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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

マカロニの下宿=ウタの店、しげさんのおかげで判明

2018-11-10 07:02:58 | ロケ地検索&メモ
震災の日から順延された札幌の研修に行って・・・強風と信号機倒壊。
今回は愛車で行ったのでさほどの影響はありませんでしたが、
俺に勉強するなってことかなぁ・・・(^_^;)

ところで、先日検索断念した
マカロニの下宿=ウタの店、しげさんのおかげで判明致しました。
以前、捜査なさっていたようです。
(しげさん、お待たせして済みませんでした<(_ _)>
  ありがとうございました。)

世田谷区桜1丁目

駅は世田谷線の宮の坂駅で、すぐそばです。


現在、ウタの店ロケ店は既に商店という業態を止めて、どうもアパート経営の方に転じているようですが、
建物は建て替えられ民家となっていますが、数台の自動販売機を設置しているところに名残りを感じます。
ジムニー駐車場についても線路を渡ったところですが、酒店ごと消えており、完全に住宅街化しています。


改めて、しげさんに感謝いたします<(_ _)>


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チバテレ太陽放送11/9=目の前に転がり込んだラストチャンスに固執する男に長さんが挑む

2018-11-09 07:07:37 | ビバ!チバテレビ
チバテレ太陽放送です。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

11/9(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第343話 ラスト・チャンス

第353話 54.05.04 ラスト・チャンス(長さん)

セミレギュラー:西朱実

ゲスト:柳生博
 深江章喜
 阪脩 藤瀬雅子 林孝一 槐柳二 信沢三恵子
 沼波輝枝 辻村真人 八代駿 峰恵研 入江正徳 仁内達之

脚本:小川英 渡辺由自
監督:小澤啓一

一人の男が、ビルの屋上から転落死した。
身元を示すものは何もなく、ただ若い女性の写真だけがポケットに入っていた。
調査の結果、男は不動産会社の社長(本編では社員)・大貫と判明、彼は多量の睡眠薬を飲んでおり、しかも集金したはずの現金一億円は見当たらず、ボスは殺人事件と断定し捜査を始めた。
そんな時、菊池と名乗る男が一係に背広を盗んだといって自首してきた。
調べに当たった長さんは、それほど困窮していると思えない菊池が、背広一着を盗んで自首とはと、少々首を傾げた。
一方、生前の大貫と親しかった者の中に、暴力団・竜神会が表向き出しているサラ金・銀竜企画の篠田がいるのを見つけて、一係は篠田のアリバイを洗うことにした。
だが篠田は大貫が殺された午後九時ごろは、銀竜企画の五周年記念パーティに出席しており、その席で背広の胸にシチューをこぼされたと大騒ぎしていたことが判った。
そのころ菊池は篠田のマンションを訪れていた。
菊池は篠田とその妻の和子が、大貫に睡眠薬入りのウイスキーを飲ませて殺したことを知っていると脅し、証拠品としてカセットテープと背広を盗んだとしゃべった。そして、口止め料として一千万円を要求した。
一方長さんは、篠田のサラ金が火の車だと聞き込んだ。さらに篠田のマンションが菊池が忍び込んだマンションに酷似していることに気付いた。そして、大貫のポケットに入っていた女性は、実は菊池の別れた妻の写真であったことも調べ上げた。
長さんは、菊池が大貫殺しで篠田を脅迫していると判断し・・・・。

何度かゲスト出演の経験のある柳生博さんが初のゲスト主演(で、最終出演)で挑む本作はいぶし銀同士の対決となりました。いいことなんてまるでないと降ってわいたラストチャンスに危険な賭けを選んだ菊池に、平凡ながら紆余曲折も経験してきた長さんが菊池の暴挙を何とか抑えようとコツコツと語りかけていきます。その話の中で、普段はあまり聞けない長さんの生い立ちみたいなものが伺える話もあり、太郎フェチにはちょっと聞き逃せない部分もあります。
それにしてもゲストが声優でおなじみの布陣で固められています。そういう意味でも結構貴重な話であります。

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ファミ劇太陽放送11/9=密かなボス計画に踊るマカロニ/連続女性暴行事件で殿下が窮地に

2018-11-09 07:03:22 | ファミ劇日誌
遅くなりましたが、本日の太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

11/9(金)
6:30~7:30
=再放送=新番組[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#5
ファミリー劇場HD(CS)
第5話 47.08.18 48時間の青春 (シンコ・宗さん)

11/9(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#6
ファミリー劇場HD(CS)
第6話 47.08.25 手錠と味噌汁(マカロニ・長さん・ウタ)


11/9(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#7
ファミリー劇場HD(CS)

11/9(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#8
ファミリー劇場HD(CS)


第7話 47.09.18 きたない奴 (ボス・マカロニ)

ゲスト:安倍徹
上野山功一 三田桃基子
大神信 八木光生 藤田漸 布施幸代
佐久間三雄 吉岡ゆり

脚本:小川英 鴨井達比古
監督:竹林進

寺林組の組長が一係にやってきた。
不起訴になった子分たちを引取りに来たついでの挨拶だったが、寺林組関係の書類にちょうど目を通していたボスに皮肉交じりの一言を添え、娘と代議士の甥との結婚式の招待状を置いていった。
ボスはやりどころのない怒りを抑えることに必死だったが、何を思ったか結婚式に出席することにした。
結婚式当日、ボスは式場で花嫁の拉致誘拐事件に遭遇、先ほど目撃した若い男だということがわかり、捜査の陣頭指揮を執った。
ただ寺林はボスの捜査に不信を抱いていた。ヤクザの娘だから誘拐されたことを喜んでいるのではないか・・・
ボスは出来ることはやっていたが、傍から見ていたマカロニはいつものボスらしくないように思えて仕方がない。やはり寺林の言うようにヤクザの娘の誘拐事件だから捜査に熱が入っていないのか・・・
さらに今回の結婚が「政略結婚」であることも噂されている為、様々な犯人像が考えられた。
誘拐犯の連絡に備える一方、娘の側から手がかりがないかを探るマカロニは、娘のアルバムの写真の中に犯人が写っていることを母親の証言で発見する。
それは、ボスが目撃した若い男だった。
調査の結果、若い男と娘は高校時代交際していたということが判ったが、現在の所在が不明だった。
しかし、シンコがその若い男の写真を見て、以前補導した未成年者の身元引受人であったことを思い出した。
マカロニは、やる気の見えないボスたちを見限り、単独で娘の捜索に当るが・・・。

ボスの冷静さと、マカロニの純粋さが際立った作品。
途中からすべて御見通しのボスの作戦の上でマカロニはピエロ的な活躍をするわけですが、ボスが寺林組を壊滅したいと思う部分の非情さと、娘たちの純粋さを少しはくみ取ろうとしている部分があったものの、どちらかというと、大人の世界と若者の世界はちょっと違うんだよ・・・というのを見せたかった感じもあり、なかなか観ていて複雑な感じもあったりします。
ゲストの安倍さんは結構強面ですが、善人を演じさせると結構爽やかな余韻を残してくれる方なんですよね。


第8話 47.09.08 真夜中の刑事たち (殿下・シンコ・チーム)

