北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

もう一度 考えるんだ

2015-03-04 21:57:24 | 日記
昨日、ルンバと買物から帰ってきたら車庫の横に動く影。

何だろうと思ったら、定休日のテルテル所長が脚立をいっぱいに伸ばしてよじ上り 車庫の除雪をすると云うのだ。
傾斜が緩いとは云え 間違って落ちたら大変なので無理しないで降りておいでと云うのだが本人はヤル気充分でスコップを振り回して雪を下し始めた。



端に近い部分は、ママさんダンプをスリスリ娘に用意させて、その上に落とすと云うキャッチボール的な技も見せた



問題は、作業を終えて下りる時だ。
脚立は屋根まで届いていないので、多分雪山の上に飛び下りるのだろう。


その内、作業が終わり 雪山に飛び下りる仕草を見せるテルテル。
ついにクライマックスがやってきた。



しかし雪山に飛び下りるには、目の前を横切る電線が邪魔だ。
下手すると、飛んだ瞬間に首が引っかかって「オエッ」となるかも知れない。
それはそれで 凄い写真が撮れそうなので良い位置を確保して「オエッ」を待つ。

ただ待つのも面白くないので、サスペンスを再現して声を掛けてみた。

「待て、良く考えるんだ。生きていれば 必ず良いことがあるぞぉ」
「残された家族のことを考えたことがあるのかぁ」
「自首して もう一度やりなおすんだぁ」

あまりの言葉に「オエッ」となる前に 滑り落ちて「クルッ」と回転して落下なんて云うのも考えられる状態になった。
だから、ワクワクしながらカメラを連射モードに切り替えた。

「オエッ」だろうか、それとも「クルッ」が見られるのだろうか。
冷え切った指先をシャッターに置き、ファインダーを覗きこんで その瞬間を待つ。

それなのに、それなのに、飛び下りることを止め、元の脚立の位置にぶら下がって普通に下りてしまった。



何だよぉ、すげえガッカリ。
あ~~寒い思いして損した(涙)