***** 子年の展望 No.17 *****
諏訪大社の筒粥神事において、
数十年ぶりに「三分五厘」の
凶相が出た2011年の前年には、
さらに凶の意味合いが強まる
「三分四厘」の相が出ていたと聞きます。
まあ、2010年には2011年ほどの
大災害は起こりませんでしたから、
「三分四厘」という卦をどう読み解くのか
難しいところですが、個人的な感覚では
「国難レベルの災害」が起こる年の前年に、
この「三分四厘」の相が出現する
のではないかと想像しておる次第。
昨日お話ししたように、
2020年の筒粥神事の結果は、
昨年・一昨年と同様に「三分五厘」でした。
「三分五厘」は別名「三行半」とも呼ばれ、
数字のインパクトという意味では
「三分四厘」よりも強い暗示を有する卦です。
ただし、どうもそこにはある種の
「忖度」が働いていたようで、実際の結果は
「三分四厘」の卦に限りなく近かったのだとか……。
いずれにせよ、本来なら「大災害の前年」
を意味する「三分四厘」であったところを、
人間の都合により「三分五厘」に
変えてしまったという流れ自体が、
どうも2020年の本質を暗示して
いるような気がしてならないのですね。