北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

飛べない豚+鬼ケ城

2018-01-30 20:51:45 | 日記
家内を病院へ連れて行った。
定期の診察だ。

私はマスクにサングラス、それに猟師が被るような耳まで隠れる帽子姿だ。

自分でも自分だと判らないような扮装なのに、受付の女性はニコッと挨拶をしてくる。
「えっ、このカッコウなのに・・・・・判るの?」と訊いたら 「わかりますよ」との返事。

出ている部分は 僅かなのに、どこで私と認識されるのだろう。

帰宅してから (不思議だ) と云ったら、家内も娘も、少しだけ出ている丸い顎の辺りとか頬の膨らみとかが特徴的だから、イッパツだと云う。

そんなに人並外れた容貌なのだろうか。


寒空の中、SLや丹頂を撮りに行くので、洋品店に行って 耳までスッポリ覆う「ヘルメット インナー」と云うのを見つけて買った。

早速それを被ってみたら、何が可笑しいのか ルンバもスリスリも大笑い。

訊いてみたら・・・・・ジブリの「紅の豚」にソックリなんだそうだ。

そうなの? そんなに似ているの?



鏡の前にいって 確認してみたら・・・・・
ナルホド 確かに そこには「紅の豚」が一頭 映っていた。

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★車中泊の旅(前回の続き) 鬼の城 編

世界遺産、「鬼ケ城」は、その名前だけで 少しビビった。
鬼は 幽霊の次ぐらいに怖い。









駐車場から 怖々と崖道を歩くと ナルホド 怖ろし気な奇岩が連続。







夕暮れ時なので、怖さが倍加されている感じだ。

どこまでも どこまでも続く、崖沿いの石段をビクビクしながら上がったり下りたりしていたら、幸いなことに通行止めのテープが張られていた。



これ以上先へは行きたくないと思っていたので、堂々とユーターンできてホッとした。




道の駅 パーク七里御浜 で車中泊することにした。

駐車場横にある「北海道らーめん」の文字に惹かれたからだ。



紀伊半島で北海道の味に巡り合えるなんてと大喜びで「北海道らーめん」と注文したら、「浜海道です」と云われた。

( えええっ・・・・・) 確かに 良く見たら 「浜海道」だった。



餃子も一緒に注文し、ニンニクの匂いをプンプンさせながら、寝袋に入ったのだが、誰にも文句を言われないのは嬉しいようで 少し物足りない気もした。

屁をした時に 誰からも「臭い」と云われないのと同じ物足りなさだ。

仕方が無いので 狭い車内で自分の臭いを自分で吸い、自分に文句を言って独り寝の子守歌。

冬の湿原号+伊勢志摩

2018-01-28 22:37:27 | 日記
昨日から、季節限定列車「SL 冬の湿原号」が走るのを忘れていた。

だから、今日こそ忘れないようにと一眼のバッテリーにフル充電し、久しぶりに時間に追われた一日が始まった。

先ず向かったのが機関区の先にある跨線橋。機関区(車庫)から出て来るSLが目当てだ。

跨線橋の上には既に「撮り鉄」の方々が勢揃い。隙間が無いほど三脚で埋め尽くされていた。



その中に頭を低くして割り込んだのだが、時々後ろを通る「一般人」には迷惑なことだろう。

20分程待っていると「ポーッ」と云う汽笛と共に立ち昇った煙。





昨年車輪が割れて途中で走れなくなったSLは、跨線橋の上に群れ集う男どもの前に その勇姿を現わした。



一斉に鳴り響くシャッターの音。



SLが跨線橋の下を通り抜けるとレースがスタートだ。
「撮り鉄」たちの競争が始まるのだ。

駅に行って出発前の様子を間近で撮る者。

次の跨線橋や踏切で待機する者。

それぞれが次の目的地へ向かって走り出す。

私が向かったのは、一番人気の釧路川の鉄橋だ。

いつもは誰もいない川沿いの駐車場は既に満車。路駐するスペースでさえ奪い合いの状態だ。



集まった「撮り鉄」の数は昨年の倍以上いるように思う。

氷の浮かぶ凍える川沿いに一眼カメラがズラリと勢揃い。



寒い中、30分程待つと駅方向から聞こえてきた出発の汽笛。

どんどん近づいてくる煙に息をするのも忘れた。

「その一瞬」を捉えるため 「撮り鉄」たちに緊張が走った。



周りからシャッター音が響き渡る。

機関手だって 折り重なるように沢山いる「撮り鉄」達の為に煙の大サービスだ。





