台所に飾られている最近作。
この油絵は、夜中に描かれたもので、朝起きたらテーブルの上に作品がありました。
乾かすことも兼ねて、ここに飾られています。
ヒロクニさんが云うには、「この2つの形は、呼応しているでしょ。話をしているでしょ。」と、一言。
最近、「何事も愛がなくっちゃ。」とも、よく言います。
私は、このようなことは、恥ずかしくて言葉にできないタイプであります。
割と、歯の浮いたような甘い言葉を平気で言えるヒロクニさんは、
デートしていた頃は、そういう言葉を連発していて、
私は、「なんか恥ずかしくないの?」と、真顔で問いただしたことを思いだします。
この絵は、見ていて気持ちがちょっと大らかになります。
そして形がやはり美しい。そして、愉快な気持ちになる。
下にある少女の絵は、「里見勝蔵」の絵。
こちらは、明治生まれの洋画家で、フォーヴィスムを紹介し、当時の画壇に大きな影響を及ぼした画家です。
ヒロクニさんは、「描き方が、凄いだろ。線を水平にググッと黒く描いて、へし折れて描かれているところがね。
ああは、なかなかできない。」と。
ヒロクニさんは、この頃の洋画家のフォーブの作家は、とても好きで、万鉄五郎の絵も時折貼ってあります。
私も、この頃の洋画家は、力強い作品が多く、けっこう好きな絵があります。
ヒロクニさんから、学んだことの1つです。
忙しく日々を送っています。
今年の秋は、柿が豊作で、近所の方達に、柿を収穫しては渡しています。
成っている柿を渡しているだけなのだが、
皆さん、収穫した野菜やちょっとしたものをお礼に持ってきてくださり、すっかり物々交換の日々。
白菜も丸々1個があり、八宝菜も作った。
↓自分で育てた自然薯の山芋も収穫。
袋で育てたので、その袋をひっくり返したところです。
土に山芋がへばり付いています。
大きく育っているかな?とワクワクしていましたが・・・・・、
↑とても小さかった。何故か1つの芋は、2つに分かれて成長していて、とても小さかった。
これは、するととても固めな感じなので、フライパンに多めに油を入れて、
団子のように落とし、表面がきつね色になったら、取り出して、揚げ物のようにして食します。
天つゆ、塩を付けて食べるとふわっとして美味しかったように思います。
ヒロクニさんを健康診断へ連れて行ったりもしました。
朝なったら、当日にごねる。
「妻は、(俺に)気を使って断るのが道理なんだ!」と言い始める。
私は、「私は、先生から、市から高齢者は無料の券が来ているから、受けておいた方がいいと勧められたから、
良かれと思って言ってくれているのを断るのは無理です。」
「その時、あなたも頷いていただろが!!!」とダメだしを。
検査が終わると、ご機嫌なようで、「歩いて帰ろう。」と、てくてく歩きました。
「久しぶりのシャバの空気だ~。」とヒロクニさん。
「シャバ」「シャバ」と「シャバ」という言葉の連発だ。
家での生活は、刑務所なのか?
まあ、何はともあれ、外出して散歩してくれたのは良かったと一安堵ついたのでした。
寒くなってから外へでないから、光に当たってなくて、ゴキブリになりそうなヒロクニさんなんです。
台所で相変わらず寝てるし・・・・・。
そんな日々ですが、私の美の世界と称して、刺繍に励んでいます。
英国の古典的な柄も気に入っていてしたものがあります。
↓ドレスの衣装にされていたものを、初心者ですが刺してみました。
刺繍で、芋虫を指していて、不思議でしかたがなかったのですが、蝶がいることから、
蝶の芋虫が添えられているのだと納得しています。
ほぼ、写真で見たドレスの配色をそのまま刺してみたものです。
これは、めがねケースになります。
初めてのステッチなどがあり、いまいちきれいに刺せていないところもありますが、
トライしてみました。
こちらもドレスの柄から。
黒で刺繍してあるのを、写真に近くなるようしてみました。
黒の総刺繍のドレスは、再現した方の写真が後で見つかって、ちょっと違う刺し方をしていました。
花は、カーネション、チュウリップ、アイリスが見てわかります。
これもめがねケースに。
布地になるような刺繍というのは、なかなかいい。
刺繍道は続くのでした。
そんな人間の横で、陽だまりの中で寝ているピピちゃん
刺繍している時に座っている背もたれの着いたクッション。
私が席を離れると、すぐ占領されてしまいます。
あごの所が、2色になっているのがピピの特徴です。
ヒロクニさんは、ピピの色が気に入っていて「このブラウンがいい。」と言います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます