北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

車中泊の旅・・・・甲斐から諏訪へ

2017-03-30 22:42:55 | 旅行


甲斐の国と云えば武田信玄公である。
その菩提寺が恵林寺。

しかし、この寺は別の凄惨な出来事で歴史に名を残している。

佐々木承禎らを この寺が匿ったことに怒った信長が、名僧快川国師はじめ百余人の僧侶らを三門に 集め火をつけたのだ。

この時、国師は「心頭滅却すれば火も自ら涼し」との言葉を残し従容として炎の中に消えたのである。

再建された三門には、その国師の言葉が残されている。





信玄の居城だった躑躅ヶ崎館の跡地には 信玄を祭神として武田神社が建てられている。



その神社に参拝し甲斐善光寺に詣でた後日本三奇橋の一つと言われる甲斐の猿橋を見に行った。



駐車場から7~8分川沿いの崖道を歩かされたが、なるほど目の前に現れた橋は変わった構造をしていた。



猿が協力し、手をつなぎ合って橋を造った姿に見えなくもない。



高所恐怖症の私は、腰が引けた姿で何とか写真を撮り、並行して架けられている鉄筋の橋から下を覗いてヘナヘナと崩れそうになった。


諏訪で有名なのはテレビでも放映されたことがあるが御柱祭の諏訪大社だ。

諏訪大社には上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮の4社があるがその内
上社本宮と下社秋宮へ行って御朱印を頂き諏訪湖を望む諏訪湖SAにて車中泊。

このSAから見下ろす諏訪湖がなかなか美しい。



さて、明日は初めての中山道 木曽路だ。
どんな道なのか想像しながら毛布にくるまった。

車中泊の旅・・・・沼津から甲斐の国へ

2017-03-26 21:55:35 | 旅行


沼津港にある巨大水門「びゅうお」へ寄った。100円払えば高い場所にある展望施設に上がることができる。
眼下に見えるのは我入道だ。これだけガッシリしていれば高所恐怖症の私も安心できる。



逆側のエレベーターを降りて水産市場で食事をし、向かったのは深海魚水族館。



見たことも無いキモイものもあったが、どうやら主役は3億年以上前から変わらぬ姿で生息し、生きている化石と言わているシーラカンスのようだ。











剥製もあったが、何と展示ケース自体が冷凍庫で冷凍された状態のシーラカンスまで展示されているのには驚いた。







富士川沿いに北上し目指したのは日蓮宗の総本山 身延山久遠寺。


長い石段を登らなくても良いように 予め調べておいた裏側の駐車場に停めたのだが、そこから本堂までは かなりの急坂で息が切れた。



御朱印を頂き、境内を見て歩いていると 何と駐車場を発見。どこから上がってくるのか知らないが別なルートがあるようだ。



新しい道の駅 富士川で車中泊し、甲府から諏訪へ向かった。





甲斐国一の宮である浅間神社の後、大善寺へ寄った。

あまり信心深くは無く、墓場は嫌いなくせに いつの頃からか古社、古寺が好きになったようで一の宮の境内に入ると気が引き締まるし古寺の佇まいを見ると安らぐ。

大善寺は歴史的にも有名で、武田勝頼が敗走時に立ち寄り、近藤勇が最後の戦いをした場所でもある。
ここでも石段をヒーヒーと上がったが、下の駐車場で受付をした奥様が忍者のごとく上に現れたのには驚いた。ここにも秘密のルートがあるに違いない。





大善寺から見る甲府の町並みは美しく、南アルプスは雪を頂いて輝いていた。





車中泊の旅・・・・鎌倉、熱海では日本で唯一のアソコへ

2017-03-23 21:23:06 | 旅行
江ノ電に乗っていると沿線や駅で沢山のカメラに出迎えられる。
いかに人気があるかが判る光景だ。

鎌倉に到着し人で溢れている小町通りを歩き鶴岡八幡に参拝。







再び江ノ電に乗って長谷で下車し、長谷寺と鎌倉大仏を見て回り隣駅の極楽寺まで どのぐらいかを訊いたら7~8分とのことなので、
それじゃと歩きだしたのだが10分経っても着かない。その上かなりの坂道でひどい目にあった。









翌日は三嶋大社に寄って富士川沿いに北上し、身延山に参拝して甲府から諏訪湖を目指す予定だった。

それが走っている内に前回熱海へ向かって走っていた時に 丁度休日と重なり大渋滞でやむを得ずユーターンしたことを思い出した。

だから三嶋大社を消して行き先を変更した。

熱海と云えば梅園とかMOA美術館なんてのが有名だが、私が目指すのは秘宝館だ。
昔は全国各地の温泉地にあり、北海道では定山渓にもあったらしいのだが既に閉館して、今や唯一 熱海にのみ残っている貴重な存在だと何かで聞いたことがある。





どんどん山道を走り狭い道を苦にもせずに到着し開館と同時に一番乗りで入館したのだが、何と1700円も取られた。

撮影禁止なので紹介はできないが、まぁ楽しいと云えば楽しいし しょうもないと云えばしょうもない。

一生懸命ハンドルを回すとマリリンモンロー風の人形のスカート下から風が吹き込んでスカートがフワリと浮き上がるのだが、人形と判っていても思わず覗きこんでしまう自分が情けない。



