隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.521 『ドラマ 「星降る夜に」』

2023年02月04日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第521回は、『ドラマ 「星降る夜に』をお送りします。

 

 


民放各局の1月から始まった冬の連続TVドラマ(連ドラ)、多くの作品が放送されています。その中で隊長が観始めたのは、前期と同じく四作品です。以前は、8本前後を観ていましたが、最近は事前の情報を元に、興味を惹くドラマだけに絞っています。


その冬の “連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、『女神の教室』  、


二作品目が、『100万回言えばよかった』  でした。


今日ご紹介する、『星降る夜に』は、テレビ朝日系列「火曜よる9時・新ドラマ枠」枠で、1月17日から放送開始されました。放送時間は、毎週火曜日の 21:00 ~ 21:54。


脚本は、大石静のオリジナル作品。


「隊長のブログ」では、大石静さん脚本のドラマを、これで六本を紹介したことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい 。


主人公・雪宮鈴(ゆきみや すず)を演じるのは、テレビ朝日連続ドラマでは、初主演となる吉高由里子。


ブログで取り上げた吉高由里子さん出演作品・番組の記事に関しては、こちらをご覧下さい  。


共演者:北村匠海、千葉雄大、光石研、水野美紀、ディーン・フジオカ、ドロンズ石本、ほか。

 

 


第1話のあらすじ:のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)。ある医療裁判がきっかけで、大病院を追われた彼女は、命の始まりと終わりが、繰り返される毎日や、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰にも本音を語らず、孤独な毎日を過ごしていました。


そんなある日、鈴は息抜きのため訪れたキャンプ場で、聴覚障害者で遺品整理士として働いている、25歳の柊一星(北村匠海)と、運命的な出会いを果たします。


人は恋で生まれ変わる。教えてくれたのが、10歳下の一星でした。これは、命の《はじまり(産婦人科医)》と《終わり(遺品整理士)》をつかさどる二人が、世間の決めた “概念” を超えて、愛を知ってゆく物語です。

 


第3話までの感想: さすが、「恋愛ドラマの名手」の称号を持つ、大石静さんの脚本ですね。上質で、大人のラブストーリーに仕上がっているだけでなく、鈴と一星が仕事を通して、日々直面する命の大切さ、荘厳さをきめ細かく描いています。


その大石静さんと、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』でもタッグを組む、吉高由里子さん。前々から、自然体の演技をする女優さんだと思っていましたが、本作でも、ほぼ実年齢と同じ、独身の女医役を、まさに等身大の人物として演じています。


他のキャストでは、「マロニエ産婦人科医院」で働く45歳のドジすぎる新米医師・佐々木深夜役のディーン・フジオカが気になります。何をやってもそつなくこなす、カッコいい役を演じてきたディーン・フジオカさんが、これまでとは真逆のカッコ悪い役を演じています。これから、鈴と一星の恋の行方にどのように絡んでくるのかが、楽しみです。


由薫(ゆうか)が歌う主題歌「星月夜」も、切なくて優しい気持ちにさせてくれる、本ドラマに相応しい曲となっています。

 

尚、『星降る夜に』次回・第4話は、2月7日(火)よる9時からの放送予定です。

 

 

2023/3/8 追記:第3話までの感想で、佐々木深夜役のディーン・フジオカさんが気になると書きました。予想通り、鈴と一星の恋の行方に絡んでくるだけでなく、10年前に妻とお腹の中の子を同時に亡くしたことに、いまだに苦しみ、もがく難しい役どころを演じています。

もう一人の重要人物。第5話で、「雪宮鈴は人殺し」という中傷コメントを執拗に繰り返す男の正体が、第6話の最終番で分かりました。エンドクレジットにも、それまで名前が出なかった、その男とは、伴宗一郎。演じるのは、 ムロツヨシ

 

 

鈴が命を救えなかった妊婦の夫で、鈴に逆恨みし執拗に攻撃する闇のある男を演じているムロツヨシさん。狂気をむき出しにした怪演ぶりです。

大石静さん脚本の2018年10月期ドラマ  『大恋愛~僕を忘れる君と』 とは真逆の演技を見せてくれています。

伴は、第8話では、自殺を試みようとしました。3月14日放送の最終話の行方が気になります。

 



==「テレビ番組」 バックナンバー ==
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~505 省略。

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