***** 子年の展望 No.15 *****
先月の14日夜から15日早朝にかけて、
諏訪大社下社春宮にて「筒粥神事」
と呼ばれる行事が行われました。
1、2、3月を中心に、全国各地で
執り行われる「粥占い」の中でも、
特に「的中率」が高いと評判なのが、
こちらの諏訪大社の粥占神事でございまして、
毎年この時期になりますと、
「今年の筒粥どうよ?」とネットのオカルト板が、
にわかに騒めき出すのが恒例?なのです。
ちなみに、筒粥神事(粥占・かゆうら)とは、
「窯で煮た米」や「竹筒に入れて煮た米」の様子から、
一年の吉凶(主に農産物の出来具合)を占うお祭りで、
非常に原始的なやり方であるにも関わらず、
その年に襲来する「台風」や「地震」
の規模を具体的に暗示するなど、
あなどれない的中率を誇っております。
基本的には、神事が行われる神社周辺の
「作物の収穫量」などが、窯から出てきた
「粥の数」などに出現すると言われておりますが、
諏訪大社レベルの神社で行われる神事に関しては、
その結果は地元だけに留まらず
全国的に影響を及ぼすという話も……。
そうなりますと気になるのが、
今年の諏訪大社の筒粥神事の結果ですよね。