武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

街にいる人達(色鉛筆作品731)と 引越しあれこれ1

2023-05-04 21:40:53 | Weblog

人物が5人います。

街に組み込まれた人物像を見ると、

左上の濃いピンクの窓に、

その下には、剣道の防具をかぶっているかのような人。

中央には、目玉の飛び出た蛙のような顔なやつ。

その下は、プラスの目をしたピエロのような顔が見えます。

右端には、はかなげな姿に目の離れた顔やつ。

このような酷薄な顔をよく表現できるなぁと感心すると同時に、

こういう顔した人が、繁華街でチョロチョロしているのを思い出し、

街の絵なんだと納得しています。

また、色鉛筆の使い方が、

色分けされた積み木を積んでいるように見える描き方で、筆圧強く塗られています。

そのせいか、色がギュッと詰まったような印象で、ある種の重厚感がある作品。

ピンクがネオンに思え、カラフルな夜の街。

 

引越し先が決まりました。

探し始めに反して、街の近く。

今住んでいる所より、ずっと都会。

神戸市中央区に決まりました。

はじめは、ヒロクニさんは海に縁があるから、海の近くがいいかな?と思っていたのが・・・、です。

けっこう家は、数を見た方だと思う。

安くて広くて、海が見えてから、現実を知ることになる道のり。

安くて広くて、海が見えてには、家には問題がないが、家にたどり着く道に困難が多く、

それは、かなりな急勾配な坂道であったり、

家はすぐ見えるけれど、考えられない迂回の道と長い階段であったり、

バスがないとかの交通の便で無理なことが多かった。

中央区は家賃が高いと思い込んでいたが、「まあ、見てみましょ。」と、

ネットを見ると一軒だけ家があったのです。

写真を見て、なんというボロな家という具合でしたが、

立地が非常に良かったので、2人で見に行きました。

写真映りが悪い家だったのか、実際見てみると、“まし“だったのです。

(大抵は、写真より実物の方が悪いか、粗が見える。)

家を見ながら、部屋で制作しているヒロクニさんを思い絵がいて、

この度イメージを膨らませていると、

海の見える家のある一軒は、家の作りが重厚でしっかりしていて、傷1つなかった。

わたしは「住み心地はいいだろう。」と思ったが、

画鋲を打ち、あらゆる所に紙を貼る様子や、絵具が出されている様子を思い絵がいてみると、

家と家主が可哀想になった。

そういう意味では、現状引渡しのボロ家は、見ただけで馴染んだ分けです。

わたしとしては、「それにしてもボロい。床が沈むの気になる。」なのですが、

ヒロクニさんの年齢を思うと、坂もあまりなく、病院や買い物にも便利と思うといい。

良人にとっては、空気も子供の頃から馴染んだものだし、水を得た魚のように動くかもしれない。

すでに、ヒロクニさんは、土地勘があるので、散歩コースを考えているようでした。

私は、はじめて街の近くに住むので、ドキドキしています。

自転車で、神戸・三ノ宮に出れてしまう所に住むので、

都会に住むってどんな感じがするのか?

新しい体験の始まりを感じています。

今までは、三ノ宮などに出る時は、よそ行きの姿だったのが、

薄汚れた近所ルックで、街をウロウロして徘徊する自分の姿も浮かび、怖い。

宝塚では、ガーデニングに親しむようになったわたしの横で、

時々、花の絵を登場させていましたが、

また、街の絵が復活するのかも知れないとも思いました。

今日の絵は、旧作の街の絵を紹介したのは、そんな理由もあって取り上げました。

 

引越しの最中、私達は、また夫婦喧嘩するのだろうと予測しています。

多分、荷造りはわたしがほとんどすることになるのだろう。

そういう予感も。

「口ばかり動かしてないで、早く荷物詰めんかい!(関西弁)」と怒鳴ってしまう自分の姿も浮かび、

引越しの日が怖い。

ザ・ヤクザの口調が、慎めますように!

考えもしなかった所に住むことになり、

こういうことは「何かのサプライズ!」と思っています。

ヒロクニさんは、ちょっと嬉しそう。

 

 

↑庭では、ジャーマンアイリスが咲き始めました。

朝の日を浴びている写真。

↑こちらは、種を継いで育てているビオラ。

黄色と茶色のコントラストで、この斑の入り方がヨーロッパの中世、16世紀の刺繡でよくあしらわれています。

そんな思いから、クラッシクな感じがするビオラという思い込みで、愛でています。

↓そのビオラの図案

右下が、そのビオラの図案。

この図案で刺繡をしてみると、なかなか華やかでした。

金銀の糸も使って。

そういうイメージがあって、種を継いでいます。

↑庭の一部ですが、左の尖った葉がジャーマンアイリスの葉。

茎が横から斜めに伸びているせいか、花が空中に浮いているみたいに見えています。

左に野生の宿根すみれの株が大きくなり、右のタンポポも花を付けた後、葉が大きく茂り、

植えたものと自然に自生したものが混ざり、こんな感じに。

黒いポットには、どうしようか?と思ったままのルピナスの苗。

↑大きくなってきたルピナスの苗。

次の家は庭がないので、このルピナスだけ持っていくつもり。

ビオラは、もう種の採取をはじめていて、種を持っていきます。

 

↑最後は、今の食卓の花。

黄色いビオラでまとめてみました。

茶色のクラッシクビオラと合わせると、古風な感じになると思いません?

ハニーな感じで、ミツバチの刺繡をしたミニマットと合わせるといいかも?と思ったり。

 

引越しあれこれ。

無事に引越しが終わりますように。

それが終わらない限り、新しい気分にはなれそうもない。

けっこう疲れる日もあったりして、

このところブログの更新は一週間後と決めていたのですが、

時々遅れています。

引越し屋さんと引越しの見積もりの話をするの疲れます。

とりあえず3社に聞いています。

我家は、生活に関係ない絵とか画材で一杯で普通の人の家にない荷物で一杯なんです。

もう、事務所移転に近い。

最後までお読み頂いた方、こんなふうですが今後ともよろしくお願いします。

きっと庭の写真が街の写真に変わるでしょう。

 

 

コメント (6)
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