上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その8・新北市へ)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3aa38700ab5dd4833ef25f770143084c
旅の三日目、新北市山峡区にある「普門茶品」で、精進料理の昼食とチベット仏教の宗教道具の見学を終え、次の目的地「新北市立鶯歌陶瓷博物館」に車で向かったのが、13時半過ぎです。
約20分で、新北市鶯歌(おうか)区の同博物館に到着しました。新北市の西端にある鶯歌区は、歴史のある街で古くから陶磁器の生産地として、知られています。
当博物館は、そんな陶磁器が盛んな街に、2000年にオープンしました。ちなみに、“陶瓷” の中国語の日本語訳は、“セラミックス” です。従って、博物館の英語表記は、「New Taipei City Yingge Ceramics Museum」となっています。
博物館は、地下2階地上3階の三棟で構成されています。
入館料は、80元(約380円)と安く、新北市の陶磁器産業振興の姿勢が窺えます。
中央棟は、高い吹き抜けと大面積のガラスウォールにより、明るく開放的な雰囲気です。
先ずは、世界四大陶磁器コンペの一つ、「2024 台湾国際陶磁ビエンナーレ」の作品が展示されている3階の企画展室から鑑賞をスタート。
同美術展のグランプリに輝いたのは、日本人・佐藤雅之さんの “喧噪” という作品です。
他にも、斬新なデザインの作品が、展示されています。
装飾品としての、漢民族文化の陶磁器を紹介するコーナーや、
日用品としての陶磁器の歩みを展示するコーナーなどが、ありました。
1時間半ほど館内を観賞して疲れたので、地下1階にある「甘楽茶事」というカフェで、小休止。
店名の通り、カフェというより “甘味処” ですね。
頂いたのは、“エチオピアコーヒー” 180元(約850円)と、
“煙突型タピオカ入りシフォンケーキ ” 180元(同)。
このケーキのネーミングは、陶磁器登り窯の煙突からきたのでしょうか。
★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その10・鶯歌陶瓷老街) で ★
* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *