***** 子年の展望 No.34 *****
大国主神を助けるためにスセリビメが手渡した、
「領巾・比礼(ひれ)」と呼ばれる装身具は、
もしかすると「マスク」に相当するものを
表しているのかもしれません。
まあ、「領巾」の詳しい形状がわからないため、
何とも言えない部分はあるるものの、
火災や噴火から逃げる際にも、
煙などの吸い込みを防ぐために、
「口元を覆う」という行動が
推奨されていることを考えても、
「防災アイテムのひとつ」として、
ハンカチやマスクを携帯する習慣は、
決して無駄にはならないのでしょう。
その上で、古代から日本人が食していたとされる、
納豆や味噌などの「発酵食品」を取り、
できる限りの「隔離状態」を保つことで、
ウイルスという災厄は無難に
外界を通り過ぎて行くのかもしれません。
ちなみに、古代の日本で食べられていた
「蘇」という発酵食品は、乳製品の一種で
チーズのような風味が特徴の食べ物です。
チーズと言えば、やはり「ネズミ」が
思い浮かびますが(無関係という話も……)、
とにもかくにも、何かと今年は「ネズミ」が
カギとなる年であることだけは確かようです。