「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

俺たちはすご腕だ!<だから何?

2016-06-26 17:14:23 | 当直室日記
先ほどの追記、#210「栄光」については4周年記念作品という意味合いも持たせているところがあって、#312「凶器」もそうですが、殉職編やロケ編以外で裕次郎さんのスケジュールが合えば、ボス主演編を充てていたような形跡があります。
ただそれも、がっちり7月21日前後に合ったり合わなかったりですが(^_^;)
#513「真相は……?」もその部類に入るのではないかと思っています。
後、ボス絡みではないものであれば、#157「対決!6対6」も、準周年記念的位置づけ(#156含んで)はあったと思いますが、どちらかというと年度上下期首期末の方がそういった作品が多いかもしれないと思うと、太陽の番組スタートタイミングがいかに特殊だったかというのが解るかと思います。
ただ、そういう番組の方が長持ちする傾向にはあるかもしれません(『笑点』も5月15日スタートと中途半端)。
が、予算取りは厳しかったでしょうね・・・期首期末であればお金の動きが結構ハッキリする時期なので計画も立てやすいですから。


と、とりとめのない話は終わりにして・・・。

#550「俺はプロだ!」

改めて、これが塩田さんの脚本だという事に驚きなのですが。
太陽ではこういうハードボイルドタッチのホンは書かれていなかったのですが、最終参加作で初めて手掛けるトシさんのプロらしさを描いています。
また、この作品の放送日が4月1日なので、特別作ではありませんが、サプライズゲストに小林完吾・徳光和夫両アナが登場。真面目なアナウンサーがブレイクする走りが小林さん。平成生まれの人にはわからない話題かも知れません(^_^;)

内容的には重要証人の狙撃を題材にして最後はトシさんの機転でどんでん返し。
意識的に太陽初期の雰囲気を醸し出していながら、トシさん的には初被弾と海中転落という災難もあり、結構見応えがあります。
ゴリさん亡き後、こういう玄人的題材を扱うことがちょっと減った感じがしていたので、トシさんの有難味というのが判った作品でもありました。
(ドックはまだプロという部分では物足りなさがあったので)

#551「すご腕ボギー」

これまでの主演編では「やっとこさ」事件を解決するという傾向があったボギーのある意味「面目躍如」編。
とは言いつつも、協力者は撃たれて重傷を負うわけですからそんなに褒められたものではありませんが(^_^;)
ただ、登場あたりから比べると格段に刑事の腕は上がっており、変わらぬ破天荒な行動もそういう裏付けがあるので、安心しては見ていられるのですが・・・前作のトシさんも今回のボギーもタフですね(^_^;)
と言いつつも、凶悪な部分もありながら、ちょっと緩い部分もあったりして、悲喜的バランスは結構高いんじゃないかと思います。
それに加えて、久々にカーアクションがあって、それもまたかつて七曲署覆面車だった2台(カリーナ、スプリンター)と同型車の登場ですし、カローラ1400については、我が家のマイカー(バンではありませんが)でもあったことから、かなり印象が深いものになりました。
ちなみに、我が家のカローラはまだ現役でした(^_^;)
なので・・・あぁ、そうだよなぁ・・・もう破壊されるんだよなぁ・・・としみじみ。


ちなみにあのスプリンタークーペはXLなので、量販グレードだったので結構見かけた記憶があります。
太陽で使用されたSTやGSは中途半端に高かったので、なかなかお目にかかれませんでした。

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栄光を見込んだ捜査<なに?

2016-06-26 16:14:49 | ファミ劇日誌
『特別機動捜査隊』追記ですが(^_^;)
1973年の正月作品、関長さんの赤フン姿の披露というのもあったり、撮影時期が年末ということもあり、池に落ちる畑さんと石さんはウエットスーツを衣装の下に着ていたりと、純然たる刑事ドラマとしてこれだけ破天荒な展開になるものはちょっと見たことが無いかもしれません(^_^;)
降板が近い白石刑事も結構熱演してますし(#582ではサブ的な活躍)、視聴可能であれば必見です。


さて、太陽です。

#210「栄光」

睦五朗さんは、太陽・・というか、裕次郎さんが関係なさっている作品では結構役的に優遇されているというのがあって、今作は太陽初登場ながらプロ野球のスターである斎田を演じるという部分で特別扱いのように感じるのは、他作品での睦さんは悪役も熟されているという部分だと思うのですが。
これは、睦さんも裕次郎さんと共に「昭和九年会」のメンバーという所で、実際の演者も友人関係であるというのが影響しているものと思います。
太陽で、ボスのライバルに据えるのであればやっぱり睦さんが一番先に頭に浮かびますね。
さらに斎田にしても、裕次郎さんの友人である長嶋茂雄さんをモチーフにしているところはあって、弟さん。。。もとい、若い頃の裕次郎さん=ボスの写真、大学時代の活躍という部分も含め、太陽ではあまり感じさせない「裕次郎さん色」が色濃い作品になっていると思います。

しかし・・・俳句の入選は栄光・・・か。

この作品の撮影時にスコッチがプレスお披露目。


#211「待伏せ捜査」

優しいところがクローズアップされるので、データー分析能力が高い几帳面さがあまり表面化しない殿下ですが(^_^;)
ただ殿下、そういう彼の良さが犯罪に利用されるエピソードが多すぎで・・・・この作品も該当します。
計画洩れちゃったらダメだよなぁ・・・「犯罪スケジュール」だってそうですし。
ただ、洩らした張本人である署長の謝罪という珍しい場面もあり、そういう所が西山署長の憎めないところではあります。

島「もっとデーターが揃えれば、コンピューターで犯罪予想ができるかもしれない、天気予報みたいにな!」

マイコンのこと?というか、良純さん?と、ゾクっとするセリフもアリ(^_^;)
実は、私のマイコンは殿下ベースのキャラクターだという一つの根拠です。
ただ、殿下の場合は捜査に根気と粘り気があるので、マイコンのように右往左往しないのは確かなのですが(^_^;)

神山の天田さんも実は「昭和九年会」のメンバー。



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