武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

シマダデマンダラ企画展の案内 ある男の肖像(作品紹介736)と引っ越しあれこれ6

2023-07-02 14:54:35 | Weblog

この度、「ギャラリー島田 45周年特別企画展 シマダデマンダラ」に出展します。

日が迫ってきていますが、なんとか明日に搬入出来そうです。

引っ越し期間と重なるようなタイミングだったので、なんとか・・・、という感じであります。

ギャラリーの趣旨としては、

■ギャラリー島田は今年、海文堂ギャラリー創立から数えて45年目を迎えます。

 節目となるこの年、45周年企画として特別企画展「シマダデマンダラ」を開催いたします。

 いまこの同じ時代を生きる作家たちがさまざまに制作した作品――

 その一点一点が1つの宇宙といえる作品が集まり、

 ギャラリー島田を舞台に、

 祈り、

 そして希望のマンダラ的時空が現れることを願って――

期日は、■2023年7月8日(土)~7月25日(火)

     11:00~18:00(最終日は16:00まで *会期中水曜日休み)

     7月8日(土)16:00~オープニング

場所は、■神戸市中央区山本通2-4-24 リランズゲートB1、1F

電話  ■078-262-8058

HP   ■http://gallery-shimada.com

MAIL  ■info@gallery-shimada.com

引っ越しにより、ギャラリー島田には、随分近くなりました。

オープニングには参加の予定です。

では、どんな絵を出すか?

こちらになります。↓

サイズは15.5cm×17,5cm

鉛筆、色鉛筆、アクリル絵具で描かれたミクストメディア。

タイトルは、「ある男の肖像」

お値段は、20.000円

今回も安くお値段の方は、頑張っています。

ここに描かれた男性、モデルは武内の友人です。

 

では、またまた引っ越しあれこれを。

やっと、ダンボールの数も残すところ18個。

詰めたダンボールは、100個以上。123個ぐらいあったのかな?

途中、ダンボールの追加を取りにいってくれていました。

荷物は、紙、絵、あと画材が主流を占めていて、箪笥なんかは少ない我家。

そして、引っ越しのプロの方には感心しました。

梱包に来られた女性の方々は、掃除が苦手と豪語するわたしの荷物にも嫌な顔することなく、

ほんわかした感じで、応対してくれ、女性なのに重い荷物を四段まで積み上げ、凄いのです。

わたしも梱包をしていましたが、自分でも嫌になる埃の山。

ヒロクニさんの部屋は、近くにいらした“元永定正先生”の引っ越しを手伝ったベテランがいてくれました。

身近じゃない人には、時に気難しくなる良人だが、

打ち解けていろいろ頼んでいたようで、機嫌よく梱包をしていたようです。

意外だけれど、きれいな顔立ちの方が多かったのも驚き。

話している内容から、皆子供がいたりして、

家に帰ったら家事をするのかと思うと、凄い人達だなあと驚きました。

荷物運びは、若い男性が数人きて、

朝、8:30から、大きな声で「おはようございます。」からはじまり、

「奥さんこの荷物は?」に返事をすると

耳の鼓膜が震えるくらいの声の大きさで、「ありがとうございます!」と。

後は、答えるたびに「ありがとうございます!」声が部屋でこだますることに。

ヒロクニさんもわたしも、文科系の人なので、

朝8:00から繰り広げられる「ありがとうございます!」の世界に呑み込まれてしまって、

途中からその勢いに同化したせいか、

新居についてから、ヒロクニさんの動くコト。

「そんなに階段を行ったり来たりすると疲れるよ。」というが、

何回も行ったり来たり。

その姿を見て、「85歳にもなっているのに元気な人だ。」と思い直したくらい。

しかし、何日かたつと、「なんか苦しい。俺はもうだめなんじゃないか?」と言いだす。

「だから言ったでしょ、加減しないと疲れ切ってしまうよって。」とわたしは言う。

「俺もバカだな。歳のことも考えないでこんなに頑張ってしまうなんて・・・。」

「俺はバカなんだ・・・。」

と言いながら、布団の上に倒れていました。

そう、この状況を書きながら、ヒロクニさんの環境は変化したのです。

ヒロクニさんは、“押入れで寝る”ことから卒業したのです。

なんか布団の上で倒れているヒロクニさんを見て、

“安心感“が湧きました。

だが、相変わらずな所は、布団の周りと上に衣類が一杯で、

やっぱりバッチィ感じがして、浮浪者感が漂います。

ヒロクニさんが頑張ってしまったのは、

若い男性の持つ勢いや、生命感をちょっと吸い取ったのかもしれません。

わたしも若い人に接する機会というのはない方なので、

ただただ力のパワーというものに驚いていました。

文科系の人間だといちいち考え込んだり、関係ないことまで思ったりしそうですが、

体育会系の人達は「早く済ませよう。」に向かっていて、

とにかく運んでしまおうで、爽やかでした。

余計なことを考えないという事も大切だと痛感した次第。

 

