たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

人為的な災害

2020-02-14 09:39:48 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.22 *****

今年の諏訪大社の筒粥神事で出現した

「三分四厘」の卦は、神社側の諸々の

事情により「三分五厘」へと修正されました。

これはつまり、2020年という年が

「人為的なもの」により支配される

という暗示でして、恐らくはこれまで

水面下で行われてきた「●●テロ」が、

いよいよ表に出始めるという

警告でもあるのでしょう。

 

これは決して、諏訪大社の筒粥神事の諸事情が

「人為的な災害」を呼び込むという意味ではなく、

もともとあった「人為的」という卦が無意識に

神事に投影されたと考えるべきでして、

逆に言えば「人為的」な力により、

来年以降の大災難が回避される

可能性も出てきたわけですね。

 

まあ、「三分四厘」も「三分五厘」も

大凶であることには変わりませんから、

私たちが「災難は来る」と覚悟して

備えればそれで済むわけですが、

あえてその中身を精査してみると、

どうも今年は「●●テロ」的な災害が

増えるだけでなく、不可避の自然災害と

見せかけた「人的災害」が、「さらに」

猛威を振るうと予測されるのでした。


悪疫退散

2020-02-13 09:37:26 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.21 *****

今年の諏訪大社の筒粥神事に関する

あれこれを「個人的に」読み解きますと、

2020年という年は、2021年に起こり得る

「国難レベルの災害」の前哨戦であると同時に、

「人為的な災害」が増える年に

なるであろうと予測しております。

人為的な災害と申しますと、

テロ、紛争、大火災などはもちろん、

福島第一原発の放射汚染事故なども、

そのひとつに挙げられますが、

実は近年「地震」「台風」などの

自然災害に関しても、「人為的なもの」

が増えているという話を耳にするのでした。

 

まあ、こういったネタを追求しますと、

「オカルト」的なニュアンスが

強まるゆえ少々気が引けるのですが、

新型コロナウイルスの蔓延に伴い、

奈良の春日大社では「悪疫退散」の

特別祈願が行われていると言いますし、

全国の神社で行われる「真摯な占い」

「真摯な祈願」、そしてそれらを見守る

国民が国のために祈ることは重要であるゆえ、

あえて取り上げてみようと考えておる次第。

ゆえに、これからの話は「ひとつの可能性」

という前提の上でお読みいただければ幸いです。


明けの海

2020-02-12 09:31:11 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.20 *****

毎年、この時期に行われる

諏訪湖の御神渡り神事において、

「御神渡りなし」を意味する

「明けの海」という宣言が出された年は、

大災害が増える傾向にあると聞きます。

とは言え、ここ数十年の間で、

御神渡りが出現しない年も

かなり増えているという話ですから、

単純に「明けの海=大災害」と

結び付けることはできませんが、

近年はそれに加え諏訪大社の筒粥神事でも、

「三分五厘」の凶相が連続していること

などを踏まえれば、「諏訪の神々」の警告が

いかにシビアなものであるかがわかるでしょう。

 

恐らく、諏訪地方の神事の関係者たちは、

ここ数年に出現する「凶相」を目の当たりにし、

言葉にし難い「畏怖」を感じ取っているはずです。

主催者の立場に立ってみますと、

このような伝統ある占いで「凶の卦」が出た場合、

どういった内容をどういったニュアンスで

伝えるのかは、本当に難しいところでして、

今回諏訪大社側が「三分四厘」のところを

「三分五厘」に上方修正したのも、

災害を最小限に抑えるための

ギリギリの采配だったのかもしれません。

果たして、2020年はどのような年になるのか……、

引き続き行われる他の神社の粥占いに関しても、

注意深く見守って行きたいと思います。


御神渡り

2020-02-11 09:25:48 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.19 *****

本宮・前宮・春宮・秋宮の

4社を要する諏訪大社は、

それぞれが「諏訪湖」を取り囲む

ようにして鎮座しております。

1月から2月にかけての厳冬期、

その諏訪湖に張った分厚い氷の亀裂が、

せり上がるようにようにして湖を

縦断する現象が見られるのですが、

その様子を「御神渡り(おみわたり)」と呼び、

地元では「上社に鎮座する諏訪大明神が、

下社の妃神に会いに行かれる」

と言い伝えられているのだとか……。

毎年、近隣にある八剱神社が

それらの監視と「御神渡りによる神事」を担当し、

亀裂の入り具合を見て、その年の世相や

農作物の豊凶などを占っているそうです。

 

まあ、近年の暖冬傾向などで、

この御神渡りが見られない年が

増えているとは聞くものの、

特に今年は「結氷すら見られない」

「こんなに氷がない年は経験がない」

と関係者が嘆くほど、例年以上に

「氷の張り具合」が悪く、残念ながら

先日湖の観察を打ち切ったとのこと……。

もし仮に、昨年などと同様に、

今年も御神渡りが見られないとなれば、

こちらもある種の「大凶」を意味する、

「明けの海」の宣告が成されるのでした。


大事な指標

2020-02-10 09:21:29 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.18 *****

2011年、そして2018年、2019年

(および2020年)の諏訪大社の

筒粥神事において出現した、

「三分五厘」という卦の「三」と

「五」という数字は、別名「アナナイ」

とも呼ばれるユダヤとのつながりが深い数字です。

 

このアナナイという数が、やはりユダヤとの

関連が伺われる諏訪大社の神事で現れたことは、

私たちが思う以上に大きな意味を持つのでしょう。

 

諏訪大社で長年神事に関わってきた方々が、

近年頻繁に出現する「三分五厘」の卦と、

それを上回るような今年の「三分四厘」

に近い卦を目の当たりにしたとき、

言いようのない危機感を覚えた

ことは想像に難くありません。

 

恐らくは、外部へのダメージを抑えるために、

「三分四厘」を「三分五厘」に

上方修正したのだと思われますが、

それがかえって2020年という年の

「一筋縄ではいかない様相」を、

露呈したようにも感じられるのですね。

 

ちなみに、この時期の諏訪地方には

「筒粥神事」以外にも、世相を占う

重要な神事があることをご存知でしょうか……。

実は、厳冬期に諏訪湖で出現する

ある自然現象が、筒粥神事と共に

一年の世相を示す大事な指標となるのでした。


三分四厘

2020-02-09 09:18:43 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.17 *****

諏訪大社の筒粥神事において、

数十年ぶりに「三分五厘」の

凶相が出た2011年の前年には、

さらに凶の意味合いが強まる

「三分四厘」の相が出ていたと聞きます。

 

まあ、2010年には2011年ほどの

大災害は起こりませんでしたから、

「三分四厘」という卦をどう読み解くのか

難しいところですが、個人的な感覚では

「国難レベルの災害」が起こる年の前年に、

この「三分四厘」の相が出現する

のではないかと想像しておる次第。

 

昨日お話ししたように、

2020年の筒粥神事の結果は、

昨年・一昨年と同様に「三分五厘」でした。

「三分五厘」は別名「三行半」とも呼ばれ、

数字のインパクトという意味では

「三分四厘」よりも強い暗示を有する卦です。

 

ただし、どうもそこにはある種の

「忖度」が働いていたようで、実際の結果は

「三分四厘」の卦に限りなく近かったのだとか……。

 

いずれにせよ、本来なら「大災害の前年」

を意味する「三分四厘」であったところを、

人間の都合により「三分五厘」に

変えてしまったという流れ自体が、

どうも2020年の本質を暗示して

いるような気がしてならないのですね。


三分五厘

2020-02-08 09:12:41 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.16 *****

2020年の諏訪大社の筒粥神事の結果は、

実は2011年と同じ「三分五厘」という大凶でした。

2011年と聞くとまず思い浮かぶのが

「東日本大震災」ですが、つまり2020年も

それと同等(か、もしくはそれ以上)の

「凶相」が出てしまったわけですね。

 

ちなみに、2011年に「三分五厘」の卦が出たのは、

およそ20年ぶりくらいだったそうで、

その場にいた人たちはかなり衝撃を受けたと聞きます。

そして、筒粥神事の3か月後、

その予言が的中し東日本大震災が発生……。

また、次に同じ相が連続して出現した2018年、

2019年という年には、地震だけでなく

千年に一度とも呼ばれるような大雨が

相次いで日本列島を襲いました。

 

それらのことを踏まえながら、

今年の「筒粥」の様相を読み解くと、

「地震はもちろん、それ以上に台風や

大雨の被害が大きい」とのこと……。

さらに付け加えるならば、同じ三分五厘でも

実際は「去年以上の凶相」だったのだとか……。

 

