***** 子年の展望 No.30 *****
今回の新型コロナウイルスの発生に当たり、
「有効な対策」として提唱されているのが、
「マスク」「手洗い」「うがい」など、
通常の風邪やインフルエンザと同じ対策です。
マスクの着用とうがいの習慣に関しては、
専門家の間でも意見が分かれる様ですが、
何はともあれ一番大事なのが「手洗い」でして、
知らず知らずのうちに付着したウイルスを、
最も高い確率で除去できるのが、
この「水で洗う」という行為なのだと言います。
幸い日本と言う国は、
「飲料水レベルのきれいな水」を、
生活用水として使用できるほど
「水の豊かな国」でして、
一説にはこの「水洗い」の伝統こそが、
近年の疫病対策に効力を
発揮しているのではないかという話も……。
残念ながら、今回の「震源地」である
C国の水道事情は非常に悪く、
またトイレ後の手洗い習慣なども
ほぼないと聞きますから、
このようなパンデミックが起こるのも
致し方のないことなのかもしれません。
「水」と言えば思い浮かぶのが、
今年の干支「子」が司るキーワードですね。
そこで改めて、年頭に書いた
「子年の展望」に関する一連の記事を
読み直してみたところ、なかなかに
興味深い「合致」が散見されるのでした。