ゲスト:長谷川明男
宗近晴見 山田はるみ
三枝美恵子 小磯マリ 藤山律子 山崎猛
松木路子 村井国夫

脚本:田波靖男 四十物光男 小川英
監督:竹林進

 管内で酔った女性を狙った通り魔が頻発、手口は自分の着用していた革ベルトで女性を殴るというもので、それがエスカレートし絞殺まで発展してしまった。
何故殺されたのか?ボスは顔を見られたからではないかと推理、さらに殺しの味を覚えてしまった通り魔は犯行を重ねるのではないかと危惧され、さらには金目当てでもないので、その可能性は極めて高かった。
被害者の所持品の中に酒と関連するものが一つ見つかった。駅前のブランシュという会員制バーのボトルキープ用のキーだった。一方、ボスは女性の相手が得意な殿下にゴリさんを組ませて再び今までの被害者に聞き込みに回るように指示した。
殿下の被害女性への追及は厳しかったが、酔った上で襲われた経緯もあり、なかなかすべてを語ろうとしない。
しかし、その中の一人から、襲われる前に行った店がブランシュであることを聞いた殿下は、最後に主婦である被害者のもとを訪れたが、彼女は夫の嫉妬深さから被害に遭ったことすら隠している為協力を拒否した。
ゴリさんは殿下の強引な聞き込みに段々嫌気がさし、その事を殿下にぶつけたが、殿下は主婦が何かを隠していると睨み、さらにこれ以上通り魔被害を食い止めたいという強い信念で主婦の追及を止めなかったが・・・・。

初期のクールで女性相手が得意だという殿下設定が活かされた作品、後のスコッチキャラの原型とも取れます。
しかしその事件に対するストイックさが、女性を被害者とするデリケートな側面を持った本件と殿下が「女性が得意」という、一見マッチしそうなで上手くいっていた部分を破綻させてしまいます。
それに、いつもはベストコンビのゴリさんとの対立もあったりしますが、ただです、基本的に後年「最も優しい刑事」になった頃でも、殿下ってこういうクールな捜査を行う部分を残していました。だからこそただの二枚目キャラでは終わらなかったというのがあったと思います。
ただ今回、強引な捜査が原因で窮地に立った殿下の代わりにマカロニがある計画を実行するのですが・・・確かに実績をあげましたが、かなり際どい。

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途中断念、マカロニの下宿(ウタの店)

2018-11-04 11:35:34 | ロケ地検索&メモ
マカロニの下宿、武田ウタの店舗兼住宅。

ストレス解消に検索してみました。

先ずヒント収集。

*建物は明らかに昭和初期までの作りの木造雑貨屋(しっかりしたタバコ販売コーナーあり)
 主体は駄菓子売り(せんべい1枚5円~10円) 
*東急世田谷線沿線
*線路を挟んで、柳屋酒店とジムニーのガレージ
*町内掲示板に「世田谷区」の文字
*世田谷区松原の整骨院広告
*たはこ販売店表示板に住所(世田谷区)と個人名


ただ、これだけヒントがあるのに、変化が著しいので解らない・・・

松原/赤提?

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おめでたい話題も、などなど

2018-11-04 11:34:59 | 当直室日記
野球がなくなって順調に放送される太陽、休みなしです。

▼ところで、寺尾聰さんが2008年の紫綬褒章に続き、2018年秋の叙勲受章で旭日小綬章を受章。
若い受勲だなぁ・・・と年代感覚がマヒしている小生・・・。
寺尾さんも71歳なのか・・・。
最近、寺尾さん世代の俳優さんが鬼籍に入られるニュースが多かったので、おめでたいニュースでほっとします。

▼他のブログさんからの触発(^_^;)
『俺天』、日曜日は別チャンネルを観ていたので再放送からの視聴ですが、私が東宝作品で好きな「遊んでいても、ちょっとした硬化剤は入れる」という部分を守っていて、多分『俺天』の場合は木下監督のクールでドライな部分の演出を入れるところなんだと思います。
それに、やっぱりナビちゃんのように「あらゆる重低音」も入れないと、つまんない(By八木美代子)<平成リメイク?版
『大捜査線』、杉さまの時代劇イメージをそのまま引っ張った感じの作風と思われがちですが、アメリカナイズされた設定内容とのアンマッチさが逆に特徴となって、唯一無二の世界観を醸し出しています。
ただ、こうやって冷静に云えるようになったのは後年のことで、本放送の初回を観たときは唖然食らっちゃった記憶はあります(^_^;)

▼『新幹線公安官』に妻子持ちの会田と生き返った坂井刑事登場(^_^;)
確かに、制作体制の大半が本作へ流れていったのは本編を観ていれば判ったんですが、制作陣も出演陣も出来れば非ライを続けたかったのではないかという熱が感じられます。
決着自体が非ライの第一シリーズ最終回のボツ案じゃかいかという(^_^;)
しかし、ボコり合う久我と「会田」(ではない)・・・・・。

