隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

映画 Film271 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

2023年08月02日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第271作品目は、『ミッション:インポッシブルデッドレコニング PART ONE』をお送りします。

 

 


7月21日から全国公開されている『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(原題:原題: Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One)を、観に行ってきました。

 

本作品は、トム・クルーズ(Tom Cruise)主演、アメリカ合衆国のスパイアクション映画 『ミッション:インポッシブル (MI) 』 シリーズの第7弾です。米国での公開は、2023年7月12日。


トム・クルーズは、これまでに40作品以上の映画に出演していますが、その内、「隊長のブログ」では、これで30本を紹介したことになります。詳細はこちらの記事一覧を、ご参照下さい  。


監督・製作・脚本は、前々作 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』  、前作 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』  同様、クリストファー・マッカリー (Christopher McQuarrie) 。


マッカリーは、トム・クルーズ主演、2012年公開の  『アウトロー』  でも、監督・脚本を務めているほか、2008年公開の 『ワルキューレ』 では、脚本を担当しています。


共演者:レベッカ・ファーガソン (Rebecca Ferguson) 、サイモン・ペッグ (Simon Pegg) 、ヴィング・レイムス (Ving Rhames) 、ヴァネッサ・カービー (Vanessa Kirby)  、ヘイリー・アトウェル(HayleyAtwell)、ヘンリー・ツェニー(Henry Czerny)、ポム・クレメンティエフ(Pom Klementieff,)、イーサイ・モラレス(Esai Manuel Morales)、ほか。


ファーガソンは、前作・前々作と同じ元英国秘密情報部のイルサ・ファウスト役を。ペッグも米国秘密諜報組織IMF(インポッシブル・ミッション・フォース)のベンジー役を。IMFのルーサー役のレイムスは、第1作から出演しているMIシリーズでは馴染みの俳優さんですよね。闇市場の武器仲買のアラナ(ホワイト・ウィドウ)役のカービーも、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に引き続いての出演です。


タイトルの “デッドレコニング(Dead Reckoning)”とは、移動経路や距離などから位置を割り出すことで航行する「推測航法」という意味。


配給:パラマウント・ピクチャーズ。上映時間:163分。

 

あらすじ:高度なAI技術を用いたロシアの次世代潜水艦「セヴァストポリ」は、推測航法(デッドレコニング/Dead Reckoning)によって敵の艦隊に知られることなく航行できる優れた潜水艦でした。とこらが、米海軍のものと思われる潜水艦から攻撃され、反撃に出たところ、反撃の魚雷と敵の潜水艦がレーダーから消失してしまいます。すると、突然自らが撃った魚雷が反転直撃し、セヴァストポリは、北極海の底深く沈没し乗務員全員が死亡してしまいます。


IMFエージェントであるイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、アムステルダムでミッション(任務)を受けます。その内容は、各国政府がロシアが開発した「エンティティ」と呼ばれるすべての情報に不正にアクセスできてしまうAIに必要な2つの鍵を探していて、その1つを盗んだイルサ・ファウストを見つけ、鍵を奪い返すというものでした。


彼女には賞金がかけられているために、賞金稼ぎも彼女を追っていました。イーサンが、賞金稼ぎを探し出した場所は、アラビア砂漠のエンプティ・クオーター。そこに潜伏するイルサと協力し、賞金稼ぎと銃撃戦に。イルサが死亡した様に見せかけ、イーサンと彼女は、無事脱出に成功します。。。

 


鑑賞したのは、東京・日本橋にある「TOHOシネマズ 日本橋」。公開中の映画を劇場で鑑賞したのは、今年1月の 『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』   以来。


また、同館を訪れるのは、昨年7月に 『エルビス』  を観に行って以来、一年ぶりです。


隊長が観賞した先週に、本作品を上映していたのは、座席数290の「スクリーン8」。

 

 


巨大スクリーンの “TCX” で、音響設備は “DOLBY ATMOS" 。アクションシーンは、四方から迫力ある音が流れ、臨場感を味わえました。

 


感想:これまでのMIシリーズ;


1996年公開の 『ミッション:インポ­ッシブル』

 

2000年 『ミッション:インポッシブル2』


2006年 『ミッション:インポッシブル3』

 

 


2011年 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』


2015年 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 


2018年 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 


と、六作全てを観ていますが、今回の「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」は、アクションシーンの壮大さ、緊迫感は、シリーズ一番だと思います。


これは、撮影・映像処理・音響技術の進化のおかけでしょうね。特に、劇場の大画面・ドルビー音響で聞くと、迫力が違いますし。


ただ、面白さで言えば、やはり第一作でしょうね。トム・クルーズが、天井からワイヤで吊るされて本部に忍び込み、地上スレスレで、冷や汗をかくシーンは、笑ってしまいました。ジャン・レノも出演していましたし。


砂漠での銃撃戦に続いては、アラブ首長国連邦の首都アブダビの空港「アブダビ国際空港」でのアクションシーンでした。ターミナル内でのアクションシーンと、トム・クルーズがターミナルの屋根を全速力で走るシーンが目玉でした。


実際に供用されているターミナル内で、あれだけのシーンを撮影することは不可能なので、トム・ハンクス主演の  『ターミナル 』  の様に、空港ターミナルのセットを作って撮影したのかと思いました。


ところが、同空港の新ターミナルは、撮影当時は、まだ建設途中だったため、自由に撮影できたのが真相のようです。


鍵を手にした女スリのグレース(ヘイリー・アトウェル)を追って、イーサンが向かったのが、ローマです。


ローマでの、手錠で繋がれたグレースとイーサンが逃げ回るカーチェイスシーンも、迫力がありましたね。


隊長が訪れたことのある、世界遺産の ローマ  で、石畳も壊れんばかりのカーチェイス。良く撮影許可が降りたものですね。


舞台はローマから、ヴェネツィア へ  。“水の都” だけに、さすがにカーチェイスは、出来ませんが、フランスの暗殺者・パリス(ポム・クレメンティエフ)との格闘シーンは、見ごたえがありました。


さらにオーストリアの山あいを走るオリエント急行に飛び乗るため、イーサンが海抜約1200メートルの高さの崖からバイクに乗ったままのダイブシーンなど、など、見どころ満載で、2時間43分の上映時間も、長く感じられませんでした。


尚、後編にあたる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』は、2024年6月28日に公開予定です。

 

 

 

 


==「映画」バックナンバー =
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f
Film1~255 省略

Film256 2023/3/19 『セーラー服と機関銃』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5c144282a467be4397465d4271875cfc

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