先日13日、日曜日の京成バラ園は、朝9時過ぎからすごい賑わいだった。
例年より2週間早い今季、
「今朝が最高の見ごろ」
のうれしいひとことから、ガーデンツァーが始まった。
案内人は武内俊介さん、 ~☆バラ育種の伝統の中で新しさを表現~香りの中大輪品種を中心に発表☆
昨年に続いて2度目の武内さんのガーデンツァー。
武内さん作出のバラの代表種より
コメントは≪New Roses ローズブランドコレクション≫2018から
2003 桃香(ももか)
HT 日本の伝統的な整経花に西洋の強いバラの香りをのせた
2004 ほのか
クリーム地に桃紅覆輪 はなもちよい強健種
2003 JRC入賞
2004 リヨン国際コンクール「グランド・ローズ・オブ・ザ・センチュリー」受賞
2006 しのぶれど
FL やや大きめの花が房咲きに、ややうつむき加減に咲く、香りは気まぐれ、
藤色系のなかでは比較的育てやすい、夏剪定はやや高めに、冬剪定は少し低めに
細枝を残しつつやや浅めに剪定するとたくさんの花が楽しめる。
黒星病、うどんこ病にかかりやすい、最初は蕾をソフトピンチ、
2008 薫乃(かおるの)
「モダンローズのさまざまな香気成分を含む」’日本の香りのバラ’ 本格的な香りのバラの登場
今年10周年☆
2010 快挙(かいきょ)
ローマ国際バラコンクールでHT金賞
2011 結愛(ゆあ)
咲き進んで横に膨らんでいく個性的な咲き方
「花の中にジャムやクリームが隠れているような、
濃密な甘さの甘酸っぱい香り」
2012 杏奈(あんな)
株丈は低めで
鉢植え向き
育てやすい☆
2013 ツル、ローズうらら
FL’うらら’の枝変わり、深紅色、庭の奥の方に植えて奥行き、人の歩みを誘う、
オーソドックスな花型、日当たりよくないところでも生育、
大きな房咲き、肩より上で花を見せるように、
≪MEMO≫ローズ・うらら
1995 FL 鉢植え地植えどちらでも、花柄処理をこまめに、
耐病性、耐暑性に優れる。
2015 春乃
FL 花びら120枚! 花もちよい、最後まで桜色
横張り性でコンパクト、鉢植えにも、肥料は少な目に、
2016 シトロナード
モナコ国際バラコンクール(鉢植え審査)入賞:アジアで初入賞
鉢植え向き
クリーム・中心レモン色、波状弁咲きで株がコンパクト
2017 恋結び(こいむすび)
HT まだ見ぬ人への恋が、いつの日か実るようにと「百人一首」で詠まれた和歌の心の表現
花が開くにつれて、想いとともにピンクのトーンが深まっていく。
スパイシー~フルーティーな芳香で、日本のノイバラの香りに甘さが加わる。
香りが特徴的、照り葉が花を引き立てる
枝はすらりと上に、綺麗な木ばらの樹形、ベーサルシュートはやや出にくい
冬剪定は少し高めに、株が大きくなるまでは薬剤散布はこまめに、
2018
NEW 恋きらら
FL きらめく黄色の花弁
花色が咲き進んで淡黄色に、花付きよい、微~中香 棘が少ない
2016 JRC銀賞
鉢植えにも向く
香りもあり、蕪がコンパクトで育てやすい。
ツァー終了後、◎≪New Roses≫2018にサインをいただいているところ;