武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

現代の記号(色鉛筆作品661)と 妻の愚行

2022-02-26 16:30:54 | Weblog

 

この絵は、今年の2月に出来上がったもので、

最新作といっていい。

記号のようになっている形を見ると、

古代遺跡のような雰囲気もなきにしもあらず。

形そのものは、よく登場していてよく目にしているのですが、

画面一杯にシンプルになったものを見るのは、最近です。

ここ2~3年のこと。

ピンク色は、実物では蛍光ピンクに近い色なのですが、

ちょっとスキャナーが反射してしまいうまく出ていません。

ピンク色華やかな作品です。

 

何を血迷ったか、霊能力のある人に「自分の前世はいったい何なのか?」と、

聞いた時があるのですが、

「中近東あたりで、関所の税関の役人で権力もお金も持っていました」

と言われ、興味がほとんどないので、レレレ?と疑問に思いつつ聞いていて、

「あなたは、あなたのご主人のパトロンでしたよ」とも。

何それ?と思い、「じゃあ、主人は絵を描いていたのか?」と聞くと、

「そうです」と。

わたしは何ゆえに、今の自分の人生があるのか?という興味で聞いたのですが、

重要なことは分かりませんでした。

中近東の文化にも全く興味がないので、

こういう事は適当で、当らぬも八卦、当るも八卦ということで

それを知ったからと言って特になにも益することはないと思うようになり、

前世の興味は以降なくなりました。

しかし、前世でもヒロク二さんは何らかの絵を描く職業についていたかもしれない。

そういうことは、霊能者に聞く前から時々思ったりしていた。

絵を見ているとプリミティブな要素がとても多く、

絵を描き始めた当初から、写実にはあまり興味がなかったことや、

うまく描く以外のことを考え続けている。

私は、冗談で「古代の遺跡の中に、あなたが前世に描いたものあるかもね」

と言ったりして、描いたものを見ては笑ったりしていた。

そして、「やっぱり、あなたは、原始人なんだって」と、言い放ったり。

部屋にある電化製品をじゃまだ!と思ったら、

庭に出して雨のかかるところに放置するようなことをするから、

「原始人」というのもあります。

また、よく秘境の部族の特集を見ても、

「あなたが混じってもおかしくないと思わない?」とか言うと、

「確かに・・」とうなずきかけ、

「いや、きよしが言うには、インドネシアに俺みたいなんがよーさんおるらしいよ」

「武内さんみたいな人一杯いるって、言ってた」

だから、違うそうです。

増殖している武内の姿を想像したら、頭痛がしそうになった。

そんな変人たくさんいる世の中、どうやって生きていったらいいのという苦悩が・・・・。

しかし、気を取り直して、

「もし、自分とそっくりで性格も、考えもそっくりな人がいたら、どう思う」と質問した。

「それは、嫌だねぇ」と。

わたしも自分そっくりの人物がいたらと思うと「嫌かもしれない」。

物凄く嫌ったりしそうです。

鏡を見たくないのだと思います。

欠点がやたら目についたり、言うことに一々腹が立ちそう。

やはり、人はいろんな人がいて成り立っていると思うとホッとします。

そして、欠点を許してくれているだろう友人達に感謝したり。

武内が嫌だと言った気持ちが分ります。

殴ってやりたい存在だったりして。

 

ところで、ヒロク二さんには、いじわるな質問をするのは、すごーく楽しいのです。

その反応が面白くてやめられない。

わたしの娯楽なのです。

こういういたずらめいたことを他の人にもしたことがあります。

その方の場合は、「それは秘密です」と、何色が好きですか?のような質問にも秘密と言われて、

開いた口が塞がらなかった。

びっくりしたのと、その反応が面白すぎてやめられなくなったことが・・・・。

患者であることを最大限に利用して、質問して困らせていました。

その挙句の果て、お詫びと遊び、まぜまぜの気持ちで靴下をプレゼントして罪滅ぼしをと思い、

ヒロク二さんと出かけた時に

「ちょっと百貨店に行きたいから、どこかで待ち合わせしよう」と提案し、

別行動をして、その間に靴下を買っておこうと。

どれが、いいかな?とその人に似合うように選んでいた。

2つ候補があったのですが、なかなか選べない。

真剣に考えている時に「あれ、さほり。こんなところで何してるの?」と見つかってしまい、

あわわ・・・のわたし。

「あのぅ、あなたに靴下をプレゼントしようかな・・・と思って、選んでいたの」と。

「別行動って、そうだったのか」と満面の笑み。

わたしは、作り笑いでごまかす。

「ちょっと今考えているから、外へ出て待っておいて」と言い、

2足の靴下をつかみ、

「こっちの靴下はプレゼント用の包装を、こちらは簡単なプレゼント用に包装をお願い。

 2足買いますから、こっちの靴下は下から分らないようにちょうだい」と。

もう、鼻息が荒く。

お金を払いながら、「何でこうなるの!」と拳でテーブルを叩いた。

けっこうな散財になった。

待ち合わせすることになっていたジャズ喫茶で、

「これ、あなたにプレゼントしようと思いついたの」と白々しく言い、

イギリス製のウールの靴下を手渡しました。

そのプレゼントの君も、ありがとうございますと受け取ってくれたのですが、

「ちょっと、靴下を履いてきて下さいよ」と言っても、

「靴下は、履く順番があるでしょ」とか、

「新しいものは、すぐに履かない。順番があるから」とか、

「その日に履くのを覚えられない」

と真剣な顔して言うのです。

「あの、一回履いてきたらもう二度と言わないでしょう?」とわたし。

「覚えられないって、カレンダーに○印つけてたら」とも付け加えた。

若くて、なかなか2枚目な病院の先生なんですが、

反応が異次元なので、つい食い下がってしまうという。

しかし、いつも反応が意表をつく。

転勤される時も、「どちらへ行かれるのですか?」と聞くと、

「遠いところです」という答えを聞いた時もびっくりだった。

そして、秘密ですとか言われると、かえって知りたくなる。

それで、違う角度からの誘導尋問をこちらはしてスリルを楽しむという・・・。

病気の話はそっちのけになって、先生すら病室出てから、

「病状は、どうだっけ?」と呼び返された時もあるくらい。

その点、我が良人は家に帰ると、プレゼンとした靴下を

「すぐ、履いてみるねぇ~」と言って、

「これが俺にいいと思ったの?」と嬉しそう。

これが、健全な姿だと思う。

しかし、良人に見つかった時、「悪い事は出来ないものだ」と思いました。

真面目な人をかつぐという愚行。

悪趣味な冗談。

誘導尋問による身辺調査。

ゲームみたいなものでした。

良人に見つかったのは「いいかげん、やめなさい」という、

天からのお指図だったのかも。

今から思うと、そうだと思う。

「遊ぶのも終わりにしなさい」とね。

こういうことを思いつくと、ついどこでもやってしまうときがあります。

そういう時、ヒロク二さんが「さほり、いい加減にしたらどうだ」と言われます。

「えっ、あなたが言うか?」なのですが、

他人のことはよく分るのでしょう。

そういう時、わりと素直に聞きます。

そういえば、街にも全然出てなし、人にも会っていない。

今年の春は、出かけたい。

 

 

今年は、水仙は遅かった。

やっと咲き始めました。

↑匂いがいい。

↑小道の横にも。

↑やっと巻いているキャベツ。

ピンクの筋があります。

とても小さいキャベツが収穫出来そう。

食べるところあるのでしょうか?

 

 

今日は、妻のいたずら編という内容。

普段は生真面目なんですが、

どうにかすると、ふざけが過ぎるということをしてしまいます。

いつからこんな性格が・・・・。

第二の性格が現れる時ってあるじゃないですか、

それかな?と思う。

こんな性格だったかな?と新しい自分の性格が垣間見る時ありませんか?

今日もこんな話を読んで下さり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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