北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

姫様 お許しを

2015-03-03 20:46:08 | 日記
二日続けて釧網線を走る「冬の湿原号」が吹雪のために運休した。
私の住む釧路でも悲鳴を上げるほどの大雪だったが、新聞によると内陸部や知床は桁が違う。
積雪量の単位がセンチではなくメートルで表示されていた。

SLがダメなら雪景色でも撮ろうかと郊外へ車を走らせた
本州では、桜も梅も、そして薔薇までもが咲いたと云っていたがこちらはモノクロの世界。



木々に吹雪でまとわりついた「雪の花」が咲いている。



雪原に点々と続く動物の足跡。



屋根に分厚く積もった雪が降雪量の多さを物語っている。



釧路空港でも雪かきが大変だったとか聞いたので帰りに寄ってみて驚いた。
私の家から8kmしか離れていないのに、二倍は降ったように思えてしまう。





レンタカー会社の駐車場に置かれた車は、雪原の起伏の一部になっている。





自然への回帰だ。どうやって掘り出すのだろう。

空港の駐車場に置かれたまま ご主人様の帰りを待っている車も雪の下だ。



通路を確保するために除雪車が数台走り回っているが、放置された車両に傷を付けないように動きが慎重だ。



空港から借りたスコップで一生懸命車を掘り出している女性がいた。

「何でこんな目に合わなきゃいけないの」と目が怒りで燃えている
空港職員の男性が手伝っているのだが、自分が雪を降らせてしまったとでも云うように小さくなって姫の怒りを躱そうと必死だ。



ノホホンとカメラを首にぶら下げて歩いていた私は 姫の殺気を浴び、一瞬でレンズを伏せた。