8月2日(日)
梅雨明け最初の日曜日。昨年麓まで来ながら諸事情で見送った南八ヶ岳を、反時計回りで縦走してきました。
八ヶ岳は以前10月に赤岳に登ったのと、7月に高山植物を見に横岳に登ったとき以来3回目ですが、今回は初めて硫黄岳まで縦走することにしました。反時計回りの縦走にしたのは、ヤマレコで北沢から硫黄岳までのルートが長いことを知ったこと、以前赤岳に登ったとき、赤岳から横岳へ向かう斜面が急で、これを登りたくないと思ったからです。結果的には反時計回りにして正解でした。
普段は単独行がほとんどなのですが、今回は珍しく同行者が一緒です。若くて体力もある同行者には申し訳ないと思いつつ、初めて八ヶ岳に登る同行者の道案内のつもりで登りました。
・赤岳山荘~行者小屋
去年の台風で登山道が荒れ、ルートが付け替えられたとおぼしきところも多く、何回かルートを見失うことがありました。先行する6人組に頼りっぱなしでした(たまたま前後になった皆さんでしたが、彼らのおしゃべりも楽しませてもらいました)。
・行者小屋~赤岳
文三郎尾根のルートを採りました。2回目ですが実にきつかった!しかしコースタイムでは赤岳への分岐まで1時間かかりませんでした。
途中小休止のたびに後ろを振り返り、蓼科山や遠く雲間に見え隠れする北アルプスの山々を眺めました。南アルプスの山々も見えました。特に昨年の同じ日に登頂した甲斐駒ヶ岳が見えたのは感激でした。
赤岳への登りは、前回手袋なしで登って懲りたので、今回は忘れずに持参しました。山頂では残念ながらガスがかかって富士山は見えませんでした。つい30分くらい前までは見えていたそうなので残念でした。山頂は例によって混雑しており、写真を写して早々に下山しました。
・赤岳~横岳
ここでも後半は手袋を付けました。前回来たときは高山植物を見に来たわけですが、今回は時期が過ぎており、ウルップソウやチョウノスケソウの残骸ばかり。チシマギキョウは見頃でした。横岳の山頂も前回は誰もいなかったのに、今回は結構な数の人がいました。この辺りでは東側はすっかりガスがかかってしまいました。
・横岳~硫黄岳
横岳からは大同心が見えました。クライマーがいたのはびっくり。後で調べたらクライミングの名所だったのですね。硫黄岳山荘までは火山らしくざらざらと歩きにくい道。硫黄岳への登りは平たい石が積み重なり、これはこれで歩きにくい道でした。途中でとても珍しい白いチシマギキョウを見つけました。気がついた人はどれくらいいたことでしょうか?
・硫黄岳~赤岳鉱泉
硫黄岳は平たい石が敷き詰められた広い山頂です。こんな山頂はなかなかありません。快い風が吹き、北側の眺めの良いところで昼食にしました。一瞬雲が切れ、赤岳~阿弥陀岳が見えましたが、すぐに雲に隠れてしまい、そのまま見えなくなってしまいました。赤岳鉱泉への下りは単調ですが歩きやすく、コースタイムより大分早く下りることができました。
・赤岳鉱泉~赤岳山荘
赤岳鉱泉はたくさんの人で賑わっていました。若い人が多く、テントもたくさんありました。ここから林道終点(堰堤広場)までが意外と長く疲れました。また林道も思った以上に長く、疲れた足で登山靴で約30分林道を歩いたので、最後はかなりバテました。
3回目の八ヶ岳でしたが、後半は初めて歩くルートであり、また同行者もいたので、いつもと違った楽しさのある山行でした。同行者もいたく感激してくれ、連れてきて良かったと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/4b/0c484884ec11235c62e065ad857d51f9.jpg)
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梅雨明け最初の日曜日。昨年麓まで来ながら諸事情で見送った南八ヶ岳を、反時計回りで縦走してきました。
八ヶ岳は以前10月に赤岳に登ったのと、7月に高山植物を見に横岳に登ったとき以来3回目ですが、今回は初めて硫黄岳まで縦走することにしました。反時計回りの縦走にしたのは、ヤマレコで北沢から硫黄岳までのルートが長いことを知ったこと、以前赤岳に登ったとき、赤岳から横岳へ向かう斜面が急で、これを登りたくないと思ったからです。結果的には反時計回りにして正解でした。
普段は単独行がほとんどなのですが、今回は珍しく同行者が一緒です。若くて体力もある同行者には申し訳ないと思いつつ、初めて八ヶ岳に登る同行者の道案内のつもりで登りました。
・赤岳山荘~行者小屋
去年の台風で登山道が荒れ、ルートが付け替えられたとおぼしきところも多く、何回かルートを見失うことがありました。先行する6人組に頼りっぱなしでした(たまたま前後になった皆さんでしたが、彼らのおしゃべりも楽しませてもらいました)。
・行者小屋~赤岳
文三郎尾根のルートを採りました。2回目ですが実にきつかった!しかしコースタイムでは赤岳への分岐まで1時間かかりませんでした。
途中小休止のたびに後ろを振り返り、蓼科山や遠く雲間に見え隠れする北アルプスの山々を眺めました。南アルプスの山々も見えました。特に昨年の同じ日に登頂した甲斐駒ヶ岳が見えたのは感激でした。
赤岳への登りは、前回手袋なしで登って懲りたので、今回は忘れずに持参しました。山頂では残念ながらガスがかかって富士山は見えませんでした。つい30分くらい前までは見えていたそうなので残念でした。山頂は例によって混雑しており、写真を写して早々に下山しました。
・赤岳~横岳
ここでも後半は手袋を付けました。前回来たときは高山植物を見に来たわけですが、今回は時期が過ぎており、ウルップソウやチョウノスケソウの残骸ばかり。チシマギキョウは見頃でした。横岳の山頂も前回は誰もいなかったのに、今回は結構な数の人がいました。この辺りでは東側はすっかりガスがかかってしまいました。
・横岳~硫黄岳
横岳からは大同心が見えました。クライマーがいたのはびっくり。後で調べたらクライミングの名所だったのですね。硫黄岳山荘までは火山らしくざらざらと歩きにくい道。硫黄岳への登りは平たい石が積み重なり、これはこれで歩きにくい道でした。途中でとても珍しい白いチシマギキョウを見つけました。気がついた人はどれくらいいたことでしょうか?
・硫黄岳~赤岳鉱泉
硫黄岳は平たい石が敷き詰められた広い山頂です。こんな山頂はなかなかありません。快い風が吹き、北側の眺めの良いところで昼食にしました。一瞬雲が切れ、赤岳~阿弥陀岳が見えましたが、すぐに雲に隠れてしまい、そのまま見えなくなってしまいました。赤岳鉱泉への下りは単調ですが歩きやすく、コースタイムより大分早く下りることができました。
・赤岳鉱泉~赤岳山荘
赤岳鉱泉はたくさんの人で賑わっていました。若い人が多く、テントもたくさんありました。ここから林道終点(堰堤広場)までが意外と長く疲れました。また林道も思った以上に長く、疲れた足で登山靴で約30分林道を歩いたので、最後はかなりバテました。
3回目の八ヶ岳でしたが、後半は初めて歩くルートであり、また同行者もいたので、いつもと違った楽しさのある山行でした。同行者もいたく感激してくれ、連れてきて良かったと思いました。
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