武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

春が来ましたね。ヒロクニさんもやっと外出。(作品紹介111)

2013-03-21 15:06:36 | Weblog

やっと、冬篭りしていたヒロクニさんが、外出です。
いってらっしゃい!!


これは、冬の間に描かれた作品ですが、わたしは、頭を抱えて笑いそうになった。
ヒロクニさんの永遠のテーマである「歯ブラシ」が登場。
この絵の説明をしてくれたのですが、説明の言葉が難しくて、長かったので忘れてしまいました。「俺の・・・、概念の・・・・、象徴としての歯ブラシ・・・の哲学が・・・・」。と説明してくれたような。
単細胞で具体的な例を聞くまで、理解できない脳味噌の持ち主のわたしには、よく分かりませんでした。
例の如く、「馬鹿にでもわかるような説明をしてくれ」と言うと、テンションが落ちるようで、軽蔑の眼差しでわたしを見ます。実際、意気消沈しているのを感じます。

ヒロクニさんが哲学的な生活を送っている横で、現実の生活を一手に引き受けているわたし。理想の夫婦像だと感心する。

冬篭りとは言うが、制作三昧で見ていてビックリ。結婚して二十数年になりますが、パワーは衰えていない。正直怖い「爺さん」です。ただ、年齢とともに友人や同い年の画家仲間が亡くなったりとして、時折寂しい感情におそわれるようです。

「ヒロクニさんが、淋しそうにしているな姿を目にした妻が、しんみりと思う」というのではなく、「俺は、淋しいんだ!」と感情の吐露をぶつけてくるので、「そうなんだ!」と思う次第です。長く一緒に暮らしていると、こういうのが普通になってきて、夫婦は似てくるというか・・・、わたしにもその傾向が移って、他の場所でそんな風に振舞っているらしい・・・・。人から言われて、驚いた。

最近、やっと美容室に行ったのですが、だんだん髪型まで似てきた。
短くしてパーマを当てたのですが、鏡を見ているうちにギョッとして、「ヒロクニセンセイ、夫婦だからか知らないけれど、髪形がおんなじになってきたよ!!」と、言いに、歩いて5歩のアトリエの部屋にかけこんだ。


昨年の9月に植えたヒヤシンスが、やっと咲く準備をしています。
ひっそり咲くように草むらの中に植えました。
うしろに見えるパンジーは、イタリアのパンジーだそうで、ムーランフリルという種類。
花がら摘みをしている時に、何故か癒されます。春の陽気も気持ちがいいですね。

ヒロクニさんはめでたく、出所祝いということです。
「シャバは・・・」「シャバは・・・」って言葉を使うヒロクニさんですから!


コメント
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