北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

勇気の無い撤退

2020-06-30 20:29:03 | 日記
数日前の新聞に、ヒメカイウとか云うミズバショウに似た花が湿原に咲いていると写真入りの記事が出ていた。

この春、新コロナでミズバショウを見逃したので、ヒメカイウでも良いかと思い、咲いていたと云う釧路湿原西端にある温根内木道を目指した。

駐車場から湿原へ降りる階段はリニューアルされていた。



昔、湿原の縁に沿って馬で引かれたトロッコの通っていた鶴居軌道跡まで降りてビジターセンターへ寄って情報を仕入れてみると、肝心のヒメカイウの欄には「見頃はそろそろ終わり」の文字。



その上、6月23日に付近でヒグマが目撃されたとの注意情報。

木道は工事中なので恐る恐る未舗装の鶴居軌道跡を進む。



元気なのは蕗だけ。花の気配は全く無い。



人が誰もいないので、ここで勇気の無い撤退。
逃げ帰るようにいつもより高速の駆け足。




良い運動にはなったけれど、新聞に騙されたようで何か悔しい。

新車の匂い

2020-06-29 21:21:33 | 日記
ジュニアが車に抗菌防臭加工をしてあげると云うので、ジュニア宅へ車を運転して行った。

ワンコに逢いたいルンバも同乗して到着。
気配を察したワンコが家の中から歓迎のワンワン。



ナデナデしたら数分で飽きてしまうワンコ共。餌をくれないことを知っているから呼んでも来ないし尻尾も振らなくなる。

物置からコンプレッサーを取り出して車内のホコリを吹き飛ばし、今度は車内の窓からシートまで全体に薬品を噴霧し始めたジュニア。



その丁寧な作業に普段の仕事ぶりが想像できる。
1時間ほどかかると云うので付近をウォーキング。

幼稚園の庭を走り回る元気な園児を微笑ましく眺め、車では通ったことはあるけれど初めて歩く道を適当に右左折。

大通りに出るとラブホ街。

W割なんてのがあって何のことだろうと考える。
ビジネス宿泊プランは6000円だ。ラブホで脚を絡めながらオシゴトの話をするのだろうか。

入ったことの無いラーメン店には「家系」の文字。

「家系」って何だ❔  帰ったら検索してみよう。

初めて歩く道には疑問がいっぱいだ。

ジュニア宅に戻ると作業が終わっていて、汗とか体臭は車から降りると分解してくれる成分を噴霧してあるので、長い期間新車特有の香りが続くとの説明を受けた。

作業料金は❔ なんてことは訊かない。
多分サービスだろう、サービスに違いない。絶対サービスだ。

何か言われる前に丁寧にお礼を言ってサッサと車に乗った。


不吉な予感

2020-06-28 20:53:06 | 日記
慣れない新車の運転なんてトンデモナイと拒否するかと思ったら、妙に積極的なルンバ。

納車の時、テルテルの2時間にも及ぶ説明を聞きながら30分程で脳みそがパンクし目が死んでいた人とは思えない。

路肩に車を停めて、意気揚々としているかどうかは分からないけれどルンバと運転を交代。

シートの位置を合わせルームミラーも調整し恐る恐る出発。
「運転席からの視界が広くて良いねぇ」とご満悦だ。

「車線からはみ出そうになるとハンドルがブルブルと震えるでしょう」と云ったのだか、緊張していて相当強く握っているようでそんな感じはしないらしい。

暗くなると自動でヘッドライトが点灯する。

だから「点いたね。今、点いたよね」と大喜び。
その上、何と対向車がいないとハイビームになり対向車が現れた途端、自動でロービームに変わる。

だから「今 ハイビームになった。 あっ、ロービームだ」と叫び続ける。


どうやら早く新車に慣れようとしているのは、私の老化に関係があるようだ。
いつポックリ逝くか分からない年齢の上に新コロナだから。

もしかしたら、既に何かを感じ取っているのかも知れない。

だから本気モードの運転練習をしているのだろう。

どうせなら メスにモテたい

2020-06-26 20:06:40 | 旅行
夕食は帯広の豚丼だと全員一致。
しかし、問題は昼食だ。新コロナの影響で昼食をとれる所がない。

直線道路が交差する十勝平野をどんどん下り辿り着いたのが鹿追町。
少し大きな町で蕎麦が名物だ。昔、亡母を誘って蕎麦祭りに来たこともある。

その時の記憶を探ってテレビにも紹介された有名店に行ったら「売家」の文字。
その先にあった別の店へ行ってみたら「蕎麦」の文字は消えて普通の民家になっていた。

何とか食事処を探し当て、ルンバとスリスリはザル蕎麦を、私は夕食が豚丼だと云うことを忘れて生姜焼き定食を頼んでしまった。

やってきた生姜焼きの肉はどうみても豚丼に使う肉の転用。
そして壁には「当店の蕎麦は鹿追蕎麦ではありません」の文字(驚)。



ヤッチマッタ感満載で腹を膨らませて店を出、数年前の豪雨で折れたままになっている橋を見て、夕食の豚丼を美味しく頂くためにウォーキングを兼ねて
「十勝千年の森」へ行ってみることにした。



ルンバとスリスリは以前 私と来たことがあると云うのだが私は初めてだ。



ルンバ達は何処のオッサンと来たのだろう・・・・・。



ルンバはサブウェイに乗れると教えてくれるのだが❔❔❔
セグウェイの間違いだった(笑)










山羊が集団で寄ってきて接待。「山羊にはモテるねぇ」と皮肉を言われたが股間には立派なお玉さんがブラブラしていて全部オスだった。



ナイタイ高原

2020-06-25 17:01:47 | 旅行
納車後の初ドライブは、霧多布湿原を予定していたのだが調べても開花状況が手に入らない。それに天候がイマイチで霧に覆われている恐れもある。

と云うことで内陸へ向かうことにして高速に乗り、早速ホンダセンシングを試した。

テルテルの講義を思い出しながらSWをオン。
恐る恐るアクセルから足を外したら・・・・・何と前の車と一定の間隔を開けてしっかり付いて行くでは無いか。

カメラが車線から外れないようにと微妙にハンドルを調整してくれる。
こりゃ楽ちんだとハンドルから手を離したら「手を離さないで」と車に怒られた。
そう言えばハンドルにセンサーが付いているので手を離すとエラーメッセージが出ると云われたのを思い出した。

トンネルに入ると自動でライトが点灯。
屁をするとエアコンが必死になってフル換気・・・・・と云うことまで自動ではないけれど、まぁ凄いわ ホンダセンシング。



でも安心は禁物だ。
少し気を緩めると路側帯の外にある「別の世界」に私を誘おうとするのだ。

だから軽くハンドルを握り微妙な緊張状態を維持するのに疲れる。



無事に到着したナイタイ高原牧場はギリギリ雲の下。晴れていると遠くに見えるはずの阿寒連山は霞の奥。遠くにポツポツと見える斑点は放牧されている牛。



驚いたのは展望台がリニューアルされていて、トラクターが置かれて趣のある風景を演出していた場所に何と真新しいバーガーショップ。
トイレがウォシュレットになったのは嬉しいけれど何かガッカリ。





帰ろうと思っていたら突然藪の中から何かが飛び出した。
何❔ 何❔ あっウサギ❔
もしかしたらエゾウサギ❔



初めて見る自然のウサギに大興奮し、あわててシャッターを押した。