北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

来年もよろしく

2021-12-30 21:21:43 | 日記
パソコンに電源を入れたら何とビックリ。
ディスプレイに「明日は大晦日」の文字。

「お母さん、明日は大晦日だって。と云うことは今日が晦日だ」と今頃騒いでいる私を見つめるルンバとスリスリの冷たい目。

年末だという意識はあったけれど、まさかもう晦日だとはねぇ・・・・・
ジュニアが神棚の掃除に来てくれるから早く食べてと云われトーストに噛り付く。



そして丁重にジュニア様をお出迎えし神棚掃除が始まった。

いつの頃からか、なかなか動き出さない私を見かねてジュニア様が神棚の掃除をしてくれるようになった。

神棚から下ろした神具などを私が洗い拭く。

いつもは天下様のルンバもジュニアの前では首(こうべ)を垂れる。

どうやら序列ではジュニア→ルンバ→スリスリ→私 となるようだ。
結婚した時、私が思っていた順位とは真逆だ。



何故こうなってしまったのだろう。
今更悩んでも仕方がないのだけれど。

最近、「明けましておめでとう」の意味が分かってきた。
「一年を無事に過ごし新年を迎えられて良かった」と思う。

過去、5回の手術を乗り越え、今年は心臓の検査で動脈にカテーテルまで突っ込んだ。
その内出血の跡は今も痛々しく腕に残っている。



本当によく今まで生きてきたものだ。
ジュニア宅のワンコが亡くなったので喪に服し新年の「おめでとう」は言わないことにした。

序列が一位のジュニアが悲しんでいるのに末席の私が浮かれてはいられない。


さて、今年のブログはこれで最後。
2022年、令和4年が良い年でありますように。
新コロナが駆逐されますように。

皆さん、今年も仲良くしてくれてありがとう。

正解は・・・・・

2021-12-29 18:41:54 | 日記
ルンバと年末の買い出しにスーパー巡りをしている途中でモヨオシタ。
マイナスの気温でも必死に耐えていると汗が流れ出る。

何とか家まで我慢しようと思う私を「どこか途中の店でトイレを借りなさい」とルンバからの強い指示が飛ぶ。
漏らされ汚れた下着を洗うのは耐えられないのだろう、きっと。

絶対にウォシュレット式で個室が並んでいる店を記憶の中から探る。

(そうだ、●●デンキだ)と目的地が決まりハンドルをきった。

車を降り、トイレまではノンビリ普通に歩く。余裕の表情の裏には、ギュッと部分を締めている必死の私がいる。

個室に入ってからは別人のように猛スピードで動く。

そしてホッと一息。
シャワートイレのスイッチを押したが、間違って「ビデ」を押してしまったのに気が付き、焦って「お尻」を押しなおした。

微かな機械の音を聞きながらふと考えた。

「ビデ」と「お尻」の両方同時に水が出てくるのではないだろうかと。
女性だって「小」と「大」を同時にすることはあるはずだ。そんな時はスイッチも同時に押すのだろうか。

両方同時に水が出てきたら時間短縮にもなる。

前と後、同時に水が出てくるだろうか? それとも後に押した「お尻」だけ?

もしかしたら、水が前と後ろを行き来しながら洗浄するかもしれない。
さぁ、どれだろう。

私は、その時が来るのをドキドキしながら待った。

胃の調子

2021-12-28 17:07:06 | 日記
昔、実家へ寄った私にいつもは寡黙な父が神妙な顔で話しかけてきた。
相当悩んでいたのだろう。もしかしたら胃がんではないかと・・・・

症状を聞いたら、私も憶えのある胃の違和感に酷似していたので、「牛乳を飲んでみたら」と教えてあげた。
牛乳はアルカリだ。胃酸過多や胃潰瘍には効果があるはず。
これでダメなら胃がんかも知れないので、その時は胃の検査を勧めるつもりだった。

母は乳製品が苦手だ。
牛乳なんて実家では見たこともない。

それが早速父の命令でスーパーへ牛乳の買い出し。
色々なメーカーのを数本買ってきたようで、飲んでみたら・・・あら不思議。

魔法のように効果てきめんで、症状が消えて悩みも雲散霧消。
胃薬よりも安いし良く効いたのだ。

電話なんか掛けてきたこともない父が、「効いた、効いた」と大喜びで連絡してきた。

それは母の苦難が始まった日でもある。
毎日牛乳を買うために近所を歩き回ることになったとこぼす。

すっかり牛乳の虜になった父は、メーカーまで指定したらしい。

その父・母は既に他界したが、スーパーで牛乳売場に立つ度に、そのことを思い出す。



新コロナで牛乳が余り、在庫を抱えているらしい。
家の冷蔵庫には必ず6本は入っている。
毎日ガブガブ飲むからだ。

お蔭様で、胃の調子は頗る(すこぶる) 良い。

神様 お許しを

2021-12-26 17:29:48 | 日記
クリスマス。
家で行われるパーティというか「食う会」に向けての準備に忙しい。
準備と云っても、注文してあったテイクアウトの品を受け取りに行き、足りない何かを買うためのスーパー巡りだ。

ルンバが「お金が足りない」と叫ぶ。私は黙って1万円を差し出した。
家を出る時「財布は持った?」と云われた時点で、その覚悟はできていた。

ジュニアが買ってくれたセイコマのクリスマスケーキを受け取りに行き、そのお返しを渡す為にルンバはジュニア宅に寄って欲しいと云う。
そう云えば数日前に宅急便が家に来ていたから、多分それがプレゼントなのだろう。

夕暮れの中、車から降りてジュニア宅の玄関でインターホンを押すルンバの姿が?
よく見ると、サンタの赤い帽子を頭に載せていた。

インターホンに向かって「サンタでぇ~す」なんてお茶目な姿を見せている。
出てきたジュニア嫁は驚いていたが、それよりも驚いたのは車内から見ていた私だ。
いつの間に用意したのだろうか・・・・

相棒の「でん」を亡くし、残された「らぶ」は口に大きなプラスチックのボールを咥えて見せびらかしに玄関まで出てきた。

「らぶ、寂しくないか? 大丈夫か?」と云って交代で抱きしめた。



家へ戻り、様々なテイクアウトの品をテーブルに並べて来賓のテルテル所長を待つ。

やがて始まったクリスマスの「食う会」は皆で手拍子しながらハッピバスディ・トゥユーの歌から始まった。
だってクリスマスの歌はどれも何か陰気だから。

クリスマスってキリストの誕生日じゃなかったっけ・・・・・
間違っていても良いや、さぁ食おう。

減塩と減糖を強いられている私も今日は食う。

きっと神様も今夜だけは許してくれるはずだ。



そうそう、セイコーマートのケーキはかなり美味いよ。絶対お勧めだ。
ジュニア、ありがとうね。

温かいんだから

2021-12-24 20:12:29 | 日記
やっぱり自宅は良い。

病院へ2枚ずつ持って行った下着、パンツとシャツは使うことなくバッグから出された。
ルンバが「洗濯物は出してね」と云うが2泊3日の入院で一度もシャワーを浴びなかったので入院した時の下着のまま退院してきた。

多分、顔をパンツに近づけると芳しい(かぐわしい)アンモニアの臭いがするだろう。

シャワーは浴びなかったと云うより浴びられなかったと云うのが正しい。
右手には点滴。左手は動脈を止血する圧迫帯を巻かれていたから。
「右手にピストル、左手に花束……」ジュリーの歌を思い出した。

ルンバは、下着を替えていないと知って凄く嫌な顔をしたが仕方がないと納得したようだ。

アンモニアの匂いだって、慣れれば好きになると思うのだけれど。


久しぶりに風呂へお湯を張った。
家で数少ない私が任されている仕事の一つだ。

3日分の汗と匂いを洗い流し、浸かるお風呂の温もりに気持ちまで暖かくなる。
両腕に残る大きな痣は、戦いの跡。
どちらも穿刺に失敗した内出血の痕跡だ。

入院していた時、スリスリ(娘)からLINEが入ったのを思い出した。

「お母さんのいれるお風呂はぬる過ぎる。やっぱりお風呂のお湯はお父さんが入れないとダメだわ」と云う言葉が嬉しかった。

「今日の風呂は良い湯加減だぞ」
風呂から出たらスリスリに胸を張って教えてあげよう♨。