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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ひげのおまわりさんと地元密着おまわりさんと爆弾

2018-11-15 00:35:38 | ビバ!チバテレビ
あすのチバテレ太陽放送です。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

11/16(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ1(地上波)
第344話 交番爆破

第354話 54.05.11 交番爆破 (ロッキー)

ゲスト:牟田悌三
 大林直樹 志麻哲也 蟹江敬三
 天草四郎 太田淑子 沖順一郎 二見忠男
 堀礼文 梶哲也 瀬能礼子 北九州男 兼松隆 松金よね子
 作間功 高橋直子 安西正弘 林一夫 小山嘉文 森沢早苗 岩城和男

脚本:小川英 杉村のぼる
監督:小澤啓一

住宅街の交番が時限爆弾で爆破され、若い巡査が重傷を負った。
しばらくして犯人から6人の服役囚の釈放を名指しで要求してきた。要求に応じなければ交番爆破を続けるというものだ。
6人の囚人はいずれも強盗・傷害などの凶悪犯だが、横のつながりは見当たらなかった。
犯人の目的は6人のうちの1人で、後の囚人はカモフラージュに使われたと判断した一係は、その1人をの割り出し急ぐと共に、次に爆破犯が狙う交番は繁華街で人が出入りしても目立たない交番と予想を立て、ボン・ロッキーをそれぞれ別な交番の張り込みをさせることにした。
警察官の制服に身を固めたロッキーは、繁華街の矢追3丁目交番に張り込んだ。ところがその交番勤務のベテラン・青木巡査は爆破犯に狙われている可能性が高いにもかかわらず、いつもと変わらない勤務ぶりでロッキーをあわてさせる。
何人もの人が交番を出入りし、青木はそのたびに親切に面倒をみる。ロッキーは次第に青木に怒りのようなものを感じてきた。青木は警官の職務から外れたことまでも面倒を観ていたからだ。
一方、一係では6人の囚人の名前を知っているのは、犯人が囚人たちと同じ刑務所にいたことがあるからだと考え、最近出所した前科者の中で爆弾を扱える者を洗い出すことにした。
そして、昨年出所した町田を犯人と目星をつけ、目的の囚人は6年前2億5千万円を奪って服役中の片桐だと断定、町田は片桐が隠した大金を奪おうと、片桐らの釈放を要求してきたと考えた。
そんな時、ボンは間一髪で交番に仕掛けられた爆弾を川に投げ込み助かった・・・。

スチール写真だけ見ると、同居コンビが左遷?と思ってしまう可能性もありますが、あくまでも張り込みの「扮装」・・・制服姿、ヒゲのロッキーは違和感ありありですが、ボンはなかなかよく似合っています。今回のロッキーは青木巡査のよろずや的部分に怒りを覚えていくわけですが、こういう警邏と刑事の立場からくるギャップは、ゴリさんの「勲章」でも描かれましたが、こちらはもっと極端かもしれません。確かによろずや的な感じで(^_^;)
それにしても初期はあれほどのんびりムードだったロッキーがすっかり刑事らしく(?)せっかちになっていることに気付きます。というかボンのせっかちさが伝染したのかも(^_^;)
青木巡査演じる牟田さんは「ケンちゃんシリーズ」降板から間もない頃で、イメージがだぶります。
大金をせしめるために交番を爆破するという回りくどいですがあざとい犯人のやり方、そんな爆破犯を太陽最終出演の先ほど鬼籍に入られた蟹江敬三さんが演じます。

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ファミ劇太陽11/16=ボスに隠し子?赤ん坊は誰だ!/ハマの若き刑事クボチャンと山さんたちの共同捜査はいかに・・・

2018-11-15 00:32:01 | ファミ劇日誌
あすの太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

11/16(金)
6:30~7:30
=再放送=新番組[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#7
ファミリー劇場HD(CS)
第7話 47.09.18 きたない奴 (ボス・マカロニ)

11/16(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#8
ファミリー劇場HD(CS)
第8話 47.09.08 真夜中の刑事たち (殿下・シンコ・チーム)

11/16(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#9
ファミリー劇場HD(CS)

11/16(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#10
ファミリー劇場HD(CS)


第9話 47.09.15 鬼刑事の子守歌 (ボス)

