武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

涙のヒロクニさん と マジックの作品紹介433

2016-11-16 14:28:49 | Weblog


マジックで描かれた作品。
並べる作品ということです。


11月16日
朝は、青空がみられたが、曇りに変わる。

8時起床。
ヒロクニさんは、すでに起きていて制作の音が・・・。
私が、コーヒーを飲んでいると、台所に来て、いろいろ話す。

昨夜からマジックで描いていた作品があるらしく、その絵を持ってくる。
「ちょっと、こういうのをかいていてねぇ~」と。
マジックで描かれた絵は、激しいというか、激しく自由に線が描かれていて、色も混沌としている。
「いいと思わない?」と聞かれる。
芸術家は、いつも褒めてもらいたいのです。
武内の作品の中でも、繊細さがある作品が好きな私は、ちょっと困った。
しかし、私の好き嫌いだけで判断するのは、おこがましいので、
「そういう作品は、1枚や2枚でなく、たくさん作っておくといいと思う」。と言った。
ヒロクニさんは、「そうだなぁ」。と、思ったのか勢い込んで仕事場へ飛んでいった。

10時ぐらいになると、私の母が訪ねて来る。
ヒロクニさんは、朝が早かったせいか仮眠をとっていた。(夜も遅い)
母は現在1人暮らしなので、ボケ防止の為、いつも心良く訪問を受け入れることにしています。
疎外感を与えないようにしているのです。
今日は、「特に用事があるという分けではないのだけど、なんか来た」と、ばつが悪そうにいうのだ。
ボケられることを思うと、お安い御用なので、「どうぞ、どうぞ」である。
ヒロクニさんが仮眠をとっている間に来て、帰っていった。

どんよりと曇った空を見て、前から頼まれていたヒロクニさんのトレーナーのパッチワークに取りかかる。
着物の(最近、着物、着物とうるさくてごめんなさい)半襟を縫い付ける作業をするうちに、
縫い物が好きになってしまって、ヒロクニさんに「何か縫って欲しいものがあったら言って」と言った。
そうしたら、ヒロクニさんは、「このトレーナーにこういう布で、パッチワークをして欲しい」。と言って来た。
自分のいらないシャツやスカーフ等をドバッと持ってきて、「これで考えて欲しい」ということで、やってみている。

「そんなのやってくれるなんで、元気百倍。僕、嬉しいなぁ~」と、楽しそうである。
こんな風に言われて、やらない人間っている?
ヒロクニさんて、人にやる気を出させるのは天才かもしれない・・・・。
ヒロクニさんって、ヒモになれる素質あるよね~。(苦笑)
確か、阪神大震災以降・・・・と思いだすわ。

夕食の前、ヒロクニさんはめずらしくテレビを付けていて、古い演歌の番組を見ていたみたい。
作詞家の「星野哲郎氏」が写ると、なんか涙ぐんでいました。
ヒロクニさんって、涙もろいのだ!
「しあわせ食堂で、星野哲郎さんの『いわしの刺身』の絵を描いたね」。と言ったが、
気持ちが一杯になっていたようで、涙のヒロクニさんは、私の言葉は耳に入らなかったみたい。

そんな日の夕食です。

手羽を鰹出しと醤油、オイスターソース、みりん、砂糖少々、生姜を少しスライスしたもの、八角を入れて
圧力鍋で10分ぐらいで煮たものと、ニラがあったのでニラ玉を作りました。
春菊のおひたしと、白菜のぬか漬け。ぬか漬けは自家製です。
コラーゲンを取ってもらいたくて、この料理よくします。


パッチワークの前は、薄汚れたマットを捨てるために、裂き編みでマットを作っていました。
こちら↓

捨てるTシャツでこんな感じのマットが・・・・出来ました。
ヒロクニさんは気に入ったらしく、「予備もたくさん作っておけ」。という。
次する時は、もっと色目に気を使ってする予定。
裂き編みなるものをはじめてしたので、行き当たりばったりで作った結果が今回のマット。
糸で編むよりしっかりしているので、マットには最適な気がします。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする