北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

ニタニタしたくて

2024-09-27 19:23:06 | 日記
昨夜、寝る準備をしていて、いつものように栞が挟んである本を枕の横にセットした。

娘を病気で亡くしたことが原因で、ついに離婚するに至った男性の気落ちした心が、笑顔溢れる家族との写真以外、ほとんど何もない部屋から滲み出ている冷たい空気を感じさせるストーリー。

そこへ突然迷い込んできたランドセル世代の少女。
交番へ連れて行こうとするのを嫌がりテレビの薄さやスマホにイチイチ驚く時代錯誤ぶり。

もしかしたら娘の代わりに過去から来たのでは無いかと思いながら食事を与え………

ラストでは眼科医から「足りない」と云われている涙が私の目から流れて…なんてことを思ったところで、この本の返却日が一日過ぎていたことに気付いた。

だから、それから先は、ドンドコドンドコ飛ばし読み。
涙なんか一滴も出ず、どんなストーリーだったのかも判然としないまま今日図書館へ返却しに行った。

代わりに借りてきたのがマイフレのS子さん推薦の奥田英朗さんの本。
奥田英朗さんと云う名に記憶が無いから、多分初めて手にしたのではないかと思うのだけれど、S子さんが面白いと云うのだから、多分私にも合うに違いない。
何故なら、S子さんからは私と同じような匂いを感じるからだ
特にエロいのが好きとか (違うかなぁ…)

探して見つけた三冊を内容も確認せずに全部借りてきた。

偶然にも彼女が推薦する伊良部先生モノも2冊入っていたのだけれど、それは楽しみにとっておいて短編のエッセイが詰まっている本を手にとった。

その前に巻末にある「あとがき」に目を通してみたら、何と作者本人が書いていた。
それを読んだだけで私の顔はニタニタ。ニヤニヤではなくニタニタだ。

S子さんと同じ表情をしているのではと確信した瞬間だ。

さぁ、奥田英朗さんの世界に入ってみよう。
もっと沢山のニタニタが待っているに違いない。

寒くなんか ない

2024-09-23 19:58:02 | 日記
今日は祝日だ。
何かの振替休日らしい。

現役で働いていた時には、とにかく待ち遠しくて嬉しかった祝日も、毎日がお休みだと有難さや喜びは一切無くなり、ただカレンダーが赤マルで囲まれただけの日になった。

ここ数日は日中でも17℃ぐらい。
いつも「寒いね」と云う私に「暑いよ、私は洗濯して掃除機かけて朝から動き回っているからね」
とイヤミをタップリ含ませて言い返すアノ人も、さすが「暑いよ」とは云わなくなった。

後は、どちらが耐えきれなくなってストーブのスイッチを押すかだ。

我慢大会はまだ続いている。

私は室内着を何気なく一枚増やした。

暑い日には下半身スッポンポンで寝ていたのだが、半月程前にタオルケットを使うようになり一昨日から毛布を重ね、昨夜はついに掛け布団を出した。

今日、窓を開けてみたら、けっこう冷たい空気を感じた。
ウォーキングに着ていく服を迷ったのだが結局半袖を選んだ。

寒気と云うより冷気の中を半袖姿で鼻水を垂らし大股で歩く。

多分、羽田から着いた人を乗せた連絡バスだと思うが、私の服装を車内から見下ろして何か云っていたように感じた。

どうせ復路は走るのだ。ジョギングで汗をかくから これで良いのだ。

歩きながら振り返ると同じように半袖姿の爺ちゃんがウォークして私に迫ってくるのが見えた。
この人も家で同じように我慢較べをしているのだろうか。

変な人と思われたくない私は早めにジョギングに切り替えた。

ゲージツだから

2024-09-21 21:01:28 | 日記
数日前にお盆の飾り付けをしたお寺の納骨堂にある仏壇に供えた花の水が気になり、枯れる前に水を替えようかと思い立って、街中の図書館にいた私は寺へ向かったのだが、途中見つけたのが岸壁に停泊中の豪華客船。

お寺の骨堂の花瓶は水がほぼスッカラカンで、やっぱり来て良かったと思いながら少し多めに補充し、御先祖様へ改めて手を合わせた帰りは、客船を撮影しに寄り道。

ウォーキングを兼ねて港内を歩き回り、幣舞橋へも上がって憧れのピンと尖った四季の像を見て、乳の見事さに改めてため息。

港を見ると港外にもう一隻、大型客船が停泊しているのが見えたので、係の人に確認したら明日入港予定で時間待ちしているのだそう。

二隻も入れない港だからねぇ、仕方がないのだろうけれど何とかならないものかと歯痒く思っが、私の興味は船よりも乳。

橋を歩きながら別の四季の像の乳をじっくりと鑑賞した。

ポニーテールとジジィ

2024-09-18 21:26:47 | 日記
阿寒町まで延びていた道東自動車道が工事中だった釧路までほぼ完成したようだ。
後は、お偉いさんが集まって「私の力で頑張って通しました」と云うような顔をして並び開通式をやるのだろうが、その前に「親子現場見学会」を催すので参加者募集中の連絡が入った。
私のような爺婆だって見学したい人はいるだろうに除け者だ。親子限定だもの。

どちらかと云うと税金を払って寄与したのは現在の爺婆なのにだ。

確かに今は爺婆でも数年前までは垂れていた部分もきちんと上を向くことはあったし(時々だけれど)、眼だってキラキラしていた。

そうそう話は変わるけれど、最近ポニーテールが何なのかを知った。
数年前にAKBが歌った「ポニーテールとシュシュ」と云うのがあって理解せずに聴いていたのだけれど、そのポニーテールのことだと思う。

直訳すればお馬さんのポニーと尻尾のことなのにね。
髪を後で束ねて、お馬さんの尻尾のようにした可愛い女性を、お彼岸の買物でスーパーへ行ったときに見た。

今までも見ていたのかも知れないけれど改めて見てみると、何と可愛い素敵な髪型だろうかとチラ見の連続。

探してみたら店内にはポニーテールがチラホラ。私は仏様の買物はルンバに任せてポニーテール探し。

そして分かったことがある。それは首が細く長ければ、よりポニーテールは似合うと云うことだ。

ルンバもしてみれば良いのにと一瞬だけ思ったのだけれど・・・首がね・・・・無い。

それに白髪だし。

伝わらなくても

2024-09-16 20:33:32 | ウォーキング
薬効果で眼の調子が回復したので、頑張ってウォーキングへ出た。
一日の最高気温が連日20℃に届かなくなったので長袖にしようか迷った、窓から半袖姿でワンコを散歩させている爺ちゃんを見たので、いつもの白い半袖に手を通した。

秋口に入り熊の目撃情報が増えているので、よつ葉裏ルートをやめ国道を渡って高専から奥へ入ってみた。

国道を渡ることで町内会も違うし、見慣れない建物が続く。

団地の中を新鮮な気持ちで歩いていると、突然民家の前にあるPに置かれたキッチンカーを発見。

何故こんな所に? 商売にはならないだろうにと思いながら見ていたら車の陰から女性が現れて幟を立て、車の横にテーブルと椅子を並べた。

その女性が、何と云うかとっても可愛い。美しいではなくて可愛いのだ。
年齢は40歳位だろうか。とにかく可愛いので思わず引き寄せられて
「もう開店しているんですか?」なんて声を掛けてしまった。
「今 開店したところです」とニッコリする彼女の強烈な引力に抵抗できず、
「それじゃ チーズのホットドックを一つ」なんて注文してしまった私。

「お時間が10分程かかりますが……」と云う彼女に「30分でも1時間でも待ちます」と云う

「その白いシャツに見覚えがあるんですが、よつ葉の裏を時々走っていませんか?」なんて云われてドキッ。

「真剣な顔をして一生懸命に走っていましたけれど・・・・」と云うのに、「それは多分私です」と云うだけで精一杯。

真剣な顔をして必死に走っている時は大抵 ンコを我慢している時だから。
普通なら、こんな可愛い女性を見忘れることは無いし、きちんと挨拶をしているだろう。

私は出来上がったホットドックを受取りルンルン気分。
また、こちらのコースを歩こうと思ったのだけれど開店は不定期だと云う。
キッチンカーだから移動して商売するのだ。今度は いつ会えるのだろう。

私は大きく手を5回振った。もちろん「サヨウナラ」の合図ではない
ドリカムのブレーキと同じく「アイシテル」のサインだ。
伝わるかどうかは知らないけれど。