椅子に坐るとSWが入るらしく、鏡に映った自分の横に若い女性が3Dで現れ、手にした玉子に布を被せて撫で撫でし、布をパッと取ると女性の上半身の布が消え 見事なオッパイがポロリ。

また玉子を撫でるとパッと下半身の布が消えた。あまりの嬉しさに思わず手を叩き、隠し撮りするのを忘れた。

テレビのクイズ番組で、舞の海が相撲の四十八手 全てを答えたのをみて驚いたものだが、ここにも色々な取り組みが人形を使って並んでいるので、上下左右程度しか経験のない探究心が欠如しているワンパターン人間の私には、どうも並んでいる取り組みの違いがわからない。
AとA’ の違いが理解できず右へ行ったり左へ戻ったり(笑)

出口の前には売店があり、色々なものが並んでいたのだが第一線を退いた私には無用のものばかりだ。

あの布を被せて撫で撫でする玉子があれば買ったのだが・・・・

駐車場へ戻ってみると7台程しか置けない小さな駐車場は満車になっていた。

何と若い女性二人組が並んで入って行った。その後に続くのは若いカップル。



駐車場のオッチャンに云わせると 最近は珍しくないのだそうだ。

「日本で唯一」の報道が効いて毎日沢山の人が訪れるらしい。

でも・・・・・1700円は 高いなぁ・・・・ 拍手はしちゃったけれどね。

車中泊の旅・・・・千葉から海ほたる・そして江ノ電

2017-03-21 23:12:23 | 旅行


どんどん車を進めて富津岬へ寄った。

珍しい五葉松をかたどった展望塔があると知ったからだ。
岬への道を走っていると、ランニングをしているチームが沢山。



それを遠慮気味にかわして岬先端へ行ったのだが その名物の展望台は工事中のようで入られなかった。





一生懸命ランニングに汗を流している中には女性のチームもあるようで根性無しの私には眩しい存在だ。

岬の中ほどにある公園の駐車場が各チームのゴール地点となっているようで、バスに収容される前の選手達が逞しい肌を見せて汗を拭いていた。



と云うことは、もう少し待っていたら 車で追い越した あの女性チームも戻ってきて艶やかな汗を拭くのだろうかと しばし待機したのだが・・・
いつまで経っても現れなかった(涙)

東京湾に浮かぶ 海ほたるを訪れるのは二回目だ。





早朝すぎて店の大半は開業前だった。
目当ての佐世保バーガーの店は開いていたのだが、でも目的にバーガーは まだ発売されていなくて モーニングバーガーなるもので腹を満たした。



長い海底トンネルを怖々通って神奈川県に上陸。



横浜の赤レンガ倉庫を横目で眺めて一気に宿泊先の藤沢駅前のホテルへ入った。





チエックイン時間前なので車と荷物を預けて駅へ。目当ては江ノ電と湘南モノレールだ。

JRで大船へ行き、先ずモノレール。椅子には座らず子供のように運転席の後ろに立って何度もシャッターを押した。



このモノレールは吊り下げ型で揺れるし、起伏のある場所を走るので上がったり下がったりを繰り返す。さらに珍しいことにトンネルまで通るのだ。





湘南江の島駅へ着いたら、今度は江ノ電だ。



またも運転席の後ろに立ってウハウハの撮影を繰り返し鎌倉駅へ到着した。







車中泊の旅・・・・・外房・九十九里編

2017-03-20 20:30:12 | 旅行
鹿島・香取神宮に参拝し、九十九里浜に沿って走った。

この道は、昔々子供をディズニーランドーへ連れていくときに走った道だ。

当時、車にはナビもエアコンも付いていなくて地図だけが頼りだった。
途中、生まれて初めて海水浴と云うものを体験させたのも この辺りだ。



しかし予想に反して海岸沿いに走る道路から海は見えない。細い脇道を入ると海には出られるのだろうが、普通に走っている分には視界に入るのはほんの一瞬。超ミニのお姉ちゃんのおパンツを偶然見られる確率の方が高いに違いない。

こんな楽しくない九十九里を通過し南房総と云う区域に入ると気候が違うのだろうか様相は一変し南国ムード満点になった。



急に雨に降られたが、先ず寄ったのが日蓮誕生の地に建てられた{誕生寺}。







広大な敷地に見事な伽藍が並び見応えがあった。

次に寄ったのが仁右衛門島。代々仁右衛門家の個人の所有らしく小説や映画にも登場する小さな島だ。手の届きそうな距離にあるのに渡し船があるらしい。

是非 この目で見たくてナビを頼りに進んだのだが、道幅が車一台ギリギリにまでなって後悔した所で島の向かいにある漁港に到着。



それにしても この漁港の周りに建っている家は、崖の近くに貼りつくようにギチギチで並んでいる。
大工さんもかなり苦労したのではないかと思うのだがも、向かいの家まで三歩しか余裕がない場所ではなく、もう少し余裕のある場所を探せば良いのにと思うのは、よけいなお世話なのだろうか。




その漁港の至近に浮かぶ仁右衛門島は個人の所有なので 渡ることはできるが民宿をしている家が一軒あるだけなので結局上陸はしなかった。

この辺り、道の駅が次々と現れるので何処に泊まろうかと悩みながらどんどん車を進めた。