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五番目の刑事―東映チャンネル放送開始

2018-11-03 22:25:25 | 浮気心
DVDでは既に傑作選が発売され、「幻の作品」という色合いがちょっと薄れた『五番目の刑事』が東映チャンネルで12/13よりレギュラー放送スタート。
『新幹線公安官』の後番組としてなので、さすが東映チャンネル・・・・かゆい所に手が届きます(^_^;)

改めて、その内容を・・・

****************

五番目の刑事/(C)東映

あらすじ
原田芳雄主演による刑事ドラマ。それまで背広姿で堅いイメージだった刑事ドラマの刑事のイメージを根底から覆し、革ジャンにジーパンスタイルでジープを乗り回す “はみだし刑事” を主人公にした、異色刑事アクション。原田刑事を取り巻く東新宿署の4人の刑事も個性豊かに描かれ、隠しカメラによる新宿の雑踏の中でのロケーションを多用するなど、見所に溢れたドラマ。全25話。

放送話数 全 25 話 制作年度:1969-70年 制作:NET 東映
12月13日(木)スタート

監督 石川義寛、永野靖忠 他
脚本 池田一朗、石森史郎 他
出演 原田芳雄/工藤堅太郎 桑山正一 殿山泰司 常田富士男/中村竹弥


(東映チャンネルHPより)

****************

まず、原田刑事が魅力的なんですよね・・・・それこそ現在にも通じるスタイリッシュさと、戦災孤児で、孤児院出身かつ、少年時代はグレていたという経歴。愛車のジープを捜査にも使うなど、スタート当時はあまりにも先端を行き過ぎているはみだし刑事。
一方、他の刑事部屋の面々は、結構従来通りの刑事像というギャップ(^_^;)
ただ、原田刑事自体が若いのにもかかわらず、まったく新人風をふかしていない所が好感が持てます。

太陽にも影響を与えたのではないかと言われている本作、完全放送はどれぐらいぶりなんでしょうね(^_^;)

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江波杏子さん、ご逝去・・・・

2018-11-02 21:30:57 | おくやみ
江波杏子さんが10月27日に肺気腫の急性憎悪の為、鬼籍に入られました。
享年76歳。

ショックです・・・
『御家人斬九郎』の新シリーズをもし製作するのであれば、麻佐女様は江波さんしかいないなぁ・・・と先日ぼーっと考えていた矢先だったので。


大映出身で女賭博師シリーズで人気を博しましたが、やはり我々にとっては『非情のライセンス』の江沢刑事から始まる、冷静かつ情熱あふれる女性刑事役が頭の中ではメインでしょうか。
クールビューティーという言葉がお似合いになる、一見冷徹に見えても、カッコイイ女性でした。

肺気腫・・・タバコ吸いには耳の痛い病気ですが、確か江波さんもヘヴィスモーカーだったと記憶しています。

なんというか、残念としか言いようがないですね・・・東映チャンネルの『非ライ』はまだ江沢刑事活躍期ですが、今度リリースされるDVDには、あの「悲劇」が収録されていますからね・・・。

いや、やっぱり・・・
太陽中毒としては、ね。

#34「想い出だけが残った」三浦加代子 役 

なんですよね・・・。

ボスが唯一、結婚しようと考えていた加代子。

刑事の職を選び、別れたボス。

それが原因で、同窓生の三浦と結婚したものの、「物足りなさ」である意味自暴自棄になり、

最期にはボスの腕の中で死んでいく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あんな、悲しいトラウマ、江波さんの加代子だからこそだと。





ご冥福をお祈りいたします。


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脳が目覚めぬ訂正 11/6→11/2

2018-11-01 20:08:58 | 当直室日記
半分寝ている朝に記事を書くと、日付の感覚までおかしくなります(^_^;)
太陽放送、ファミ劇&チバテレ共に 11/2分です。
すみません、訂正します。

しかし、何故11/6?
未だに判りません・・・・<(_ _)>

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チバテレ太陽放送11/2=実直な正義感に潜む狂気、ボン絶体絶命!

