武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

我が家の冬の生活(作品紹介324・色鉛筆)

2014-01-12 17:22:06 | Weblog

この絵は、特に題が決められているわけではないので、わたしは勝手に
武内ヒロク二作品の中の「アンモナイト群」と識別しています。

この作品は、夏に描きあげたのもだと記憶しています。
色鉛筆の芯は、夏と冬では、硬さが全く違い微妙に作風が変わります。
ヒロク二さん自身も、夏と冬では全く違い凄い変化を起こします。しかし、変わらないのは制作する姿。
本当に、変わらないので感動します。

わたしも、過去をふりかえると「もう、限界で離婚する」と何度思ったか・・・・。
「こいつは、貧乏神?」と思えてきて、「近よらないで、肩凝るから!!」とシッシッと「あっち行け」とか思った時の「離婚届」の枚数は、6通。(役所は、2部くれます)

何やかんやとありますが、この変わらない姿勢がいつも思いとどまる要因だったのかもしれません。
何かの文章を読んでいて、「70代からは余生」「老後」とかの言葉を見つけると、現在76歳のヒロク二さんも、もう少しゆっくりしてもいいと思うのですが、達磨のように起き上がって、絵を描いてしまう。

そんなヒロク二さんに「優しく接する」というのが、わたしの今年のテーマです。

優しくの1つとして、ヒロク二さんの話も聞くようにしているのですが、しっかり言葉を聞くと意識して聞けば聞くほど、「・・・・・・・・?」となってしまうのです。そして、忘れる。身体を大仏のように横にして、適当に聞き流しながら、雰囲気をつかむというという方が分かった気になれるのはどうして?男性は、女性が抽象論になるとついてこないのに、がっかりするらしいが、わたしも、その口だ。ヒロク二さんは気が弱った時に、「僕が死んだら・・」「僕が死んだら、武内はかれこれこういう人でしたと、君は伝えないといけないよ」と、言い、そのかれこれが、わたしには記憶できないのです。抽象的で・・・。最近、買い物へ行って、財布を忘れるとか、忘れ物が私生活で、目立ちます。

読みなさいということで「アンドレ・ブルトン」が五冊、わたしの部屋に置かれているけれど、読んで分かるのか?いまひとつ、触手がのびないのです。

触手が伸びる本と言えば、歴史。
こっちの方がサスペンスを読んでいるようで楽しい。
真実の中国史【1840-1949】
宮脇淳子
ビジネス社

この方は、モンゴルの歴史に詳しい方なのですが、満州語に通じていることから、中国の近代史を詳しく述べています。清という国は、満州人の国で、中国とはどのように近代化をしていったのか?それを、分かりやすい言葉で表現して下さっています。いまでいう中華人民共和国の成り立ちを、日本の方から見るのではなく、すっぽりとその地の人の人になっての考察がとてもいい。
わたしが中国大陸に放り込まれたら、人を信じて、だまされまくったあげく、すぐ死にそうです。

毛沢東って、後から歴史を作る天才だったのですね。プロパガンダの天才というか・・・・。すごい数の人を虐殺しているし・・。蟻を踏み潰すって感じです。

よく日本は、中国に侵略戦争をしたと言われるが、同時期にイギリス、フランス、ドイツ、最大はロシアも侵略し放題です。実際には、蒋介石(中華民国)と毛沢東は対立していて、毛沢東はうまく蒋介石と日本を戦わせて、漁夫の利を得ようとしていたわけで、日本は毛沢東の建国した中華人民共和国とは、戦ったことないのですが・・・・。

靖国神社の参拝にケチをいつも中華人民共和国はつけるが、死者に鞭打つ発想そのものが、中国の風習なのです。
実は、この事にあまり感心がなかったのですが、わたしの祖父は、靖国神社に祭られていたのです。最近、母に聞くまで、知りませんでした。祖父は若くして亡くなったので、写真は若いまま・・・。祖先を今まで顧みたことがなかったのに気が付きました。祖母が、我侭で口ばかり達者になった頃、わたしに、「こうしていられるのは、おじいちゃんのお陰や!」とよく言いました。わたしに対して、傲慢な感じがしたのだと今になって、理解できます。
祖母も亡くなりましたが、やっと今頃になって、祖先を大切にする、国を守って亡くなられた方に尊崇の念を持つのは、大切だと思いました。祖母は、謙虚さをわたしに求めていたのだと思います。
真実の満洲史【1894-1956】
クリエーター情報なし
ビジネス社

これは、続編でいま読書中。
1月に入ってから、時間があっという間に過ぎてゆきます。


パンジーを3苗、鉢に植えています。
この花をたまに摘んで、食卓へ飾ります。今年はパンジーは黄色、ブルー、赤の三色しか種類がないので、交互に食卓に飾ります。花を摘んで、コップへ入れている時の気持ちが、清らかです。




コメント (1)
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