***** 子年の展望 No.36 *****
新型コロナウイルスの震源地でもあるC国は、
あれだけの大国であるにも関わらず、
発酵食品の数は日本の半分以下とも言われております。
まあ、海岸部から離れた地域が多いゆえ、
「塩」などの材料が手に入りにくかったの
かもしれませんが、今回の騒動などを見ておりますと、
やはり「ウイルスへの耐性」が低かったと
思われる節があり、その原因の一つが食文化に
あったのではないかと想像されるのです。
ちなみに、福島第一原発の放射能漏れ事故の際に、
巷で取り沙汰されていたのが、
「味噌汁を飲むと良い」という都市伝説的な噂でした。
何でも、広島と長崎に原爆が落とされたとき、
ひとりの医者が指示した「塩と玄米とみそ汁の摂取」が、
多くの人々の命を救ったとのことで、
後のチェルノブイリ原発事故後の対策として、
日本から味噌が大量に輸出された経緯もあるのだとか……。
今回の新型ウイルスに味噌が利くのかどうかはともかく、
「ずば抜けた頭脳」を持つ縄文人が、
「発酵食品」に価値を見出していたのであれば、
私たちはそれらの食品に潜む「可能性」を
真剣に考えてみる必要があるのでしょう。