北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

コウモン様の撮影小旅行 3

2013-05-30 16:11:41 | 旅行
最北の稚内での宿は、道の駅での車中泊だ。
JR駅の横に駐車場があるので、大人気だ。
難点は、駅舎内のトイレへ行くのに200m程歩かなければならないことだ。


この町には、我が家では伝説となっている因縁の店がある。
何年も前のことなのに全員が店の名前まで記憶している。
多分、店に来る客の殆どがラーメンを注文するのだろう。
我々は、4人が注文したのは、全員が「幕の内」。若い店主がアタフタしている。
かなり待たされて、出てきた「幕の内」に唖然。
弁当屋で売っているペラペラのプラスチックの容器に、素揚げのような魚に何やらワカランものが・・・・・。
どのへんが「幕の内」なのか??? もしかしたら、容器?
定番のカマボコは? 卵焼きは?
全員が、ガッカリして半分以上残して退散。
以来、北海道の三大ガッカリの店としてしっかり登録されているのだ。
この旅で、あの当時の記憶を再確認しなければならない。
店は、何と改装して綺麗になっていた。

店主の顔を見て少しだけ記憶が蘇る。
メニューからは・・・・・何と「幕の内」が消えていた。
普通の店より高いが カツ丼を注文。1000円だ。

肉・・・・・薄い、衣と同じ位の厚さ。バラ肉?1000円?ウソだろ…….
味・・・・・コクが無い。何か足りない。


今度からは、稚内でもTVのイチオシ情報で店を探そう。
車に戻ってからも、カツ丼の恨みが消えない。三大ガッカリに再登録だ。
そうだ、残してあった「揚げいも」を食べよう。冷えてしまったが「揚げいも」は旨い。油が少しシットリしてしまったが、旨い。パンパクと2個も食べてしまった。カツ丼の恨みが少し消えた。

大きいの・・・・・

2013-05-29 17:56:56 | ウォーキング
旅から帰って久しぶりに春採湖をウォーキング。
いつも、私とは湖を逆周りして すれ違う元気なオバ様も「頑張って~~」とデカい声を出して挨拶していく


何と、桜も咲いている。日本で一番遅い開花だ。


焼き肉をしている人の姿まで。


1週間前には、ふきのとう の横に小さく隠れていた蕗が大きくなっていた。
遊歩道の路肩に、覆いかぶさるように密集している。


昔、京都から観光にきた友人若夫婦を車で案内した。
休憩で、公園のトイレへ入った奥様。
しばらくして出てきたと思ったら、トイレの出口で叫んだ。

「いや~ん、こんなに大きい~~」 (何だ、何だ?変態か?)
「こんなに大きいの、初めて~~」
「普通は、もっと小さいのに~~」トイレの脇に生えている蕗が大きいので驚いているのだ。
本州のものは、小さいらしい。

「足寄の方には、もっと大きいのがありますよ」と私 (ラワン蕗のことだ)
「えっ、もっと大きいの~、見てみたい」・・・・・ホント、こう言いました。
「大きいの、大好き」・・・・・これは、話を盛りました(スミマセン)


コウモン様の撮影小旅行 2

2013-05-28 18:01:15 | 旅行
さて、協和温泉で「きのこのビリカラ丼」を満喫し北へ向かう。

しばらくして見えてくるのが岩尾内湖だ。ダム湖で橋が湖を跨いでいる。


このダムを過ぎたら坂を下って山道も終わりのようだ。
下川町は、農地などを造成する時に出た石を利用して作った「万里の長城」で有名な町だ。
桜ヶ丘公園を囲む形でミニ長城がそびえ立っている。


城内には「ふるさと交流館」が池に浮かぶように建っているが有料なのでパス。


夕方になってくると、考えるのは宿泊場所。この辺には大きな町が無いので車中泊になりそうだ。とにかく北へ向かう。
道の駅を次々と抑えて日暮れになった所で宿泊しようと適当なルートをナビに設定する。

道の駅 びふか・・・・・売店で 揚げいも、フライドチキンそれに、何と美深牛の肉まんを売っている。デブは揚げ物には弱いのだ。つい全部買ってしまう600円。
肉まんとフライドチキンをPで完食。
揚げいもは・・・・・後の楽しみ。

道の駅 おといねっぷ・・・・・ここで宿泊しようかと思ったが、まだ陽が高いようなので先へ進む。
道の駅 ピンネシリ・・・・・宿泊しようとしたのだが、何と寂しい場所であることか。車が1台もいない。どうなるかわからないが先へ進む決断を下す。
ナビに目的地を稚内駅と設定。約108kmと算出された。本気で走れば2時間か?
まだ陽か高い。
一生懸命走って前方の車列に追いついた。しばらく走るとナビの指示が左折。
他車はすべて直進したのに、大丈夫なのか?

