ口に茶こしつき)と菜箸を使う。
4.ジュースは室温に戻す。夏だから室温も高いし(30度はあるかと…)問題なし。

できた!
おいなりさんの美しいセパレートティーには到底及ばないけど、それでも今までで一番セパレートっぽいものができたーー!

そばでそれを見ていた息子も「できたっできたっ」とうるさいくらい飛び跳ねる。
セパレートがなくならないうちに(できたのが本当に信じられなかった)、いつもの撮影場所で寝ていた猫をぽいっとどかして大急ぎで撮影!



記事では数回しか挑戦していないように見えるが、実際の挑戦回数はもっと多い。
記録がないので記事にしていないだけなのだ。
それだけに感動もひとしお。
あまりきれいではない写真ですみません。
実際は写真よりもう少しきれいでした。

【おいなりさんのレシピに再トライ:その4】
上のレシピ&気をつけたことはそっくりそのままで、果汁をジュースからグレープフルーツを搾ったものに変えた。
紅茶の色が少し濃いけれど、きれいにセパレートしました!



【終わりに】
学生時代、実技科目が惨憺たる有様だった私が、遂にセパレートティーを作れるようになりました。
だめだめな私に辛抱強く教えて下さったお紅茶漬けのおいなりさん、本当にありがとうございました。
おいなりさんが丁寧に辛抱強く教えて下さらなかったら、とっくに諦めていたと思います。
1年以上できなかったことが遂にできて、昨日はずっと幸せいっぱいでした。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
コメント (2)
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氷出し茶

2006年07月04日 | アイスティーを入れるまでの話
7月号のルピシアだよりを見ていたら、「氷出し茶の作り方」が載っていた。
内容は以下の通り。


1.あらかじめ温めたティーポットの底にお好みの茶葉3~6グラムを敷き詰め、熱湯をひたひたに注ぎ、蓋をしてから約3分間蒸らす。
2.蒸らし終えた茶葉に、氷を適量(約100グラム)投入し、軽く混ぜてから5~10分待つ。味見をして、濃すぎる場合は冷水を加え、氷を入れたカップに注ぎ分ける。
(ルピシアだより7月号より)


氷出しの緑茶は聞いたことがあるけれど、氷だし紅茶は初めて聞いた。
そこで実際に入れてみた。
使用した茶葉はベルエポック(ルピシア)。
ダージリンとセイロン茶葉のブレンドだ。
ちなみに3分の蒸らし時間を5分にしてしまったが、まあそれほど影響はないだろう(多分)。
さて結果は…。

レシピを見て想像はついていたとはいえ、出来た紅茶の量の少なさ(50~100ccくらい)と、ひどいクリームダウンにびっくり。
そして強烈に苦い!
紅茶の風味も何もあったものではない。
レシピ通り差し水をしたが、苦みが薄まっただけで紅茶の風味は戻ってこなかった(当たり前だ)。
ベルエポックのような水出しでも普通に味が強く出そうな茶葉には、この入れ方は向いていないのかも。

だが味が出にくい?茶葉なら、この入れ方でもいけるかもしれない。
そう、白桃烏龍極品のような。
(サンプル品で水出しを一度作っただけだけど、ちょっと味が出にくい印象を受けた。)
何だかコクのある一品ができそうな気がする。
わくわく。
ルピシアだよりでスタッフの人も「白桃烏龍極品で作った氷出し茶は最高」と言っているし、次はこれでやってみよう~。

【7/16 そば茶を氷出しにした】
ルピシアだよりでは「日本茶の場合は茶葉5グラムに対し氷50グラム、茶葉と氷を急須に入れて溶けるまで待つ(10分~1時間半)」とあったので、そのとおりにしてみた。
…アイスティーなのにそばの風味が強い!
勿論アイスティー特有の透明感もちゃんとある。
蒸らし時間が長いけど、氷出しもいいなあ。

【7/24 献上加賀棒茶を氷出しにした】
茶葉5グラム、氷50グラムで氷出し。
実際に作ったのは茶葉15グラム、氷150グラム。
できたお茶を330ccのmy水筒(サーモスの携帯マグ)に入れて、330ccぎりぎりラインまで氷と水を入れると、薫り高いほうじ茶ができる。
すごくおいしい。
コメント (5)
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