北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

花より豚丼

2019-10-31 21:11:29 | 日記
120キロ離れた帯広市で今日から「菊まつり」が開かれる。
入場無料なので「見に行こうか」と声を掛けたらルンバが食いついた。

彼女の目的は分かっている。
帯広と云えば豚丼。菊を鑑賞した後に豚丼屋へ行くだろうと思っているのだ。

実は私も菊にはそれ程執着は無くて、本当は豚丼が食いたいだけなのだ。

つまり、菊より豚丼。

ルンバに運転させてナビにルートを設定し、あとは収穫真っ最中の十勝平野を眺めた。



海から離れているために潮の影響がないからか木々が元気で綺麗だ。

会場へ入り撮影OKの確認をして花々を鑑賞。



中には小学生が生けた花もありチマチマする作業が苦手な私は本当に驚いた。





13時を過ぎていたので行列店の豚丼屋には並ばずに入れた。
いつものように美味しく頂き、近くのスーパーの中にある「とんかつ の さぼてん」でカツ弁当を購入。

これを夕食に楽しむことにして家へ急いだ。



つまり昼も夜も豚肉。



いやぁぁ・・・・・太らないべか。

多芸多才

2019-10-30 21:44:31 | 日記
道の駅 阿寒丹頂の里の向かい側に釧路湿原美術館と云うのがある。

芸術にはさっぱりな私はいつも素通りなのだが、ここ数日は私の主治医である先生の御尊父が描かれた作品が無料コーナーに展示されていると云うので立寄ってみた。

ロビーへ入り右手が有料の受付で左に無料の展示室があるようだ。

そこへ恐る恐る入って行くと、何と先生が一人で受付?
お互いにギョッとし、そして笑顔の挨拶。

先生の御子息二人も医師で、御長男は先生のクリニックの院長、御次男は千葉の大学病院から週に一回出張診療にやってくる。



先生は理事長として未だに現役で私のようなフアンの為に診療を続けているのだが、まぁ気さくで優しくて その先生の笑顔に癒される患者も多いに違いない。

「遠い所へわざわざ 来て頂いて・・・・・」と云われ
「いぇ、わざわざではなくて 親戚の家へ行く途中なので」と恐縮するのだが作品を一つずつ紹介されてさらに身が縮んだ。



「それにしても 皆様 多芸多才ですねぇ」と感心したら
「コレもあるからね」とマイクを持つジェスチャー

そう、先生は総合病院に勤務していた時から忘年会や何かのパーティではトリをとる程の歌唱力。紙テープや紙吹雪が舞うのだ。

そして御長男もNHKのど自慢で合格の鐘を鳴らした芸達者。



サービスで出されたコーヒーには砂糖もミルクも入れるのをガマンした。

患者としては検査結果を熟知している主治医の前で堂々と糖分をとる勇気は無いからね。

策略

2019-10-29 21:41:19 | 日記
いつもは私に相談することなく、知らない間に自分のお金で洋服を買うルンバが、珍しいことにパソコンの前に座っている私の所へ洋服のカタログ持参で近寄ってきた。

私はキーを叩くのに忙しくて生返事。

「ねぇ、この黄色とピンクのスウェットはどっちが良いと思う?」

私はチラ見して適当に「ピンク」

「寝る時のスウェットは、もう10年も着ているんだよ」と自慢気に云うので
「そうなんだ」と少しだけ驚いたフリ。

私の着ている服だって10年物は珍しくも何ともないからだ。

洋服に無頓着な私は同じ服を一週間でも二週間でも平気で着ていられる。
だから車中泊の時には薄汚れたシワシワの服で過ごすことが多いのだが、ルンバは同じ物を二日連続で着るのは絶対に嫌で毎日洗濯機を回す。
車中泊なんてトンデモナイと思っているようだ。

私が「ピンク」と選んだのを買うと決め部屋を出て行くと思ったら
「それじゃ黒とピンクの二着を買うね」と云った。

ひと月ほど前にスニーカーをプレゼントした時のように、毎日交代で使うと云う理由だ。

だから生返事で「それじゃ、俺が買ってあげるよ」とつい言ってしまった私。

ルンバはこの言葉を待っていたようで小さな声で「自分で買うから良いよ」と云いながらも嬉しそうに部屋を出て行った。

敵の策略にハマってしまった私。
(やられちまったなぁ・・・・・) と後悔したけれど後の祭り。

人妻だけど

2019-10-28 20:01:48 | 日記
実は義兄の葬儀で一つだけ嬉しいことがあった。

私の元職場の別セクションにいた、岡田准一に似ていると云っても良いかなりイケメンの年下の方Kクンと再会。イケメンなのに信じられないのだが義兄と同じ空手道場で今も現役で頑張っている方だ。

通夜の読経が終わり一段落した所で姉が私を呼んだので行ってみると横には小柄でかなり可愛い女性が笑顔で挨拶。

誰?と思っていたら、姉が「Kクンの奥さん」だと云った。

Kクンの奥さんとは40年以上前に紹介された覚えがあるので、アッと云う間にその記憶がよみがえり、「あっ、そう云えばKクンの奥さんだぁ」と私は大喜びで飛び跳ねた。

彼女の周りだけ時が過ぎるのを忘れたかのように歳月を全く感じさせない若々しさに加え、昔と変わらない可愛い笑顔に人妻だと云うことを忘れて、もう少しで抱きつくところだった。

もうこうなったら通夜もKクンもどうでも良い。彼女の手をとって何処かへ連れて行きたくなったのだけれど・・・・・。



葬儀の翌日、市内のホテルで直木賞作家「桜木紫乃さんのトークライブ」があってルンバと出掛けた。



生憎マイクの音が籠り反響も加わって良く聞き取れないまま終わったのだが、出口に向かっていたら遠くにKクンの姿を見つけて手を振り挨拶。



そして何と私の近くにはKクンの奥さんの笑顔。
「すぐにタブタブさんだと判りましたよ」と云われて心臓が飛び跳ねた。

ルンバには、「お父さんの好みでしょう」と云われて「うん、ドンピシャ」と返事。

こんなに縁があるのなら、もしかしたらもう一度逢えるかも。
そうなったら神様が取り持つ間柄かも知れない。

奥さんとスマホでフルフルすれば良かった。
そうすればLINEでもっともっと仲良くなれたのに。

ネンネ

2019-10-27 20:45:22 | 日記
義兄の葬儀に参列するため、札幌に住む息子が久しぶりに帰ってきた。
深夜に着くと云うので風呂のお湯を捨てずに待っていたら午前零時過ぎに玄関が開いた。

今年39歳になった息子は「おぅ、元気だぞ」とは云うのだが頬は削げ落ちたように痩せていて、もしかしたら5匹飼っているらしい猫に食べさせるために自分はきちんと食べていないのだろうか。

明日は通夜の前に腹いっぱいトンカツでも食べさせようと心に決めた。

オッサンになったとはいえ息子は息子。可愛いものは可愛い。
先ず、我が家の恒例となっているパパとの抱擁を済ませて入浴させた。

何処に寝かせるかで議論になったが、Wベッドに独りで寝ている私の横が空いているので、久しぶりにパパとネンネしようと云ってみたのだが拒否。

それじゃ、娘のベッドに寝かせ、娘が私とネンネすれば良いと提案したのだが
「バカじゃないの」と娘は拒絶。

「間違っても乳には触れないし脚も絡めないから・・・・・」と説得したのに娘の冷たい態度は変わらなかった。

「お母さんのベッドに寝せることにしてお母さんが久しぶりにパパと寝れば良い」と提案したのだが「私、今 腰が痛いから・・・・・」と拒否。

何かをするわけではないのだから「腰が痛い」のは どこで寝ても関係ないと思うのだけれど、さすがにこの理由には娘も疑問を感じたようで???の表情。

ともかく誰がネンネしても良いように、ベッドの端に寄って寝たのだけれど・・・・・結局朝まで誰も来なかった。