ナビの指示した方向は峠道。どんどん高度が上がり路肩には雪。
峠から見える山は敏音知岳(ピンネシリ)か?


ナビを信用するしかないので、とにかく走る。
日暮れと同時にJR稚内駅到着。新築された駅は道の駅も兼ねている。


以前の駅舎と位置が90度回転しているように感じる。
新駅舎でコウモン様の御顔を洗い、今日の疲れを癒す。

旧線路の終端?


コウモン様の撮影小旅行

2013-05-27 20:37:18 | 旅行
早朝、家を出た。玄関で着替え、まるで夜逃げのように、静かに、静かに。
私が、また ブラリ旅に出ることは家族に伝えてあったので、驚くことはないと思うのだが、夜逃げのように消えるとは思っていないはずだ。
気温は、9℃。まだまだ寒い。
西の方へは、先週浦河まで桜を撮りに走ったばかり。東、厚岸方向へは、その前に行ってきた。残りは北だ。南は海だから、北へ向かうしかない。
雲が重そうだ。

走り出して10分も過ぎた頃、畑の中に丹頂を1羽発見。親離れして間もないのか、番ではないようだ。一生懸命、何かを食べている。
(食べ過ぎて太るなよ~、俺のようにペリカンと間違われるぞ~)


コンビニで朝食後、一応阿寒湖畔へ向かう。
湖畔の公共施設にある無料駐車場も、早朝なのでガラカラだ。職員はいるようだが開館時間前なのでトイレを利用できない。
まだ急がれてはいない様子のコウモン様には、今しばらく辛抱して頂くことにして、湖を撮影するために温泉街を歩く。


散歩をする人や掃除をする人たちと、至る所で気軽に朝の挨拶を繰り返す。着た切り雀の私は、いつものヨレヨレ姿だから、何処にいても馴染むのだ。
コウモン様は、庶民派なのだ。


大きなホテルの前では、早朝なのに職員が勢ぞろいをしている。私の身分がバレたかと思ったら (どんな身分だ?) 早立ちの (朝立ちとはチョット異なる) 団体様がいるようで、その見送りだ。強行スケジュールなのだろう。時間に追われた必死さが漂っている。
この時間に送り出すために、相当早い朝食の準備とかに職員が総出で頑張ったようだ。
私は、見送りで最敬礼している職員に向かって礼をした。(コウモン様は、ここでも庶民のことを考えているのじゃ)

車で天気予報を見ると、美幌は雨らしい。ここ、阿寒湖畔も雲が重く感じられるようになってきた。晴れているらしい層雲峡から上川を目指すことにした。
道の駅あいおい で休憩を取っている間に睡魔が・・・・・。1時間程熟睡。

津別町から開成峠を通って北見へ。
北見市街へ入った途端、大型電気店の案内表示が目に入った。丁度良い時間なので寄って行く。
コウモン様には今日初めての休息だ。顔も綺麗に洗って頂いた後、携帯に使うマイクロチップを購入して温根湯へ向かう。

温根湯の道の駅はデカイ。世界一の鳩時計の中には力を必要とする「からくり」があり、無料で楽しめる。




それに加えて、隣接して建てられた「山の水族館」が人気らしい。


ここで登場するのが知恵を絞った私のアイテムじゃ
JAFの割引施設は多いのだが、本で探すのが面倒。入場しようとしてもカードを車に忘れたり財布から出すのを忘れたり。
そこで、首から吊るすことにしたのだ。何処でも入場する時は提示する。ガソリンを買うときも、土産を買うときも、とにかく掲示する。
「何ですか?」と云われたら割引無しなので諦める。皆さんも試してみてね。(発案者は私ですよ~。感謝の心を忘れずに。紐のついたカードケースは100円ショップで)
因みに、山の水族館は50円引きだった。


石北峠を越えて、層雲峡へ入る手前に有名な「銀河の滝」がある。しかし、落石で危険なため数年前に国道をトンネルで覆って以来、見ることがなかった。でも、その長いトンネルへ入る直前、トンネルを抜けた直後に「滝を見られる駐車場への分岐」がある旨の表示があったのを発見。
(トンネル抜けたらすぐ左、トンネル抜けたらすぐ左)・・・・・呪文のように繰り返す私。この呪文を繰り返さないとトンネルを抜けた途端、すっかり忘れてしまうからだ。
さて、トンネルを抜けたら すぐユーターン気味に左折したら、奥の方に駐車場があった。修学旅行生も大騒ぎ。ベンチには、温泉街から3kmを歩いてきたお年寄り夫婦が休んでいる。滝も見事に見える。
流星の滝


銀河の滝


さて、今回の旅は、ブログ友P氏の真似をしてモバイルPCを持参しているのだ。上川町まで走って停まり、PCで旨いものを探すことにした。普通は「食べログ」で情報を得ると思うのだが、コウモン様はチョット違う。
北海道HTB放送の「イチオシ」コーナーの「世界に一つだけの味」で情報を得るのだ。各町の住人にアンケートを取って町のベスト3を選んだ結果が、町名順で検索できるようになっている。食事も土産物も甘いものも関係なく、とにかく住民が選んだホンモノが並んでいる。
さて、愛別町で昼食をとることにして探した結果が協和温泉の「きのこピリカラ丼」


豚肉も少し入っていて、様々なきのこが載っている。思ったほど辛くはなくて旨い。
HTBさん、イチオシさん、ありがとう。


壁には、大泉洋の全く気持ちの入っていないサイン色紙と、少しだけ気持ちの籠った鈴井貴之氏と安田顕氏の色紙が並んでいる。

大泉は、既に天狗になっているようだ。感謝の言葉が入っていない。

上川町に入ってからは、水田が目につく。東北海道には無い風景だ。桜も満開だ。
下川町を経由して。稚内を目指すことにする。
続きは、また・・・・・。
コウモン様もまだ疲れが取れないのじゃ。

幽かな記憶

2013-05-23 15:55:04 | ウォーキング
数日天気が悪かったので、久しぶりのウォーキングだ。
釧路川河口に近いPに停めてルートも決めずに歩き始めた。
臨港鉄道の線路跡に沿って米町(よねまち)方向へ。
そう、港文館の裏から米町、春採湖を通って貝塚、東釧路から久寿里橋まで昔は臨港鉄道が通っていたのだ。今は、その路線の一部が残り、石炭列車が走っている。
久しぶりの晴れ間に気持ちも和み、ウォーキングと云うより散歩のようなペース。船にペンキを塗っている人も気持ちが良さそうだ。
南大通りの交差点を渡ってすぐ、家の間に坂道を発見。
通ったことのない狭くて小さな坂道。迷わず入って行く。何故かこんな路地が好きなのだ。
知らない道を歩くとワクワクする。


路肩に石碑と案内板。この坂道は、昔商売で財を成した人が作った私道らしい。


さて、歩いているといつも考えるのがウォーキング後の「御褒美」
この「御褒美」が無ければ、今頃は大分細くなっているのだが、もうこの年になると、オネエチャンも寄って来ないし 食うことだけが楽しみなのだ。
この付近、米町にはラーメンの名店「まるひら」がある。近々店の改装で休業するとか聞いてたが・・・・・残念、すでに休業中だった。
「まるひら」に向かって歩き始めた時から頭の中はラーメンでいっぱいだったので、今さらラーメン以外を食べようという気持ちにはなれない。
ラーメン屋を探さねばならない。体中がラーメンを欲しているのだ。違うものを食べたら体が変になる。ガソリン車に軽油を入れるようなものだ。
若者ならスマホとか云うものを使って情報を得るのだろうが、オッチャンは過去の記憶だけが頼りだ。
(???・・・・・う~~ん、絶対に何処かに店があるはずだ・・・・・幽かな記憶が蘇る)
食べたことは無いのだが、昔々、母親が「学校の裏側に美味しいラーメン屋さんがあるらしいね」と云っていたことを思い出した。その時は、満席で諦めたのだが店へのルートだけは 何となく記憶している。
記憶を頼りに今は廃校となった小学校へと向かう。
その時は父の運転する車だったが、確かこの道を行ったはずだ。
あった。ラーメンの幟発見。記憶とはスゴイものだ。店名もわからないのに空腹が力を与えてくれた。


カウンター5席、テーブル4卓、座敷2卓の小さな店に先客2組。店は、最近建て替えたのか新しいようだ。
大盛と云いたいのをグッと飲み込んで普通の醤油ラーメンを注文。
出来上がりを待っている間に思うことは (大盛にすれば良かったな~)
出てきた醤油ラーメンは、私好みの透き通ったスープとシンプルな具。


(あ~~、やっぱり大盛にすれば良かった)


味は・・・・・旨い。チャーシューは私の嫌いな脂身をカットしてある。
「私の好きなラーメン店」に文句なしのランクインだ。
今度は絶対に大盛を食べようと心に誓い駐車場の位置を確認して店を後にする。

昔、映画「挽歌」のロケ地となった浦見町を歩く。葉の少ない並木が寒々とした釧路らしさを演出している。
出世坂を下りて釧路川河畔へ到着。


もう少しで駐車場と云う所で、ビルの壁に人影を発見。屋上からロープで下りて窓を清掃しているようだ。見ているだけで股間がゾワゾワする。


写真を撮った時は、既に下の方だったので残念。


「もう一回、上から降りてきて~」と云いたかったが、怒られそうなのでガマン。
こう云う高い所へ上がることができる人って、股間がゾワゾワしないものなのだろうか。
慣れなのか、それともゾワゾワするほどのものが最初から無いのか、さあ、どっちだ。