北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

釧路でエアコン

2014-06-26 21:00:09 | 日記
家内ルンバが退院するまでに、家の中を掃除と整理。

何しろ、私が何かしようとすると御目付の如く口を挟む。
箪笥の上から物を下ろそうとするだけで「埃が舞うから・・・・」と怒られる。
埃が舞う状態にしておくことに問題があると思うのだが、一言云うと二言どころか三言も四言も返ってくるから面倒くさくなる。
だから入院して家にいない今がチャンスだ。

普段手の届かない所を好きなように掃除。
物を下ろして埃だって落としきる。落とした埃は掃除機で吸えば良いだけのハナシだ。
壁だって汗だくになって拭き掃除。
ストーブの燃焼室のガラスだって何年かぶりに透明になって炎がキレイに見えるようになった。

でも、そんなことより居間を大変革させようと密かにエアコンを注文。
この寒い釧路でエアコンを付けているのはホテルぐらい。一般家庭では珍しい。


ルンバの入院している病室にも付いていなかった。

本州を旅行していてエアコンの恩恵を受ける度に欲しくなった。
最近は、温暖化で北国の街にも以前よりは夏らしい日が数日続くようになった。
しかし、マイナス15度でも暖房用として使える寒冷地用のエアコンは高い。
おまけに積雪対策としてカバーを付けて高所に室外機を置けるようにした台は別料金。


スピード違反で捕まるのが先だったら違反金15000円が負担になってエアコンも幻に終わったのだが、エアコン代金が先だったので契約どおりに設置された。

あと数日でルンバが退院だが、壁に付いたエアコンを見てきっとブッタマゲルことだろう。


喜ぶか・・・・逆に怒られるか・・・・

晴れ間の悲劇

2014-06-22 21:59:35 | 日記
久しぶりの晴れ間

北海道には梅雨は無いと言われているのに、最近はエゾ梅雨とか云う耳慣れない言葉まで登場して北海道にも連続して雨が降るようになった。
そんな中での晴れ間だから、つい調子にのって車を走らせたら目の前に飛び出した赤い旗を持った男
(そうだ、ここは取り締まり銀座だった) と思ったものの手遅れ。

跨線橋を下って加速がついた場所に40km制限区間があり、そこにレーダーを設置するので、アクセルを踏んでいなくてもニュートン力学に従ってスピードが上がり、ゴキブリホイホイの如く次々と餌食になる。

「確認をお願いします」と馬鹿丁寧にレーダーの機械まで案内されて数値を確認させられたが、大体にしてその数値が自分の車のものなのかどうかが判然としない。だって、測定された時は車の中だし、その時にスピードメーターを凝視していたわけではないから・・・・。
だから、「このスピードです」と言われたって信じられない。

それにレーダーでスピードが測定できる原理が理解できていない。
「野球のボールを測定するのと同じです」と言われるかも知れないが、その説明で納得できる人がいるのだろうか?

でも私は善良な市民。椅子に座らされても素直に「はい、はい」と繰り返し、決して逆らおうとはしない。
21kmオーバーで2点、15000円です。
「えっ15000円」
「はい、この日までに納めて下さい」とニコリともせずに説明が続く。
「無職の人間に15000円も払えとは・・・・可哀そうだと思うでしょう?」
「はっ?・・・・・」
「もしかしたら、払えなくて首吊る人がいるかも知れないね」
「・・・・・」
「そしたら、お巡りさんも寝覚めが悪いよね・・・・・5000円頂戴」
「えっ?」
「5000円欲しいなぁ」
「いえ、それは・・・・・」(苦笑)
「最近、脈が飛ぶんだよね。時々心臓の調子が・・・・」
「それは・・・大変ですね・・・」(苦笑)
「ストレスも原因だよね・・・・・家まで無事に帰れるかなぁ~~」
にこやかに話している二人の次に捕まって入ってきた女性

頭から湯気が出て、阿修羅の形相
思わず二度見し、あまりの恐ろしさで早々に退散。

5000円はもらえなかったが、少し警察官に同情してしまった。


丸ちゃん完成

2014-06-21 21:34:36 | 日記
もう四十年以上通っている夫婦で頑張っている床屋さん。
私はボサボサに伸びて我慢の限界になるまで行かないので、決して上客とは云えない。

今年はまだ三回目だと思う。
前回は増税前だから2ケ月半は行っていないことになる。
だから、店に入ると聞こえる決まり文句は
「あら、久しぶりだね。死んだのかと思った」

椅子に座っても言葉の爆弾は続く。
「この前より太ったよね」と奥さん
旦那は横から手を伸ばして私の腹を撫で 「これ、全部脂肪?」とニタニタ

「この店は、お客様をヨイショして気持ちよくさせるとか云う気遣いがないよね」と私がチクリと嫌味を言ってもめげない夫婦。
「いや、太った人に痩せているとは言えないよ~。却って嫌味に聞こえるでしょ」
「そうそう、益々太らせる原因にもなるから正直に言わなきゃ」