一瞬誇らしげな顔を見せたC11は、手を振る私たちに歌舞伎役者のように見栄を張ると、豪快な音を響かせて花道を去った。

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★車中泊の旅(前回の続き) 志摩・英虞湾 編

無料化されたパールロードを走り的矢湾大橋から安乗崎へ向かった。



先っぽが好きなので、先端にはどうしても寄ってみたくなる習性があるようだ。

しかし岬からの景色は今一つで即ユーターン。ロケ地らしいのだがガッカリした。



志摩半島の先っぽへ行くのをやめて賢島へ渡りサミットで有名な志摩観光ホテルの横を通って賢島大橋を渡った。



この辺り、島や橋が多くて現在地がわからなくなりそうだが、無事に真珠の養殖筏が浮かぶ 入り組んだ英虞湾からは脱出できた。



南伊勢町にある「愛洲の里」へ寄った。



ここは上泉伊勢守の新陰流や柳生新陰流の源流となった愛洲影流を生み出した伝説の剣豪 愛洲移香斎を生み出した地だ。



「愛洲の館」内部は何故か残念ながら撮影禁止。

国宝級の何かがあるのかも知れないが、撮影禁止の所は、記憶に残らないし絶対に「行って良かった」とは云わないことにした。

痴呆ではないけれど、忘れたフリは得意+伊勢神宮

2018-01-26 21:40:46 | 日記
今日は特定健診の日だ。
市の方から受診するようにと何度も連絡があったので仕方なく夫婦で受診することにした。
二人とも定期で内科にかかっているので、必要はないと思うのだが「無料だから」と説得されて無料に弱い私たちは予約を入れた。

予め送られてきた問診票に記入するために前日から忙しい。
メチャクチャ多い現在の病名と飲んでいる薬名。
それを細字のボールペンで細かく真剣に記入するだけで目がチカチカした。

「絶対に時間には遅れないように」と書かれた脅迫文のような予約票にビビリ、
「7時40分には家を出る」と言っていたのに7時40分に「ゴメン トイレ」と云うルンバ。

早朝4時頃からゴトゴトと音がしていたので、ほぼ徹夜で洗濯や掃除をしていたようだから、「ガマンしろ」とも言えず暖機運転の車の中で震えながら待った。

予約時間の10分前に無事到着し、VIPのように先導されて有料オプションのエコー検査やMRI検査。

痴呆症の検査では、「86引く7は?」と急に云われて混乱。何とか導き出した答から さらに7を引けと云われ、7じゃなくて2にしてくれないかとダダをこねて笑われた。

沢山「ひらがな」が書かれた紙を渡され3分以内に「あ.い.う.え.お」だけ○印を付けろと云われ、眼鏡を外して必死の形相。
ハズキルーペを持ってくるのだったと後悔したが、もう遅い。

結果、痴呆では無いらしいし、脳梗塞も小さいのがチラホラだが同年齢の人の中では良い方らしい。

血糖値も中性脂肪も前回の内科検診よりは 異常値ではあるがグッと良くなっていて家内共々ほぼ健康のようだ。

だから病院の帰りは、グッタリと疲れ切ってはいるのだが喜びも大きい。

ご褒美に チョコとポテチを買い、それを抱き締めて検診で疲れ切った身体を横にして爆睡した。

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★車中泊の旅(前回の続き) 伊勢神宮 編

伊勢神宮へは新婚旅行で来たことがある。
そこへ 今度は別の女性と不倫旅行・・・・・嘘 気楽な一人旅だよ。(笑)









昔は無かったように思う「おかげ横丁」なんて云う門前町的な通りを歩き五十鈴川を渡った。



玉砂利の長い参道は イチャイチャしていた過去を蘇らせた。



昔々、人々が目指した伊勢だから御朱印も さぞや立派かと思っていたら、これが最悪。私が手にした御朱印の中ではワーストワンの酷さだ。有難味の全くない小学生並の字体に目がテンになった。





二見浦では、強風に煽られた。





駐車料金を払ったからには頑張らねばと思い海沿いを歩いて夫婦岩と二見輿玉神社は何とか参拝した。





新婚旅行では あの有名なミキモト真珠島へ渡った。

凄く高価なキンキラキンの真珠が沢山並ぶショーケースを眺め、若くて金に余裕のない新婚夫婦は、ただただマルが多く並んだ値段に圧倒されたのを思い出した。

(よしっ、沢山稼いで 今度来る時にはキンキラキンの真珠を買ってあげよう) と心に秘めたのだが、今回は一人旅だしルンバも多分 この島のことなんか忘れているに違いない。