何でも、あまりにもシビアすぎる結果に、

神社側が「令和初年という期待値の元に、

若干上方修正した」とも言いますから、

2020年という年がいかに「要注意年」

であるかがわかるでしょう。


筒粥神事

2020-02-07 09:06:45 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.15 *****

先月の14日夜から15日早朝にかけて、

諏訪大社下社春宮にて「筒粥神事」

と呼ばれる行事が行われました。

1、2、3月を中心に、全国各地で

執り行われる「粥占い」の中でも、

特に「的中率」が高いと評判なのが、

こちらの諏訪大社の粥占神事でございまして、

毎年この時期になりますと、

「今年の筒粥どうよ?」とネットのオカルト板が、

にわかに騒めき出すのが恒例?なのです。

 

ちなみに、筒粥神事(粥占・かゆうら)とは、

「窯で煮た米」や「竹筒に入れて煮た米」の様子から、

一年の吉凶(主に農産物の出来具合)を占うお祭りで、

非常に原始的なやり方であるにも関わらず、

その年に襲来する「台風」や「地震」

の規模を具体的に暗示するなど、

あなどれない的中率を誇っております。

 

基本的には、神事が行われる神社周辺の

「作物の収穫量」などが、窯から出てきた

「粥の数」などに出現すると言われておりますが、

諏訪大社レベルの神社で行われる神事に関しては、

その結果は地元だけに留まらず

全国的に影響を及ぼすという話も……。

そうなりますと気になるのが、

今年の諏訪大社の筒粥神事の結果ですよね。


新たな脅威

2020-02-06 09:03:29 | 一年の展望

 

***** 子年の展望 No.14 *****

というわけでして、およそ一ヶ月に渡り、

昨年東日本を襲った台風19号に関する

「災害備忘録」を書き綴ってまいりました。

いかんせん「神社」というメインテーマから、

少々かけ離れた内容になってしまったため、

退屈な印象を持たれた方も多かったことでしょう。

 

しかしながら、このような災害は

2020年もさらに猛威を増した上で、

日本列島に襲い掛かることは間違いありません。

「自分には関係ない」「想定したところで

どうしようもない」などと思わずに

(そして「神社とは関係ない」とも思わずに)、

頭の片隅にでも入れておいてもらえれば幸いです。

 

ところで、水害の話をアップしている最中に、

今度は「ウイルス」という新たな脅威が上陸し、

日本全体を不安の渦に巻き込んでおりますね。

 

未だに現在進行形の案件であるゆえ、

何とも言えない部分もあるのですが、

あれこれと調べるうちに「気になる合致」

がたくさん出てまいりましたので、

あくまでも「子年の展望」のひとつとして、

他のネタなども絡めながら

しばし私感を綴ってみたいと思います。


身代わり

2020-02-05 09:09:17 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.27 *****

◆ 大河川が守られた理由 ◆

昨年の秋に相次いだ巨大台風の襲来時に、

最も懸念されていたのが

「江東デルタ地帯」の浸水でした。

荒川・江戸川・隅田川といった

大河川に囲まれたこのエリアは、

いわゆるゼロメートル地帯と呼ばれ、

ひとたび河川が氾濫すれば、

百万人近くの人々が被災すると予測されています。

 

幸い、昨年の台風通過時に関しては、

これらの大河川はギリギリで決壊を免れ、

目立った被害を出さずに済みました。

また、荒川などの上流域に当たる埼玉県平野部でも、

一時は広域避難のレベルまで水位が達したものの、

ここでもまたギリギリで水量が保たれ、

避難指示も空振りで終わっております。

 

巨額の治水対策やダムの整備が

功を奏したのはもちろんですが、

あくまでも個人的な感想を述べるならば、

南関東の水がめである北関東の山間部において、

いくつもの中小河川が決壊したことにより、

大河川への水の流失が抑えられた

のではないかとも感じるのですね。

 

恐らく、これまでの災害においても、

このような「身代わり」の被害は出ていたのでしょう。

今回被災を逃れた人々や大都市圏に住む人々は、

これら「身を挺して」守る地域があることを、

忘れないようにすべきなのかもしれません。


各々の選択

2020-02-04 09:03:24 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.26 *****

◆ あえて避難をしない選択 ◆

身の回りに危険が迫ったとき、

まずは「避難所への避難」を考える人は多いと思います。

ただし、場合によっては避難所に向かうよりも、

自宅に留まったほうが良い場合も間々あり、

一概に「避難優先」とは言えないのが正直なところです。

 

