マルガリータのつぶやき

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イギリス、フランス、イタリアのバラ園&現代バラの名花 (0・ヘプバーンの庭園紀行から)

2017-03-31 19:32:04 | 今日のバラ
昼過ぎからの冷たい雨で3分咲きの桜も足踏みだが、
来週は晴れ;15℃から20℃予報で一気に開花がすすみそう。
 ここのところ勢い込んでいた庭仕事もストップ、こんな日は…
「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行 <バラとバラ園>編」をていねいに見返していった。

バラの名詩も素敵;
・ロバート・ブラウニング 
 ”いとしきバラよ 汝の清かなる歓喜
 ”そのガクを薄紅色に染め
 ”甘く香しい花蜜を その旨にたたえる

・E・B・ブラウニング
 ”誰が汝をバラと呼ぼうか?
 ”名前が一体なんだろう?
  バラの名前が変わろうとも 香りに違いは ないはず
 ”赤いバラは熱情を語り 白いバラは愛をささやく
 ”ああ 赤いバラは鷹 そして白いバラはハト
 ”私の愛は紅バラのよう 6月に新しく花開く
 ”私の愛は音楽のよう 甘い調べを奏でるから

・G・スタイン
 ”バラはバラで バラはバラだ

・T・S・エリオット
 ”心の中に足音が響く いまだ歩まざる道をすすみ
 ”閉ざされたドアを開け 足音はバラ園へ向かう

ヘプバーンはイギリス、フランス、イタリアのバラの名園を巡る。

 1. ライ・レ・ローズのバラ園(フランス・パリ南部)
  原種からH.Tまで年代別のセクション、ジョセフィーヌのバラのセクション
  

 2. モティスフォント修道院(イギリス・ハンプシャー州 モティスフォント)
  

  

 3. ジベルニーの庭【モネの庭】(フランス・ノルマンディー地方 ジベルニー)
  

 4. ラ・ピエトラ荘(イタリア・シエナ)
   古典的なものにやわらかさを加えて
   

 5. チルコム荘(イギリス・ドーセット)




 6. チェティナーレ荘(イタリア・シエナ)
   イザベラの庭の再生
  

  7. バガテル公園(フランス・パリ ブローニュの森)
  

  

☆最後に現代バラの歴史的名花6種を紹介している。
 とくにブルームーンにスーパースターは大好きなバラです。

<ティファニー Tiffany>
 四季咲き 強香  ハイブリッド ティー1954年 アメリカ
 華やかなサーモンピンク、弁底には黄色、アメリカらしいおおらかさと明るさ
 

<ガーデンパーティー Garden Party>
 四季咲き 微香ハイブリッド ティー 1959年 アメリカ
 クリーム白にピンクのボカシ。ティの香り、ロイヤルハイネスと共にコンテストでも活躍した名花。
歴史的名花「ピース」の直系、「シャーロット アームストロング」譲りの強健さもありがっしり育つ
 

<ブルームーン Blue Moon>
 四季咲き 強香 ハイブリッド ティー 1964年 ドイツ
 紫ばらの歴史的名花。ブルーローズ特有の爽やかな香り、巨大輪ながら花付きも良好、
紫ばらの弱点であった樹勢もこの品種によって改善され、強健な枝にはトゲも少なく非常に扱いやすい。
枝変わりのつる性品種も人気です。
原名は「マインツァー・ファストナハト」;ドイツで開催される伝統的なカーニバルで華やかな仮装行列が有名。
 

<スーパースター Super Star >別名トロピカーナ
HT 1960年 ドイツ Tantau 強香 四季咲き
大輪朱色系では初の品種 フルーツ系の甘い良い香り。


<ペールギュント Peer Gynt>
 ドイツ/Kordes/1968  四季咲き 微香
 花はカナリア黄、 弁端から薄く赤みが刷いたように出る。

<ジャスト・ジョイ Just Joey>
1972年 英/ ハイブリッド ティー / 四季咲き / 中香
レンガ色を含む独特のオレンジ色と波打つ花弁が魅力的。香りもよく皮質葉が美しい。半横張りの樹形。
 

~この「庭園紀行」はヘプバーンの遺作になったようです。






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