北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

車中泊の旅・・・・指宿、開聞岳

2017-05-31 21:09:26 | 旅行


この旅では、予定には入れていたのにパスした場所がかなりある。
駐車料金が高かったり撮影禁止だったり、そして道が狭かったり雨に降られたり・・・・・。

モッタイナイとは思ったのだが、どうやら私は諦めが良いようだ。

「嫌い」と云われたらウジウジしないでサッと身を引く そんな性格に違いない。


今朝テレビで観た一途な恋するペンギンクンとは大違いだ。



指宿にある魚見岳展望台は景色が良さそうなのだが下界は霧で「てやんでぇ」と一言残して 即下山した。

浦島太郎の伝説がある長崎鼻はパーキングガーデンの駐車場は無料だったのだが入園料が1200円だったので迷わずケツをまくった。

番所鼻公園は伊能忠敬が「天下の絶景」と讃えた場所なので、恐る恐る行ってみたら駐車場は無料で入園も自由。
その上、駐車場から1分で海辺と云うのだから文句をつけようがない。





景色だって 伊能忠敬先生のおっしゃるとおり かなり素晴らしい。





残念なのは薩摩富士とも呼ばれる開聞岳山頂が雲で隠れていたことだが無料だから、まぁ良いさ(笑)


日本最南端の西大山駅へ行ってみた。日本最東端の東根室駅は閑散としていたが、ここには土産物店もありマニアックな観光客が何人も訪れていた。



土産物店から借りたボードを持って走っている若者がいたので見ているとホームへ上がって開聞岳をバックに記念撮影を始めたので周囲の人は大笑い。



私も断って撮らせてもらった。



東根室駅もこんな雰囲気の駅になれば良いのにと少し羨ましかった。








★番外編
阿寒町の道の駅へ行った。
車から降りて歩いているとランニング一枚で肩を剥き出しにしたお兄ちゃんがソフトクリームを食べて歩いているのを発見。

20キロしか離れていない自宅を出る時には16度だったので私はブルゾンをしっかり着ているのに、寒くは無いのだろうか。

いくらなんでも この時期に・・・・・と思ったら他にも半袖の人がウロウロ。
えっ? もしかしたら 暖かいのかと思ってブルゾンの前を開いてみたら・・・・・暑いじゃん。
服装が変なのは私の方だった。

自宅から少し内陸へ入っただけなのに、寒流の影響を受けないのか気温を確認したら24度もあった。

世間は こんなに暖かいのかと思うと寒い自宅でストーブに火を点けている自分がアホに思えた。

こらっ・・・・寒い分 税金返せ。

車中泊の旅・・・・桜島、石橋記念公園

2017-05-30 21:29:46 | 旅行


西郷洞窟などを案内してくれた方に桜島フェリーのことを教わった。

Pは1時間まで無料。船は15分毎に出港しているし片道15分だから往復しても
4~50分だと聞いてその気になった。

曇り空で桜島は見えないが最前列の椅子に座ってワクワク(笑)