あくまでもケースバイケースではありますが、

水量が極端に多い大河川の氾濫でなければ、

2Fの天井まで浸水するリスクは少ないとも聞きますし、

平屋、川沿い、低地、背面が山といった立地でない限り、

わざわざ危険を冒してまで避難する必要もないとの話も……。

 

まずは、「自分が住んでいる場所」

あるいは「自分が仕事をしている場所」が、

どのような土地であるのかを調べることが第一で、

すべての川の危険度を一緒くたにして

考えてしまうと判断を誤るのでしょう。

 

もし、避難所へ向かうリスクと

自宅に留まるリスクを天秤にかけ、

「自宅に留まるほうが命が助かる」と判断したなら、

「あえて避難をしない」という選択もありなのかもしれません。


土地との親和性

2020-02-03 09:59:40 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.25 *****

◆ 地元民の意識の差 ◆

ここ最近、防災訓練や川掃除など

地域の行事が行われるときは、

できるだけ出席するよう心がけております。

消火栓のある場所を調べたり、

川べりを歩きながらゴミ拾いをしたりしておりますと、

自然と周囲の環境・立地・地形などが頭に入るもので、

消防自動車が入りにくい道路や、

川の護岸がえぐられているような箇所、

あるいは取水場や浄水場のある場所……等々、

被災リスクを考える上で有益な

情報を入手することも可能なのです。

 

ちなみに、先日の行事の折に聞いた話では、

この地域の防災訓練の歴史は非常に長く、

また川掃除などへの出席率も飛びぬけて高いのだとか……。

ご近所さんいわく「毎年きちんと川掃除をして、

きちんと防災訓練をやっていたから、

台風が来ても川が氾濫しなかったのかも」とのことですが、

あながち間違った分析ではないのでしょう。

たとえ、防災訓練や川掃除には参加できなくても、

各々が地域を歩いて災害リスクを洗い出すことで、

「土地との親和性」が増すのは確かなのです。


他人事

2020-02-02 09:55:04 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.24 *****

◆ 周囲との温度差 ◆

「被災者」と「非被災者」との間には、

どうあがいても埋められない溝ができるもので、

昨年の台風被害においても、

ほんの数百メートルの範囲内に両者が混在し、

微妙な空気感が漂っておりました。

さらには、災害未経験者の「無関心さ」や、

近隣市町村の人々の「素っ気なさ」にも、

毎回残念な思いを抱くのが常でして、

災害からさほど日がたっていないにも関わらず、

まるで「他人事」のように対応されると、

思わずため息をつきたくもなります。

 

誰もが「一歩間違えば被災者になっていた」

可能性もあるというのに、人間というのは

自分自身が痛い目に遭わない限り、

他人の痛みには気づけない生き物なのでしょう。

 

ちなみに、数年前に東日本大震災の

被災地を訪れたとき、現地の人たちが

「他の地域の災害」について、

意外なほど詳しいことに驚きました。

やはり、自らが災害を経験すると、

他の災害にも自然と関心が向き、無意識に

被災地へ心を寄せるようになるのでしょうか……。

できることなら私たちも、他人の痛みを想像し、

気持ちを添わせることができたら幸いですね。


煩雑な手続き

2020-02-01 09:51:27 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.23 *****

◆ 手続きのややこしさ ◆

私自身、過去に何度か「罹災届」

というものを提出した経験がございます。

そのたびに思うのは、

「保険金をもらうのも一苦労」ということでして、

災害に遭遇し家や車や家財などを失った状態で、

煩雑な手続きを繰り返さないといけないとなると、

心身ともに滅入ってしまいがちです。

 

幸いにも私の場合は、さほどの被害ではなかったため、

「面倒だな」程度のやり取りで済みましたが、

何度も市役所などを訪れて、難解な保険のルールや、

不明瞭な見舞金の仕組み聞かされるのは、

被災者の方にとっても大きな負担になるでしょう。

 

また、同じような被災度にも関わらず、

ある家には何十万円の額が支給された一方で、

ある家には数万円のみの支給といった具合に、

格差が出てしまう可能性もあり、ご近所同士で

ギスギスした雰囲気にもなりかねません。

 

見舞金の有無や寄付金の分配の仕方なども含め、

もう少し「明朗会計」にならないものかと、

こういった立場を体験するごとに考えてしまうのですね。

(保険金や見舞金に関しては、

不正確な部分もあるかもしれませんので、

各自でお調べいただければ幸いです)