「葉の向こうへ」とタイトルが付けられています。
この絵は、太巻きの色鉛筆リラ社の色鉛筆を使ったと聞きました。
私は、植物が季節とともに、寿命を追え、春に様々な種が落ちてくるというような
感想を持ちましたが、当人曰く、そんな事はまったく考えていないそうです。
もっと、聞いてみようかな?と思いましたが、ヒロクニさんの話は長くて、分かりにくいので
やめました。体力と忍耐力がいるので、わからないことがあってもスルーするので、
時々、意志の疎通が図れないのです。
我家の庭では、八重咲きのチューリップが咲き始めています。
いつもは、春が来ると、春とともに歓喜を上げて喜んでいたが、体調を壊したヒロクニさんは、
どういうわけか、異常者になり、私に「おまえみたいに気が利かない女・・・」とか、
「出来が悪い人間だ」とか、冷蔵庫の横にいながら、違う部屋にいる私に「取って」とか、
酷く横暴な態度で、「足もめ」の体勢にはいり無言でうながす。
いつものことながら、そこまで言われる筋合いはない!と反撃に!
反撃に出たとたん、ヒロクニさんは体調がよくなり、無理難題を言わなくなった。
しかし、不愉快な気持ち、すなわち怒りは、すぐ解消されるわけではなく、
身体から抜け落ちるのに時間がかかった。
なんか、甘えが肥大する時がやっかいな人で、私もそうとう負担に感じてから、
もしかして、いきすぎ?と思うようなタイプでとろいので、
反撃する時は、かなり怒りの感情が強く自身の身体にも影響をおよぼしていて、心身ともにグッタリしてしまいます。
ヒロクニさんも異常から正常へ戻ったし、後は自然に回復するのを待つだけになり、やっとホッと。
こちらは、八重咲きのチューリップを近くでとりました。
こちらは、上から見たところ。
チューリップというより、芍薬のような感じ。
黄色い襟首の蜂が、ブンブンと羽音を立て、花から花へ密を吸って、移動していきます。
春の陽気の中、このブンブンというを聞くと、日本の春ではなく、西欧の春のような感じがします。
フランスの女性小説家のコレットの小説に、春の庭の描写がまさしくこんな感じなのです。
こちらは、いつもいる「アマカエル」。
いつもヒヤシンスの葉の上にいます。
母は「名前をつけないと」と私にいいます。(母も変な人だ・・・・)
皆お互い、相手のことを変人と思っています。