ピーちゃんは、2階の住人になったようで何故か1階には下りてきません。

自分からゲージに入って、よく寝ています。

今の家ではちゃんと布団が押入れに納まっているので、

布団の上にちょこんと寝ている姿もあって、猫らしい。

いや、わたし達が人間らしい生活に一歩近づいたのかもしれない。

布団の置き場にいつも困っていました。

 

今回の引っ越しは、今までで一番大変な引っ越しになりました。

2人の年齢のことを考えて、業者の人に頼んだのでした。

初めてのことです。

いつもはトラックを持っている人に頼んで、自力引っ越しだったから。

プロは荷物が多い場合は、2日に分けて引っ越しをすることもあるというのも知りました。

最所、2日に分けて運びたいと言われていましたが、

1日で運ぶことになったのです。

今から、部屋の微調整に入る段階にまでこぎつけました。

現在、肉体疲労中。

「ファイト一発」では無理でしょうね。

今日も、最後までお読み下さった方、ありがとうございます。

画家の引っ越し、荷物多い編でした。

 

 

 


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2 コメント

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労いの言葉ありがとうございます。 (さほりん)
2023-07-06 13:22:11
コメントありがとうございます。
この絵は、引っ越しに伴い出てきた作品で、棚の後ろに落ちていたもので、2人で「こんな絵描いていたんだ!」と声をそろえて言った作品です。この登場人物が、花を銜えているじゃないですか、そこがユニークだなと思っています。ともりんが役者のように感じたのは、人物のありようが舞台の演出的要素を感じてのことだと思います。何気なく、鋭い指摘だと思いました。

押入れを卒業しました。画期的なことです。
よく考えたら、押入れに絵を収納してしまったので、寝る押入れのスペースがないのですね。それと間取りの関係で、押入れに寝ると絵を描きながら寝たり起きたりしやすかったのだろうね。少し広くなったので、寝る専用の部屋が出来たのが大きいでしょう。
ピーちゃんは、最所キャリーケースで鳴いていました。念を入れて運ぶ時は、キャリーケースを風呂敷に包んで移動させました。作業の方が帰った後、新居に放っても出てこない。ケージに入れると、また出てこない。ものも言わない。食べない。で心配しました。ピーちゃんは怖がりだが、忍耐強いところもあるようで、耐えていましたねぇ。

労いの言葉ありがとう。本当によく働いたと思うわ。気合を入れていたのがよく分ることがあって、食事はまずかろうが美味しかろうがしっかり食べていました。体力仕事への構えのような感じで。「そのほとんどさほりんが指示と箱詰め」とあり、よく分ってくれているなぁ~と思うと、胸が熱くなります。遠距離だけど、そんなともりんの存在が有難い。しみじみとします。
急に暑くなったり、雨がふったりと忙しい天気が続きます。暑い夏がきそうな予感。
労いの言葉、効いています。
コメントありがとうございます。
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Unknown (ともりん)
2023-07-05 02:04:22
「シマダデマンダラ」出展の作品、意外に小さいサイズでちょっと驚きです。作品に迫力があるので、大型を想像してしまいました。
ヒロクニ先生の作品は、サイズが小さい場合は作品の迫力があって、大きい場合は描き込みがすごくてどこまでも見てしまうイメージがあります。
この作品は、迫力があってその両方を持っているような感じがします。左上に描かれた人は歌舞伎役者のようです。

お引越し、本当にお疲れ様でした。
「押入れで寝ること」の卒業、とても意外で唐突で大変に驚きました。その後も今でもお布団で休まれているのでしょうか。意外すぎて、どきどきしてしまいます。
ピーちゃんも無事にお引越しできたとのこで、とてもほっとしました。猫の引っ越しは大変です。猫は敏感なので、いつもは良い子でキャリーケースやケージに入る子でも、異変を察すると猿飛佐助のように逃げてしまうと何度も聞いていました。
ピーちゃん、ちゃんとお引越しできて、やっぱりお利口さんですね。

さほりん、お引越し本当にお疲れ様でした。荷物の整理と片付けはまだまだ続きそうですが、まずはお引越しできたことに労いの言葉を贈りたいです。
段ボールの個数、120~123個(それ以上?)はまったく想像つきませんが、業者さんのお手伝いはあったとしても、そのほとんどをさほりんが指示と箱詰めと片付けされたことを想像します。本当にお疲れ様でした。すごいです!なんて働き者なのでしょう。
できれば、適当にお休みしながら、ご自愛くださいませ。
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