2018-11-01 07:01:44 | ビバ!チバテレビ
あすのチバテレ太陽放送、
とうとうここまで来たのか・・・

【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

11/2(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第342話 ボン・絶対絶命

第352話 54.04.27 ボン・絶体絶命 (ボン)

ゲスト:佐藤允
 佐藤晟也 友金敏雄
 吉中六 永井玄哉 鹿島信哉 萩原竹夫 君塚政純

脚本:畑嶺明
監督:高瀬昌弘

大手スーパーに3人組の強盗が押し入り、警備員一人が射殺された。3人を追った警備の大沢司令補はナイフで襲い掛かってきた犯人の一人・今井と倉庫で格闘、今井は後頭部を強打して死亡した。
翌日、死んだ今井の仲間から大沢から脅迫電話がかかってきれ、ボンが大沢の警護に当たることになった。
その夜、田口と大沢は暴走車に轢かれそうになる。
翌日、警備室からスーパーの店内を監視していた大沢は「万引きを発見した」と言いながら警備室を飛び出した。大沢は若い男・中西と歩道橋上でもみ合って「こいつが強盗だ!」と叫び、二人は橋の上から落下し、中西は自らのナイフが胸に刺さり死んだ。
大沢の正当防衛は認められたものの、山さんの調べで、大沢は3年前まで警察機構中実力一といわれる本庁の特殊部隊にいたことが判った。
それを知った一係では、正当防衛と片づけられた一連の強盗死亡に不審なものを感じる。大沢の実力をもってすれば、二人とも殺さず逮捕できたはずだ・・・ただ、ボンは大沢の若い部下への思いやりや厳しい指導ぶりを見て、すっかり彼に心酔していた。
しかし、大沢は警備会社をクビになってしまう。
一方大沢の過去を洗っていた一係では、大沢が精神に異常をきたし特殊部隊を辞めた事実を突き止める。
数日後、大沢が三人組の強盗の最後の一人、原田に拳銃で狙われた。
錯乱した大沢は猛然と原田に襲い掛かり、止めに入ったボンをも殴り掛かってきた。ボンは原田を逮捕し、正体を失い車に飛び乗り逃走する大沢の後を追ったが・・・。

ゲストに佐藤允氏を迎えて送るボンの危機編。
佐藤氏は善人のイメージがあるので、こういう役柄はかなり意外な感じを受けましたが、ハマっています。それにしても実直な男に潜む狂気ほど恐ろしいものは無いのかもしれません。それに対するボン、この作品から作品内に殉職モードがなんとなく漂う(暗いイメージではなく、フィナーレが近い感じ)一係、さらにひょうきんモードにシリアスモードも合わせて強くなるボンに、居なくなるのは残念だと思う要素は多分にあったわけで・・・。
今回はボンの身体に「切った張った」はありませんが、大沢の狂気自体が恐怖そのものであります。

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ファミ劇太陽放送11/2=48時間・脱走少年に寄り添うシンコ/下宿のウタの騒ぎと長さんの勘の中を泳ぐマカロニ

2018-11-01 06:56:47 | ファミ劇日誌
さて、あすの太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

11/2(金)
6:30~7:30
=再放送=新番組[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#3
ファミリー劇場HD(CS)
第3話 47.08.04 あの命を守れ! (マカロニ・ゴリさん)

11/2(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#4
ファミリー劇場HD(CS)
第4話 47.08.11 プールサイドに黒いバラ (村岡・マカロニ・ゴリさん)


11/2(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#5
ファミリー劇場HD(CS)

11/2(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#6
ファミリー劇場HD(CS)


第5話 47.08.18 48時間の青春 (シンコ・宗さん)

セミレギュラー:ハナ肇

ゲスト:二瓶康一(火野正平)  
井上孝雄
片岡 一 新井一男 渡辺貞男 森下明
八木昌子 武藤章生 

脚本:永原秀一
監督:小澤啓一

 宗吉が深酒で朝帰りしてシンコを激怒させた朝、
シンコがかつて補導した清という少年が少年院から脱走したと、少年院の木下が七曲署へやってきた。
2ヶ月後の出所予定を控えて何故?
48時間以内に少年院に戻れば説諭だけで済むが、それを過ぎると警察の手に移り犯罪扱いになる。
シンコはかつて清が出入りしていた深夜喫茶へ捜しにいくと、そこに清の姿があった。清は48時間の自由を楽しみたいだけで脱走したと語り、明日の晩には帰るという。
本来であればすぐ少年院に連れ戻すところだが、なにかを感じたシンコは清の云う自由に付き合うことにした。
自由気ままに行動しているように見える清だったが、やはり何か目的があると睨んだシンコは、一係の刑事たちの忠告を振り払い、自分の責任で清を少年院へ返すと言い、清と行動を共にすることを続けたが・・・・。

当時の主役格であるシンコの初主演作、関根恵子さんが渋谷警察署で一日署員として入署したことなどもトピックス的に入りながら、シンコがかつて補導した少年との交流を描きます。ただ、その交流にしても、当時の世相を反映してかなり刹那的な面があります。
細かいところは色々突っ込みどころはあるでしょうが(^_^;)
現在、自転車の旅を継続中の火野正平さんが清役を好演、ただし、恵子さんより正平さんの方が5歳以上年上なのですが(^_^;)

「主役格」シンコの主演なので、マカロニの出番は少ないです、ハイ。


第6話 47.08.25 手錠と味噌汁(マカロニ・長さん・ウタ)

セミレギュラー:賀原夏子
ゲスト: 真家宏満
田中力 竜のり子 相原巨典 浅野進治郎 
上田忠好 塩田順司
中北千枝子

脚本:櫻井康裕
監督:小澤啓一

遅刻寸前の時間に目が覚めたマカロニが急いで出勤しようとしたところに、下宿のウタが相談を持ち掛けてきた。
近所の谷家の昭一という息子の様子がおかしいというが、マカロニは遅刻しそうなので下宿を急いで出てしまう。
出勤したマカロニだったが、ウタはボスに電話でマカロニが聞く耳を持たないことに対し苦情を入れてきていた。
ボスはマカロニに昭一の捜査を命令、長さんが付き合うこととなった。
やる気のないマカロニに対し、長さんは今朝の味噌汁が妙に塩辛かったから大事件が起きると嘯く。
しかし、昭一には特に問題は無く、昭一を尾行するしかなくなったが、マカロニはとうとう痺れを切らし、張り込みから理由を付けて逃げ出した。
翌朝、ウタは昭一が特に問題ないことをマカロニから聞くが、ウタは納得せず、終いには自分で捜査すると言い出す始末。
実際行動を開始したウタは、「母」と名乗り勤め先の警備室に乗り込むと、昭一は退職届を出していた。
1週間前から様子がおかしかったこと同僚たちが語りだし、刑事には当たり障りのないことを言って凌いだという。
さらに谷家では昭一が夕べから帰宅していないことが判明したが、まだ事件なのかどうかわからない。
そんなところに山さんは、ある家出人の手配書を持ってくる。
吉川という貿易会社の経理課員だが、その会社が昭一が警備しているビルにあり、さらに失踪の晩は昭一の担当だったことがわかる。
そんな時、マカロニが焼き鳥屋で酒を飲んでいると、消えた昭一がひょっこり現れ、意気投合してしまうが・・・・。

一番一係で刑事らしい長さんと、一番刑事らしくないマカロニが組んだ初めてのお話し。
さらに、本来であればもっと活躍する予定だったと思われる、マカロニの下宿主人・武田ウタが活躍し、最終出演になる話でもあります。
事件は最初は取り越し苦労かと思われながら、殺人・横領が絡んでくるという、初動とは違った「塩辛さ」があります。
という、マカロニのやる気の無さも含め、独特な雰囲気が味わえる作品だと思います。

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