前日、6月30日に京都入りして、東山のフォーシーズンで迎えた7月1日(土)の朝はすでに蒸し暑く、
比叡山頂;<ガーデンミュージアム比叡>のすがすがしい心地よさは、ガーデンめぐりにも最適だった。
霧が立ち込めて、1枚はおらないと寒いくらい。
バラも平地より1か月半ずれるというから、180種1000株も1週間前が最盛期だったという。
~昨夜の強雨で花首が垂れてしまっているのは残念だったが。
11時からの<小山内健ガイドツァー>に参加できた。
有名な<小山内先生>ははじめて、噂にたがわぬ人柄と内容で、すぐさまファンになってしまった。
先生曰く「隠された秘境的空間」をいく~
◎<鉄の大アーチ>
モネの庭のグリーン・アーチを真似て;
≪アメリカン・ピラー≫
≪ポールズ・ヒマラヤンムスク≫ c.f. ピエール・ドゥ・ロンサール
◎≪マダム・イザーク・ペレール≫ 130年 香りのバラ

マルガリータの質問;ボーリングについて~肥料過多、花弁が厚い、アザミウマ
~ 赤レンガ壁、茶色鉢の遠赤効果で夏は×
~ 土、水でクールダウン
~ 鉢を寄せて、段々で
◎≪ベーシーズ・パープル・ローズ≫
アメリカ スパイシーな香り 黒い枝は芯まで黒い
・山上庭園の名残り;大岩
・びわ湖大津館のオールド・ローズ300種は4年後のお楽しみ
・やっと霧が晴れてきた、近江大橋から、はるか、かすかに<あべのハルカス>のてっぺんが見えている?
◎風が強く当たる~修景バラ
≪ポリアンサ(サビー・ピンク)≫ 青りんごの香

◎≪レオナルド・ダ・ビンチ≫花もちよい、成長遅い VS <ラ・レーヌ・ビクトリア>香りのバラ
◎≪ピンク・パシーヌ≫ 今は販売なし
~バラは平らな場所を嫌う
~ツルバラは水を好む、水はけ悪い乾かない北側に植えると土を乾かしてくれる
◎≪ホワイト・マックス・グラフ≫ ドイツ・コルデス
最近の品種(1983 30年くらい)、一重でさわやか、照葉
(グランドカバーローズなので崖地に垂らすように育てるとよい)
◎≪サンテグジュベリ≫ DR 暑さに強い 高性能
◎≪マダム・ルイ・ベレック≫ 香り 古いバラ
~バラに切り癖を~切れば切るほど延命する
◎アイスバーグの枝変わり;2,3世紀前の遺伝子が突然現れることがある~
≪ブリリアント・ピンク・アイスバーグ≫
秋になるともっとミステリアスに
≪バーガンジー・アイスバーグ≫
◎ ダム・ド・シュノンソー DR 思い切り低く仕立てている。
◎≪ツクシイバラ≫(筑紫) (ロサ・ルゴサ・アルバ)スピーシーズ(原種)
大陸とつながっていた古代からの話、ノイバラ以前の接ぎ木台木に使われていた。
◎≪プリンセス・バビロン≫ 2014 バビロン・ローズ
砂漠の黄色バラ、乾燥地帯で病気に対する備え皆無~ペルシャンブルー100年の呪い~2000年すぎまで
赤黒いブロッチ、交配親に「ロサ・ペルシカ」・砂漠のバラ
◎≪トロピカル・シャーベット≫

小山内作出 2003 20年前 強健 フルーティーな香り 強健
爽やかなイエローから花弁のふちが朱色に染まっていく覆輪
<MEMO>
今日のセミナー
<砂漠のバラ>
バビロンシリーズ 2008 オランダ・インタープランツ
・バベル ・エリドゥ ・ストラボ ・ラルサ
ハークネス社: ・チグリス ・ユーフラテス ・ナイジェルホール ・クセルクセス
・京阪園芸 HPより