goo blog サービス終了のお知らせ 

「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

緩さと積み重ね

2016-06-27 21:18:47 | 当直室日記
確かに、太陽中毒ですから観ないと禁断症状に陥ってしまうんですが(^_^;)

たまに、なんでこの歳になっても中毒まっしぐらなのか、考えることがあります。。。

刑事モノが好き、確かにそう。
ただ、あれだけ本放送当時好きだった『あぶない刑事』は現在殆ど観ていません<(_ _)>

観たい時に観られなくて、それのぶり返し?
それもあると思います。VAP商品化以前は、それこそ狂ったようにサントラと音声(本放送当時の録音)聴いてましたから(^_^;)

考えてみると、太陽ほど非日常と普通さと突っ込みができる緩さを兼ね備えて、かつ歴史を積み重ねた作品というのは、あまりないんじゃないかと思います。
これは、西部署にもGmenにも特捜隊にも特命課にも無いものじゃないかと思います。そういう意味で、城西署は西部署と違って緩さがあって太陽に近い部分はあると思います。東映作品については、みんな真面目さと劇場的な部分が勝っているので緩い場面も全力投球なんですよね。それは決して悪いことではないのですが、少々不自然さを感じてしまう部分はあります。

悪い表現かもしれませんが、真面目な芝居もきっちり行って、それに小芝居(^_^;)やアドリブを入れてくる部分が太陽については絶妙なんですよね(^_^;)

そういった部分の先導者(ムードメーカー)というのが、裕次郎さん・竜さん・神田さんだったわけで、この人たちが弾けると、みんな弾けるわけです。

そういう雰囲気がありがなら、歴史を積み重ねていったことにより、1作に対しての観方がその都度違ってくるんですよね・・・。

太陽はただでさえ、BGM・クルマ・ファッション等、別な観点からみることができる視点が多いのに、この緩さもありですから、

例えば、今回はクルマだけ見るぞ!とか、今回はボンの食い過ぎ発言を観るぞ!とか、今回は真面目に泣いてやるぞ!とか、今回は緊張して観るぞ!とか、今回はシンコの美しさを堪能するぞ(^_^;)!とか・・・・。

あと、フィクションドラマなんだから、突っ込みどころぐらいないとダメ。
でも、それは意図的にわざとらしく作ったんじゃダメなんですよね・・・。
本当のような嘘をつく、確か岡田P氏がおっしゃっていたと思います。


どうも、最近のドラマはきっちり作りすぎているし、歴史もないし、自然さもあまりないし(役をある程度の期間演じて熟れてこないと観ていてこっちが恥ずかしくなる・・・)・・・。

そういう新しいドラマが今観てみたい昨今でございます。。。。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする