災害救援ボランティア

今日、兵庫県丹波市市島町の水害現場へ被災地支援に行ってきました。
支援といっても微々たるお手伝いです。
個人で行ったのではなく、我市の社協から10人で一緒に行きました。
こういったボランティア、全くの初めてだったので、どんなことをするのだろうとちょっと緊張。
現職の時はこういった現場にも何回か出動したことがありましたが、また違います。
思っていたのは「泥かき」でした。
しかし、現地に着いて想像以上の被害にびっくり。
とても悲惨な状況でした。
指示を受けていたお宅は、泥かきどころか、屋内には土砂がいっぱい。
床上に泥や砂利、石ころ、岩石が堆積しています。
床下じゃなく床上です。
高いところでは自分の胸近くまであります。
それをショベルで一輪車に乗せて、屋外に出していきました。
一輪車で1回出しても微々たるものです。
何回も何回も出しますが、一向に土砂が減りません。
それでも、約5時間を費やして一部屋分くらいの土砂を出したと思います。
この家の土砂を出し終わるのは数日以上かかると思いますが、少しでも役に立てたかな。
明日は違うグループが入ると思いますが、頑張ってほしいですね。

このお宅のご主人、被災してから日にちも過ぎて吹っ切れたのか、明るく振る舞ってくれました。
1日も早い復興を願っています。
個人ではなかなか行けませんが、こういった募集があれば参加したいなあって思いました。
慣れない作業をしたためか、量肩や腰の筋肉痛が出ています。
明日はもっと酷くなるかもですが、快い筋肉痛です。

ご主人の了解を得て写真を何枚か撮りました。
市島町の被災状況を見ていただきます。
土砂出しに入ったお宅です。



室内の状況です。







この谷から土砂が流れてきました。

一番高いところでは、屋根の高さまで土砂が押し寄せました。

このお宅の周辺の状況です。









車や農機具などが押し流されていました。


この地区の復興、またこのお宅が我家に帰られるのはまだまだ先のことでしょうが、1日も早い復興を願っています。
このような災害現場を見て、自然災害って怖いなあって思いました。
被害を受けられた皆さん、心よりお見舞い申し上げます。

丹波市市島町には、毎日たくさんのボランティアの皆さんが来られているそうです。
ほんとうにご苦労さまです。


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