ヒロクニさんの描く地下鉄の入口
クレヨンと色鉛筆で描かれています。
今日の朝いきなり「サホリ、俺はまだまだ挑戦してみたいことがある。俺に馬鹿をやらせてくれ!」と、言われたのです。
一瞬「馬鹿」と言う言葉だけが頭を駆け巡り、「誰が観ても理解不能な絵を描く気なんだろうか?」と、
そんな風に受け取れてしまいました。しかし、顔を見ると真剣なのだ。
よーし真剣勝負ならOKよ!「やっておくんなまし」と励ましたのです。
なんかワクワクと愉快な気持ちになりましたの。
ヒロクニさんに勧められて健さん主演の映画をたくさん見た。
高倉健氏が亡くなったことで、見た映画の数々を思い出していました。
昭和残任伝シリーズ、網走番外地、幸福の黄色いハンカチ、居酒屋兆治、ジャコ万と鉄、あなたへ等・・。
「昭和残任伝唐獅子牡丹」は何度も見た。これは、ヒロクニさんのお気に入りで、一緒に何回も見てしまった。
ヒロクニさんは、いつも同じシーンで泣き、それを見ているのが面白かった。
「幸福の黄色いハンカチ」では、黄色いハンカチが羽ばたき、女が待っていてくれたという所で、怒号する。
そういうヒロクニさんが面白かった。
私が好きな映画は「ジャコ万と鉄」だ。
一本気な風来坊の青年を演じていた役。命がけで鰊漁をする物語。
これがすごく好きだった。映画を自体力強さがみなぎっていてお気に入りなのです。
無欲恬淡とした健さんの生き方が、演技と存在感に出ていてそこが魅力だったなぁ~と思う。
心からご冥福を祈ります。
親授式後の記者会見で高倉建さんは、「日本人に生まれて本当によかったと、今日思いました」と述べています。また、この受章については親授式前の10月にも「今後も、この国に生まれて良かったと思える人物像を演じられるよう、人生を愛する心、感動する心を養い続けたいと思います。」とのコメントを。
やっぱり健さんは、いいなぁ~。素敵な人でした。
ヒロクニさんの「馬鹿をやれせてくれ!」と真剣な顔に「やっておくんなまし」と答えた背景には、
昭和残任伝シリーズの見過ぎが原因か?
男の行く道を遮ってはいけません。
そう思った妻であります。
我が家の門の近くに咲いている菊の花。
最初はピンク色していますが、時間が経つと白色に変化してきます。
もう、菊の花は終わりかけです。
そして、収穫を終えた柿の木が紅葉して出来た落葉。
踏みしめるとカサカサと音がします。