ゲスト:松岡きっこ
徳永礼子 伊井利子
金子勝美 石橋健 安立俊江 美山ゆみ 平井佳代 木村博人 葉山美樹 川口節子

脚本:小川英 鴨井達比古
監督:手銭弘喜

非番の朝、ボスは署に呼び出されたが、自宅マンション1Fにある喫茶店「POLLO」の店主・紀子と食事の約束をした。
しかし、ラウンジで食事中にまたもや署から呼出しが掛かったが、なぜか自宅マンションに戻ってほしいという。
実は、ボスのマンションから転落したと思われる男性の死体が発見されていた。
現場検証等を終え、自宅に戻ったボスは、自宅の鍵が開いていることに唖然とする。
誰かが侵入し部屋を使った形跡が残っていた事、バルコニーから被害者の男性がはいていたと思われる靴が発見されたことから、ボスの部屋のバルコニーから転落したことは明らかだったが、押し入った形跡がないことから、「合鍵」の行方が焦点となったが、ボスには心当たりがない。
さらにボスはおろか周囲の人間を驚かせたのは、部屋に赤ん坊が置き去りになっていたことだ。
赤ん坊についてもボスは心当たりがなかったが、一係部屋ではボスの女性関係について疑心暗鬼が始まる。
一方、ボスのマンションは夜の商売を糧にしている住人が殆どで、犯行時間の目撃者の存在は望めず、被害者についても身元を特定できるものが何一つない状態であった。
結果的に赤ん坊を預かることになったボスだったが、早朝に届けられた荷物が室内で爆発、間一髪で難を逃れた。
やがて被害者は指紋照合で横山という評判の芳しくない探偵社の社員と判明したが、赤ん坊との親子関係はないことがわかる。
さらにボスの部屋から発見された指紋等の証拠の中には、A型の女性が居たことがわかり、その女性が赤ん坊の母親であることが考えられた。
横山の担当事件については、探偵社は把握しておらず捜査は行き詰まり、爆弾の残留物が手掛かりとして残った。
そのうちボスは2年ほど前、大事件を解決した勢いで打ち上げに銀座へくり出していた際、部屋の鍵を無くしていたことを思い出す。
それにしても、狙われているのはボスなのか、それとも・・・。

初期の貴重なボスのプライベートが描かれている一編であり、ボスの初単独主演作です。
初動のボスはサブタイトルのように鬼刑事+エリートというイメージがありましたが、本作を経たことで、裕次郎さんらしさが加味されていくようになります。
突っ込み処は多いですが、ミステリー・サスペンス・お笑い・人情・・・など、随所にちりばめられた娯楽作になっています。
また、長さんが助演的立場で活躍します。
喫茶店「POLLO」については、太陽の前身とされる作品『東京バイパス指令』に使用された同じ店だそうです。
なんでも、夏木陽介さんがオーナーだったとか。
ところで現在、ボスのマンションは現存し、「POLLO」(当時は夏木陽介さんの店)は音楽スタジオになっており、ミュージシャンのライブなども行われているようです。


第10話 47.09.22 ハマッ子刑事の心意気 (ゴリさん・山さん)

セミレギュラー:ハナ肇
ゲスト:沖雅也
進千賀子 松岡はる美 三笠れい子 北九州男
ハワード・クロズベック 根岸美恵子 滝義郎 鴨田喜由 
山田禅二 福岡正剛 玉川長太
玉川伊佐男 高宮敬二

脚本:小川英 鴨井達比古
監督:手銭弘喜

 「宗吉」で食事中だった非番のマカロニとゴリさんはボスの呼び出し電話に一人だけ応じる為コインで勝負をしたが、ゴリさんが負け応じることとなった。
事件は、横浜に荷物を降ろして東京へ帰ってきたトラックの荷台に男の変死体が発見されたというもので、山さんと組んだゴリさんはトラックの行き先であった横浜の浜崎署管内に出向いた。
間もなく被害者は密輸の前科のある船員・和田と判明、七曲署の二人は浜崎署の田丸刑事に応援を請うと、若い久保という刑事に協力するよう命じる。
久保になんとなくマカロニに通じるものを感じたゴリさんだったが、当の久保は七曲署への協力を快く思っていなかった。
山さんたちはさっそく和田の女に事情を聴くが、昨夜和田は地元の暴力団幹部・三浦に呼び出されたということだった。
三浦は密輸で荒稼ぎしているマイクという外国人の配下で、マイク自身、母国がバックに控えている為、所轄では中々手が出せない存在であった。
マイクの指示で三浦が密輸の何等かのゴタゴタで和田を殺害したと推理した刑事たちは、まず三浦のもとに事情を聴きに行くが、三浦は和田に会ったことは認めたものの、すぐに別れたという。
証拠は何もない、ゴリさんは別件で三浦を逮捕することを主張するが、久保はそれを断固拒否する。
久保たちはこれまでマイクたちの逮捕を狙っており、慎重に捜査を進めたいというのが本音だった。
そんな時、一つの突破口が。
覗きの常習者が、本牧埠頭で事件を目撃していたというのだ。
更に、その男は現場にいて、確実に事件を見ているはずのカップルの女性の方からバックを奪っており、その内容品からホステスであることが判明、さらに同伴していた男性は銀行員であることもわかったが、2人とも現場に居たことを否定、またもや捜査は壁に当たってしまうが・・・。

当初はフルメンバー出演だったのが、主演の2人と久保ちゃんの沖さんが主演という展開で、その他のレギュラーは冒頭とラストにボス・マカロニ・宗さんが登場するだけという異例回、恐らくスケジュール調整とコストの問題をここで帳尻を合わせたものと思います。
ただ、久保ちゃんはマカロニより影が無く、溌剌としている分、マカロニ不在を覆い隠すインパクトはかなりあります。
(ということで、後年のスコッチのような感じではありません)
それに、七曲管轄を離れ、他署の悪と戦うというのは、これからゴリさんの一つのパターンとなっていきます。


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