この作品は小さくて、13.7cm×9.8cmのサイズ。
車の行く手を遮り、骸骨のような人物が挨拶をしています。
実際にこのような事に出会えば、恐ろしいだろうが、
この絵を見る限り普通の事で、楽しいアクシデントに会ったワクワクした日の出来事という感じだ。
私達は、車に乗るといえばタクシーぐらい。
だから、すぐタクシーを想像する。
ネオンの灯かりの中をくぐり抜け、
人の行き交う様子を見ながら、急ぎ足で目的地へ行く。
タクシーを利用する時は、焦っていることが多いので、
見ているうちにハラハラしてきました。
時間に遅れそうになる要因を作っているのは、武内の行動にあります。
やいやい言っても、急がないし、
何も言わないで待っていると遅すぎるし、究極のマイペース。
自分中心のマイペースな人。
こんなふうになれたら幸せかもしれないとため息。
わたしは横でイライラすることが常で、
やはり、人様に迷惑をかけてはいけないと思っているます。
そんなわたしですが、普通の車に乗せてもらうと、
自分で扉を開けないといけないのに驚くわたし。
事態を呑み込むのに5秒かかります。
当人のことはさておき、
この絵の色鉛筆のバラバラと乱れたタッチがいい感じ。
仕事台のベニアパネルの筋がフロッタージュみたいに浮いている箇所もあり、
風合いを出しています。
こういう絵って、描けそうで描けません。
少しブログの更新が遅れました。
所用もあったこともあって、よく外に出ていました。
ビオラの植え替えなんかもしたり、家電製品を買いにいったりと。
この家電製品を久しぶりに見たら、いろんなものが進化していて戸惑いました。
炊飯器は、とても高価なものもあって、「何で?」と思い続けていました。
10万円以上する炊飯器を見た時は、
「そんなに美味しく炊けるものなのか?」という疑問で頭が一杯になり、
「さほど美味しくない米が錬金術のように、美味に変わるのなら凄いけど・・・。
そんなことはありえないだろう。」という考えに落ち着いた。
やはり、今のオンボロの炊飯器と同じタイプのものを見つけると、8000円だった。
しかし、ここでわたしは欲を出し、
これより少しましな、ランクアップしたものを買ってみようと決意した。
圧釜というやつ。
それも値を下げているもの。
買わないけれど将来買うとしたら・・・、とオーブンレンジを見た。
高いものは17万円。安いものは2,5万。
今あるオーブンレンジは、クッキーを焼く時にあまり乗せられないという欠点があるので、
丸い形をしたものでなく、四角い形をした鉄板がいいと思いながら見ていました。
そして、次に注目したのは機能。
扉に多くの料理が並んでおり、番号などが振ってある。
おもむろに老眼鏡を頭から引きずりおろし、読んでいた。
読んでいる内に疲れがドッと押し寄せ、
「オーブンの温度さえ調節出来ればいい。」となり、
現品処分の物に目がいった。
そう、買ってしまいました。
そして、オーブンレンジは送ってもらうことにし、炊飯器は持って帰ることに。
会員カードを持っていたので、期間限定の一割引きになり、
またお安く。
しかし、1人で電器屋のフロアでのたうつように思案しながら長くいました。
最後の締めに近づき、店員さんに声をかけ、疑問をはっきりさせねばと思いいろいろ質問。
店員さんは、わたしの予算に寄り添ってくれ、
電卓をひたすら叩いて、一割を引きながら計算してくれました。
その数字をメモにとりながら、わたしも考えを詰めていきました。
その結果が現品処分品。
わたしの心の中では、これぐらいのレベルのものがあったらな・・・、と思っている時は、
欲が渦巻いているのが解りました。
やっぱり現品処分品だけど、これで十分かな・・・、と思っている時は、
身の丈に丁度いいものだとあきらめの境地。
過剰に感じた欲を切り捨てたというわけです。
炊飯器では、ちょっと欲を出したので良いさじ加減でお買い物できたのかもしれません。
その炊飯器は、手で下げて持って帰りました。
圧釜が重かったようで、持ち手を持っていた手がしびれ、
「61歳女性って、こうやって皆手に提げて持って帰ったりしているのかな?」と思いながら、
坂道を上っていました。
家に帰ると、「開けてみていい?」とヒロクニさん。
釜を取り出し、「重い釜やねぇ。」と一言。
「君は、凄い!」だって。
わたしは、「君は気楽だね。」と言ってやりたい。
(言ってない)
変わりに、「この年齢で、皆こうやって荷物持っているのかな?」と言うと、
「けっこう、おばさんはやるからな。」と。
おばさんというより、自分の姿が映りが悪い時、
お婆さんに見える時があるのですが・・・。
私達は、れっきとした爺&婆になりつつあります。
久しぶりに電化製品を買うと疲れますね。
最後は植え替えたビオラの苗の様子を。
↑育苗中のビオラたち
ピートバンに種を蒔いたものをポットに移し変えています。
1ポットに5~6個の芽を植えました。
↑このように鉢に植え替え、日当たりの良い、家の横に。
こちらはクラッシックな感じのクリームイエローのビオラと茶色のビオラ。
濃い紫の鉢。
同じ色でまとめています。
↑左はイタリアンパセリ。
大きな鉢にはビオラ。
ビオラは、レモンイエローと濃い紫、ブルーがかった紫、ピンク系の色の花をランダムに。
これも、もう一方の家の横に。
家の前は路地になって、秋からは日当たりが悪くなるので、
空いている家の横に鉢を置いています。
この大きな鉢の横に1本のセイタカアワダチソウが咲いています。
↑白い壁によく栄えているので撮りましたが、夕方に撮ったので日陰に。
右は、わたしのママチャリ。
神戸は坂が多いので、自転車に乗らなくなってしまいました。
その変わり、スポーツシューズが活躍しています。
↑コンクリートの割れ目から、大きく根を張り、1本だけ咲いています。
セイタカアワダチソウというのは、強い植物なんだと思いました。
何もないところに1本だけが咲いているので、
感心して見ています。
11月というのに暖かい日が続き、温もりが気持ちいい。
我家は、寒がりの住人がいるので、助かります。
今日は、電化製品の売り場での心の葛藤を書きました。
こんなふうに葛藤する人っているのだろうか?と思いながら。
我家は、お金に縁が薄い職業なので、電化製品が壊れたら、
「誰か、あまっているのを譲ってくれないかな?」等と思ってしまいがちなんです。
今使っているオーブンレンジも、「新しいの買ったからいらない?」と言われて、
譲られたものなのです。
今使っているガスコンロも。
だから、買うとなるとかなりの決心なわけ。
久しぶりに見た家電は、かなり進歩していました。
自分で買うというのも大事なことだと思いました。
今日も、こんな内容を最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。