タイトルは、「街E」。
そして、この街の絵には、人がいます。
探すことが出来ます。
この絵は、色鉛筆と青のボールペンとガランダッシュのマジックで描かれた作品です。
パズルのように人が描きこまれています。
ヒロクニさんは、楽しみの読書ととして、ミステリー小説をよく読みます。
主にイギリスのミステリーを中心にして、話してくれることが多い。
そして、その謎解きがとても楽しいみたい。
その謎解きのような感じが、この絵にはあるなぁ~と思い、フフフ・・・・と含み笑い。
ボールペン(青色)を使った作品が、急に出来上がるので驚いています。
4~6年程前に、ボールペンに凝って、緻密な作品を描いていた時期の終わりごろ、
「もう、ボールペンなんて使うもんか!」
「異常に肩が凝るこの画材はなんじゃ!」と言い、
ボールペンを全て捨てると言い出したので、「それじゃぁ、私が集めて片付けておくわ」と片付けていた。
ヒロクニさんは、小まめな方で、小さい片付けをよくする。
私からしたら、「よく、ごそごそ動く奴」なのですが、ごそごそしてボールペンを見つけたのでしょう・・・。
もう、以前思ったことは忘れているようで、熱中しています。
ヒロクニさんの描く街の絵は、日本であり神戸の街だ。
よく「外国人が描くような絵」といわれるが、自分が愛する神戸の街なのです。
現在、宝塚市に住んでいてよく言う言葉は、
「宝塚はなんと覇気の無い町」
「うすらぼんやり眠っている町」「お昼ねの街」と言う。
なんとなく、言わんとする宝塚の空気を言い当てている。
宝塚市って、田舎やからね!みんなおっとりしていて鋭敏な感覚を持った人にあうのは難しそうだ。
ヒロクニさんが、神戸の街を愛しているのは真実であります。
この絵には体温があると感じています。
家で着物きています。そして、古典は中断してこの本を読みました。
見る美 聞く美 思う美―「画家バルテュス」とともに見つけた日本の心 | |
節子・クロソフスカ・ド・ローラ | |
祥伝社 |
平家物語を読むきっかけは、バルチェスが妻である節子・クロソフスカ・ド・ローラさんに、
「平家物語を何故読んでないのだ?あの素晴らしい日本の叙事詩を日本人自身が読まないなんて・・」と
言われたという事が、節子夫人のエッセイの中にあり、私も読んでいなかったので、あわてて読んだのが始まり。
節子夫人は聡明で頭の良い方で、バルチェスの言う事の意味を理解し素直に非常に反省して
日本人として改めて日本の文化を猛勉強をされたようです。
ちょっと着物に興味がでてきてから、節子夫人の着物姿も美しいなぁ~と思っていたので、
古典の途中で、こちらの本を読んでいました。
外国に住む日本人としての意見も非常に参考になる。
例えば、言葉のことを挙げられているのですが、西洋の言葉と日本の言葉の違いは、外界性と内界性の違いをあげている。
「それを西洋では、説明する美しさがあり、日本語には説明しないところに美しさがあります。」と述べています。
また、「この欧米と日本語の言葉使いの違いから、「日本人は意見をはっきり言わない」とか、
「本当の気持ちがよく理解できない」という批判になって伝えられます。でもそれは、私たちの心の奥に潜む、
慎ましい、他人を敬う優しさからのことなのです。
これからの世界は、少数の国の文化、他とは異なる思想をも尊敬されるべく新しい時代に向かわないといけないと
思います。
ですから日本人は、日本がこのような文化、思想を持っている国であるということを出来るだけ努力して伝え、
日本語の美しさは、いかにしても守るできであると望んでいます。」という部分を大変興味深く思いました。
その他、バルチェスが「徒然草」を愛読していることを知り、私は先回のブログで「徒然草」はいまいちだったという
感想を書いた。まだまだ私には良さが分からないのかもしれません。
着物はやっと名古屋帯を自分で結べるようになり、少し進歩をしています。
ギュッと伊達締めを締めるとき気持ちが引き締まる瞬間は、いい感じがします。
私は上等でなくていい普段着の着物を目指しているので、すそがめくれない工夫をして自転車にも乗っています。
通り過ぎるのは、一瞬のことよね~ということで・・・・・・。
こちらの花は、庭の下草なのですが、花を付け出したので飾りました。
名前は、「斑入り藪欄」と言います。
秋に入って、花も少なくなり、次は周明菊がつぼみを付けています。
9月~10月にかけて球根の植え付けが忙しくなりそうです。
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妻は別のブログも書いています。
「さほりさんの自虐史観からの脱却」というブログです。
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今は、フーバー大統領回顧録「日米戦争を起こしたのは誰か」を紹介しています。
ついでに、私が良く見るブログも貼ってあります。
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