桜島は いつも噴火している怖い島と云う印象しかないので島に長居するつもりはない。

島へ到着後数歩足跡を残しトイレへ行ってマーキングして縄張りを宣言し復路のフェリーに乗ったので上陸時間は5分程だった。



鹿児島側に着いたら またトイレへ行きたくなり今度は大きなマーキング。
それでも1時間弱ギリギリでP代は無料だった。


鹿児島でもう一ヶ所行きたかったのが石橋記念公園。もちろんここのPも無料だ。





石橋を作る工程を再現しているが庭石でさえ重いのに大変な作業なんだろうと想像するだけで腰が痛くなった。








★番外編
気温がやっと18度にまで上がった。
霧も少なめで晴れているようなので、物干し竿を拭き布団を干した。

ついでに寝室に掃除機をかけシーツや布団カバーも洗濯して交換。
枕にもダニがいると聞いたので日干しした。

洗濯が終わったシーツとカバーは駅前にできたランドリーへ持って行って30分間乾燥機に入れた。

今日の昼過ぎまでこの作業をしたので いい加減くたびれて2時間程昼寝。
それでも夕方から10Fまで階段を上がりエライと自分を誉め讃えた。

さて、これからフンワリ フカフカの布団に入るのだが、その前に身体を二回洗おうかな。

誰も添い寝はしてくれないけれど、夢の中では檀蜜が脚を絡ませてくるに違いない。

車中泊の旅・・・・せごどんの街

2017-05-29 22:30:05 | 旅行


早朝「せごどん」の街、鹿児島へ乗り込んだ。
「せごどん」とはモチロン西郷どんのことだ。

先ず向かったのは その「せごどん」が最後にたてこもった城山だ。
地理不案内だが急坂を上がって偶然駐車場を見つけた。



早朝なのに沢山の人公園の中を歩いていた。何事だろうと思ったら全員がウォーキングやらジョギングをしているようだ。



お婆ちゃんもベンチに寝て一生懸命腹筋をしているのには驚いた。



お年寄りでも身体を鍛えているのは、何かある時には・・・と思っているのかも知れない。
これが薩摩魂なのだろうか。

公園から薩摩の象徴、桜島を拝んだ。
「せごどん」が亡くなる前に見つめた山だ。



体操をしている方に、西郷洞窟の場所を尋ねたら「案内してあげるよ」と云われ 甘えてしまった。

坂道をどんどん下り到着した洞窟は土産物店の横にあった。
周りを政府軍に囲まれ、5日間を過ごした洞窟だ。



「西郷さんが自決した場所へも行きますか?」と云われ、さらに坂を300m程下り市街地に入って信号を渡った場所に案内された。



鉄砲に撃たれて傷を負い同行していた別府晋介に
「晋どん、もうここらへんでよか」と有名な言葉を遺し首を討たれた場所だ。



人斬り半次郎こと桐野利秋は、最期を見届けた後、さらに奮戦して近くで討ち死にしたらしい。

不思議なのは西郷の最後に残した「晋どん、もうここらへんでよか」と云う言葉が現在に伝わっていることだ。
介錯した別府晋介の墓も近くにあるらしいので、亡くなったことは確からしい。

一体、だれがこの言葉を伝えたのであろうか。

案内してくれた方は私と同年齢位だ。
「薩摩弁では無いですね」と云ったら小学校で強制的に標準語を話すようにと指導されたとのこと。

多分、薩摩に痛い目にあわされた政府の指導なのだろう。
その指導を免れた75歳とか80歳の人は今でも薩摩弁を話すらしい。

「せごどん」の碑に手を合わせ、案内してくれた方にお礼を言って別れると
「せごどん」が傷ついて下りてきたであろう急坂を「負けるもんか」と道産子の私はグイグイ上がった。



※心配を掛けましたが、風邪は葛根湯と私の体力で完治しました。
今日も階段を上がってきました。もう大丈夫です。

車中泊の旅・・・・飫肥

2017-05-27 21:30:01 | 旅行




鵜戸神宮は駐車場には入ったものの、雨がひどくなってきて諦めた。

ところが幸いにも飫肥へ着いたところで雨があがった。

飫肥は九州の小京都と云われる城下町だ。



飫肥城は平城なので石段で汗を流すことも無く大手門を通ることができた。





どちらを見ても美しいので構図に苦労することがない。





ゆっくり見て歩いていたら急に雷が鳴って大粒の雨が降ってきた。

傘を車に置いてきてしまったので、ずぶ濡れだ。
やっぱり宮崎県は私と相性が良くないみたいだなぁ。



表通りで見かけた天ぷらの幟が気になり、天丼を食べたくなって和風の格子がある いかにも城下町風の店へ飛び込んだ。

ところが外装とは大違いで内部は かなり狭く古い。
小さなテーブルに座ってヒマそうにテレビを観ていたオバチャンが元気に立ち上がり私を逃がさないようにと自分が座っていた椅子に誘導した。

これは絶対にハズレだと思ったのだが仕方が無いので「天丼を・・・」と云ったのだが「天丼無いよ」と一瞬で返された。
そして「天ぷらうどんにしなさい、天ぷらうどんにね」と決められ、気弱な私は従うしかなかった。

店自体が狭いので色々なところが丸見えだ。

うどんを冷凍庫から掘り出すのも見えたし、凍りついた天ぷらを必死に剥がすのも見てしまった。

「この辺の天ぷらはね、かき揚ではなくて 魚の練り物だからね」と説明しながら作ってくれているのだが、私にしてみると秋吉台で食べたザル蕎麦のように下痢さえしなければと祈るばかりだ。

恐る恐る食べた うどんは、酸っぱくもなく まあまあ旨い。
だから下痢のことなど考えずに全部食べてしまった。

この店はハズレだと思っていたけれど、もしかしたらアタリなのか?
いや、やっぱりハズレだろう。


ケーズデンキを見つけたのでカメラのメモリーカードを買うために入店した。

トイレを拝借してキレイキレイにした後、会計する時に安心パスポート(会員保障カード)を忘れたと云ったら電話番号を教えてくれと云う。

だから市外局番から云ったのだが、聞き慣れない市外局番に四苦八苦の様子。
そして表示された住所を見て目を丸くしていた。

「信じられない住所が出たでしょう」と云ったら
「こんな住所 生まれて初めて見た」と言って笑っていた。