「でもさぁ、娘には少し痩せたかも」って言われたんだけどね。
「いや、毎日見ている人は判らないと思うよ」と負けない。

どんどん髪をカットしていくにつれ、顔の丸さが強調されていく。
「少しでも丸く見えないように努力はしたんだけどね」と技術の限界だと言い訳する奥さんに料金を払い、
カットした髪の分だけ体重が軽くなった丸ちゃんは店を出た。

帰宅

2014-06-17 17:44:03 | 旅行
津軽海峡をフェリーで北海道へ渡った後、自宅に戻っていないのにブログが停止しているとの声が・・・・・。
もう北海道が自宅のようなものなので放っておいたのに・・・・それではダメらしい(笑)
それで、遅くはなりましたが、とにかく自宅までの最終章です。

フェリー内、混雑した船内で、やっとゲームコーナー横にある椅子を確保したものの、立ち上がった途端に席を失う恐れがあるのでトイレへも行かず座り続ける。
運転免許の違反者講習より辛くてキツイ時間が少しずつ進み、4時間を耐え、待ち焦がれた船内放送で車の運転席へ。

やっと北海道へ上陸。
あとは地続きなので車が故障しても帰宅できるという安心感。
地図を確認しなくても自分の位置が把握できる素晴らしさ。
夜道を走ってPAで仮眠。

ふと目覚めると「焼きたてクロワッサン」の販売車が準備中。


(これを食べてから出ようかな~)と思いながらトイレへ行った時に目に入ったETC割引のポスター。
(そうだ、9時までに料金所を通過しないと割引適用外になってしまうのだ)
クロワッサンを待っている場合ではないので必死に走りだす。
9時直前に通過できる料金所で高速を降りることができたら財布に優しくなれるのだ。
ギリギリの8時56分に降りたのが「むかわ穂別IC」
北海道で最も危険度の高い日勝峠手前のICだ。


少しケチったために峠越えをすることになってしまった(どひゃ~~)。

それでも何とか無事に峠を越えて昼飯に選んだのがブログ友に時々紹介されている清水町の蕎麦店「目分料」


開店時間前なのにPには車が2台。その横に並んで時間待ち。
初めてなので勝手がわからないが、注文した「つけ鴨なんばん900円」


これが旨い。一味もふた味も違う。タブタブが選ぶ名店中の名店に登録。

さて、自宅へ今日帰るとメールしたら ルンバとスリスリは、映画のハシゴ中らしい。「夕食は勝手に食べて」との冷たい対応にもう一度津軽海峡を戻りたくなったが、残金が乏しいので弁当を買い・・・・・無人の家へ久しぶりに入る。
一生懸命土産物を下し、沢山の洗濯物を運び・・・・弁当を食べる。
自分の居場所である長椅子にゴロンして とにかく一安心。

そうそう、旅の途中で知りあった方に名刺を渡したけれど、これには特典が付いているので大切に保管してね。
5枚集めるとタブタブとハグできるし、10枚集めると、何とジェームスと握手ができる。
どう?欲しくなったでしょう(笑)

本州を後に

2014-06-11 20:18:36 | 旅行

十三湖で名物の「しじみラーメン」を食べ、「道の駅 十三湖高原」へ。


この道の駅は、斜面を利用して長い滑り台がある。子供を楽しませているようで、実際に声を上げて喜んでいるのは大人だ(笑)





国道339号を津軽半島北端へ向かって走ると、どんどん高度を上げ周囲の山々を見下ろす位置にまで来ていた。


そこにあった展望台が眺瞰台(ちょうかんだい)。
今通ってきた道が視界に収まっている。


そして、ついに津軽半島の北端、龍飛崎。


「♪ ごらん あれが竜飛岬 北のはずれと・・・・・」の岬だ。
もちろん歌碑もあるし歌も流れている。

遠くに見えるのは これから向かう北海道だ。
そして、ここだけの名所が「日本で唯一の階段国道」。

青函トンネル記念館で道の駅スタンプを押し、国道280号を青森へ向かう。

厳しい自然に耐え続けた漁師小屋の並ぶ道は趣があり、素通りするのが勿体ないほどだ。


程なく青森港に到着。
30分後出港のフェリーへ乗船手続きをし、係員の指示に従って車列に並び待機。
ダッシュボードの上には行き先を示す「函館」の紙を置く。これでいよいよ本州とお別れだ。

その内にバスが数台到着。修学旅行なのか何かの試合に出たのか生徒達がどんどん乗船していく。そして次がトラック軍団の乗船。
そして最後が我々自家用車。

だから、やっと乗船できた頃には自家用車で乗船した我々には座る席が無い状態。
船内を右往左往してやっと確保した席がゲームコーナー横の椅子。
見ると横並びの廊下にある椅子に、やっと座れた人たちの疲れた顔。


できれば、座敷で4時間寝ていこうと思っていた目論見が崩れたガッカリ感が漂っている。
これから函館までの4時間がホント長かった。