だから、過去の事は過去の事。
何も無かったことにして 素通り、素通り。

念力が効かない+斎王歴史博物館

2018-01-24 18:54:23 | 日記
首都圏で20センチの降雪があったようだ。

これは、数日前から予報されていたことなのに、何故か予めチェーンを巻かずに走り 立往生してしまう乗用車やバスにトラック。

スタックすることは予想できただろうに何故 夏タイヤのままで走るのかが不思議でならない。

雪が降る度に 毎年、毎年繰り返される都会の大渋滞。

オマケに色々な人が色々と面白いことをやっていて、映像を観ていると日本人って案外アホなのかも知れないと思ってしまった。

動けなくなった車の並んでいる坂道でスノーボードを楽しむ人。

前輪駆動車なのに、一生懸命 後輪にチェーンを付けようとしている人。

寒い中、素足にミニスカートの女子高生を見つけ、テレビ画面に向かって大声で叱るルンバ。

私はミニスカが好物なので滑ってパカッと転んでくれないかと思い、密かに画面に向かって強烈な念を送ったのだが・・・・・。

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★車中泊の旅(前回の続き) 斎宮 編

室生寺を出て、ナビにセットした行先は松阪の近くにある「斎宮歴史博物館」

これが間違いの素のようで、車はどんどん山奥に案内され、いつの間にか走っていたのは三ケタ国道。それも368号と恐ろしげな三百番代の道。



山奥なのに 美杉なんて云う道の駅があったりしてホッとしたのだが、そこからが本当の三ケタ国道入口だった。

国道なのに一車線になり対向車がきても逃げ場が無いような狭道。

国道なのに 堂々と掲示された「大型車通行不能」と書かれた看板。

その先には、「この先、大型車は通行できません」
そして ついに「大型車 絶対に通れません」の看板。

どうやら過去に警告を無視してチャレンジした大型車がいたようだ。

でも大型車と普通車は 長さは違うだろうけれど 車幅はそんなに違わない。
だから、普通車だってギリギリに違いない。



仁柿川沿いの崖道を血圧を上げながらハンドルを握り、やっと到達した仁柿峠。

記念写真でも撮りたいところだが そんな余裕は無くて、一刻でも早く広い道に出たくて二度と走ることは無いであろう この道を必死になって車を進めた。



斎王制度は、7世紀末に始まったとされる。

天皇や皇族の娘の中から天皇に代わって伊勢神宮に仕える女性を選び、天皇が代わるまで勤めさせたと云う。

斎王歴史博物館は、遺跡の上に遺跡を破壊するのを恐れて杭を使わずに建てられているらしい。



京都から葵祭で見たような大行列を組み、この地までやってくるのは大変だったろう。





展示されている人形の顔が どこか トボケタ顔をしているのが俗界と離れた苦難の生活を押し隠しているように感じた。







私は良かったなぁ・・・俗人で。
ミニスカのお姉ちゃんだって、チラ見できるものね。

坂道ウオーキング + 室生寺

2018-01-22 20:10:20 | 日記
体調は、あまり良くはないが 今日選んだウォーキングコースは、教育大横の坂道だ。

鶴ケ岱公園に車を置いて、先ずは凍結した池を一周し いよいよ教育大学横の坂道を上がり始めた。



先日のテレビで「手を後ろの方へ大きく振り、少し大股で歩くと良い」と言っていたので、素直な私は短い脚をグイグイ広げてカメラを持った手を振って歩いた。

坂を上がりきり、反対側を下ると 見えてきた春採湖。





その横にあるアイスアリーナには沢山の車やバスが停まっていた。

アイスホッケーの大会が行われているようだ。

中学生とは云え、そのスピードと氷上を自由自在に走りまわる技術は凄い。





ウォーキングの途中だったことを忘れて、しばし観戦し負けている方を応援した。



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スリスリが仕事を終えてから、珍しく真っ直ぐ帰宅した。Gクンとイチャイチャしないでの帰宅は珍しいように思ったら、Gクンのお父さんがインフルエンザに罹患したらしい。

それで真っ直ぐ帰宅してLINEだかメールだか知らないが、デジタルをフル活用してイチャイチャしている。

だから「スマホからインフル感染するよ」って云ったら
「するわけ無いだろう」と怒られた(笑)。

ルンバに この事を話して、「スマホで感染するよね」って云ったら
「あら、そうなの」と全く疑っていない様子。

あまり言いたくはないけれど、私の奥様は やっぱり少しオカシイ。

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★車中泊の旅(前回の続き) 室生寺 編

真言密教の寺には珍しく、昔から女性の入山を赦していたことから女人高野と呼ばれていた室生寺へ行くことにした。



国道から逸れて山奥へと進み、少し心細くなった頃に室生寺のある集落に入った。

駐車場から数百メートル歩かされてやっと到着した室生寺。



シャクナゲで有名らしいが、季節が違うので全く その気配はない。



山寺なので ここでも石段に迎えられたが、もう慣れてしまって そんなに苦痛では無い。











別料金だという本堂内部は撮影禁止なのでパスした。
私の脳みそは劣化してきているので、撮影しないと記憶に残らないのだ。



奥にある この寺のシンボルとも言える 有名な国宝 五重塔がこの寺のクライマックスだ。





第一層から五層までの屋根の大きさがあまり変わらないと云う独特な形は美しく、日本で二番目に古いらしいのだが、そんなにボロイ感じがしない五重塔に しばし見惚れた。